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⑸『回想録という文字列』
⑸『回想録という文字列』
㈠
文字列を見れば、回想録だとすぐわかる、理解できる、回想録であるが、ここまでよくやって来たと、思わざるを得ないのだ。流石に、疲れに疲れたのではある。何が疲れるかって、脳よりも、キーボードを打つ手だな。
㈡
文字列を打つことは、パソコンに関わる以上、どうしようもないことだが、書けるだけのことを、書いているのだから、何ら問題はないのだが、回想録は、様々なことを、俺に教えてくれたように思う。回想録に感謝である。
㈢
そうこうして居る間にも、文字列は、力を失って行き、視力減退の中、小説群に埋没するだろう俺は、この回想録という文字列を書き切ったら、取り敢えずは、『頭狂日記』に思いを託すのだ。出来るだけのことは、やったのである。