ギルドとバンパイアロードとリーリエ
「ちょっとゼクロスいつ働くのよ!!!」
オレの母親がそう言った
「うるせぇなぁデカイ声で怒んなよ」
「あんたねぇ今何歳だと思ってんのよ畑仕事ぐらい手伝ってよ」
「何で?」
「もういい出て行ってちょうだい」
と いうわけで追い出されたこれからどうやって食べていこうかしかし実の息子を追い出すとかどんな神経してるんだよあー見返してやりてぇ
「そうだ賢者になろう」
そう賢者だオレは子供の時には賢者に憧れていた親もオレが賢者になったら捨ててしまったことを後悔するだろうけど賢者ってどうやってなるんだろまあギルドで活躍したらそう呼ばれるようになるでしょ
というわけでギルドに来た受付の方に行き
受付が女の人だったので勇気を振り絞りそう言った
「あの~すいません冒険者ガード発行してください」
「いいですよ~」
「契約書ですここにお名前を書いてください」
受付嬢が紙とペンを差し出してそう言った
「はいどうぞ」
適当に名前を書き差し出した
「ゼクロスさん いい名前ですね」
微笑みながらそう言った
「ではここに手をかざして下さい」
「あ、はい」
オレは手をかざした
「終りました確認してよろしいでしょうか?」
「いいですよ」
「えーーー!!」
受付嬢が驚いた
「どうしましたか?」
「こ、これはすごいですよスゴすぎます10000年に一度の天才ですよ」
「ステータスすべてMAX スキルはMP自動回復 HP自動回復 獄炎魔法Lv10 洪水魔法Lv10 地震魔法Lv10 竜巻魔法Lv10 雷雨魔法Lv10 闇魔法Lv10 光魔法Lv10 領域魔法Lv10 回復魔法Lv10 言語理解Lv10 威嚇Lv10 料理スキルLv10 鑑定Lv10 気配感知Lv10 魔力感知Lv10 鑑定Lv10 裁縫スキルLv10 転移魔法Lv10 経験値獲得量アップです 」
驚いたした顔をした冒険者たちがこちらを見ている
「そこの兄ちゃんオレと組まねぇか?」
「私と組んでください」
次々とオレの回りに冒険者たちが集まって来た
だが正直オレは足手まといを連れていく気はないしかも命の保証はできない仮に死なしてしまったらオレはオレを責めるだろう
「悪いがオレは一人でやるよ」
「そんなぁ~」
冒険者たちは残念そうにそう言った
「んーどの依頼にしようかなぁ」
依頼板を前にしそう言った
こう言うのは聞いた方がいいのかな勇気を振り絞り
「あの~どうゆう依頼を受けた方がいいんでしょうか?」
受付嬢にそう聞いてみた
「ん~普通なら薬草採取からですけどゼクロスさんならいきなりバンパイアロードとかどうですか?」
「バンパイアロードってあのバンパイアの王?」
「そうです確かこの辺に依頼書が」
「あ!あった」
バンパイアロード討伐報酬30金貨
「30金貨!?」
30金貨という大金を聞き思わず声をあげた30金貨もあったら家が三軒買える値段だ
「受けますか?」
「は、はい」
オレは金額に目がくらみそう答えた
「さーてこの洞窟の中にバンパイアロードがいるのか」
「どんな強い敵がいるのかが楽しみだな」
「きゃあーーー」
女性の悲鳴が聞こえた
オレは転移魔法を使い奥へ向かった
「なんだぁ?貴様はぁ?」
バンパイアが音割れした声でそう言った
「あ、貴方は誰、ですか?」
女性がそう言った
「大丈夫ですよ助けに来ました」
「なんだ貴様はとオレは聞いているんだぁーー!!!!」
バンパイアが怒り狂っている
「うるさいなぁ」
オレはあきれたように言った
「黙れ人間如きがッ」
次の瞬間バンパイアがオレに攻撃をしてきたがオレは転移魔法を使いバンパイアロードの背後へと移動した
「フハハハ人間如きがオレに歯向かうからこうなる」
バンパイアロードが仕留めたとでも思っているのかそう言って笑っていた
「女ァこの僕と一緒に来てもらおうかぁ?魔王様からの命令だからなぁ」
「獄炎魔法」
オレはこの隙を逃すまいとバンパイアに向かって獄炎魔法を放った
「なっ殺したハズじゃ、、、」
「おい今から言う質問に答えろ」
「てっ死んだか」
いきなり来てあのバンパイアロードを一撃で倒すだなんて カッコいい私は心の中でそう思った
もう少し手加減をするべきだったまあ最大限手加減したんだけどなぁ
「お姉さん大丈夫かい?」
僕はフードを被った女性にそう声をかけた
「だ、大丈夫です」
「い、命を救って頂きありがとうございますしかもあのバンパイアロードを倒すだなんて」
「バンパイアロード?え、もしかして今のがバンパイアロードなのか?」
「はいあれはバンパイアロードですよ」
「も、もしかして普通のバンパイアだと思っていたんですか?」
もしかしても何もバンパイアロードが一撃とか期待外れ感がスゴい
「そうなんですかあれがバンパイアロードなんですねところでお名前をお聞きになっても」
「あ、はい命の恩人なので何でも答えますよ私の名前は」
「エンパ·リーリエです」
「いい名前ですね」
そうオレが言うと彼女は頬を赤らめた
「あ、ありがとうございます」
「ところで貴方の名前も聞いてよろしいでしょうか」
「僕の名前はゼクロスです」
いい名前ですねと彼女いやリーリエがそう言った
「あのエンパさん」
「リーリエでいいですよ」
「じゃあリーリエさんいやリーリエ何でフードを被っているんだ?」
「あ、これのことですか?これはですね母の形見で被っていると安心するんですよ」
「それはすいません、、、」
「いやいいんですよしかもこのバンパイアロードが母の仇なのでそれを貴方は倒してくれたんですから」
成る程だからリーリエはバンパイアロードがいる危ない洞窟に入って行ったのか納得がいった
「そうなんですね、、、」
「あのよければパーティーを組みませんか?」
僕はそう言ったこの子はまた無茶をしそうだ
「は、はい!ゼクロスさんがよければ」
「あのーそろそろギルドに帰りませんか?」
「いいですよ転移魔法で送りますよ」
「ありがとうございます」
ゼクロスが私の肩に触れてきて鼓動が早まったこれはいったい何だろう
「では転移しますね」
「は、はい!」
オレはギルドの受付に行った
「バンパイアロード討伐しました」
「さすがゼクロスさんです」
「おいおいあの新米バンパイアロード倒したってよ」
回りの冒険者がこちらを見てざわついていた
「君ゼクロス君って言ったかな?」
金髪の青年がそう言って来た
「はいそうです」
「君僕のパーティーに入らないかい?」
「何!?」
冒険者たちが驚いていた
受付嬢がオレにボソッと
「受けるべきですよ」
と言った
「こちらは勇者様です」
「勇者!?」
思わず声をあげた勇者と言ったらオレが目指す賢者と肩を並べる実力者だだが、、、
「悪いがそれは断る」
「なっ」
「もったいないですよゼクロスさん」
受付嬢の気持ちはありがたいがオレは群れたくない
「今君がしたことを後悔さしてやるこの勇者の僕に恥をかかせやがって」
な?人間なんてこんなものだろ?断っておいて良かった
「それに僕はもうパーティーを組んでいるので」
オレはリーリエの方を向いて言った
「ね?リーリエさん」
「は、はい!私とゼクロスさんはパーティーです!!!」
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