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⑼『回想録という文字列』

⑼『回想録という文字列』



ただ、ひたすらに、書くことを終えれば、人生も終えるだろう。別に、こうやって書くことで、金銭を得ている訳ではないのだから、俺は、この文字列に沿って、俺なりに、俺の出来ることをするのみ、なのであって、然りである。



どうだろう、しかし、俺は再生するだろうか。今年は、新生し再生するという、そういった目標を持って、生きることで、回想録を書き進めている、或る種のそういった節もあるのであるからして、この文字列に、力を込めるのだ。



力を込めたって、どうなることでもない。ただ、書くことに、勢いは付くだろう、そうして、俺は、正体をまた、新たな正体へと、変容させるのであるが、その正体とはまさしく、執筆する小説の独白のことだろうとは、俺も薄々は感づいては居たのだ。

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