出会い
今回は前回に比べて長くなっていると思うので少し多めに読んで下さい(途中で読まなくても良いとは言わないスタイル)まだまだこの物語は続くのでどうぞ次作も読んで下さい
『ココは・・どこだ?』
目の前に広がるのは見たことのない町だった。
『もしかしてマジの異世界なのかイヤイヤそんなわけないじゃん!しっかりしろ俺
コレは夢だそうだ!夢だ。
コレが現実なわけ無いじゃん』
俺はその時少し喜んでいた。多分サークルの事をこっちだったら何も気にしなくていいと心の隅で思っていたのだろう。
『なぁーにひとりごと言ってんの君』
なんだろうこいつ猫耳?そいつの頭には猫耳が付いていて尻には尻尾がついていて赤いパーカーを着ている。・・・ニヤリいい事思いついた!
『もしかして君が噂に聞く痛い人!』
『ちっげーよ誰が痛い人だテメーこそ猫耳なんか付けて痛い人じゃねーか』
『な!失礼な私の猫耳は本物だ』
『嘘つけー周りの人たち猫耳なんてついてねーぞ』
『私は特別なんだ。聞いて驚け!私は亜人なんだどうだ驚いたか』
『まだそんな嘘をはぁー』
思わずため息が出てしまった
『う、嘘じゃないわい』
『なら触らせろ』
『え!』
何故か恥ずかしそうにしている?
『何だやっぱ飾りなのか』
『ち、違う』
『なら触らせてもいいだろ』
『わ、私は・・・・なんだ』
『何だ聞こえんぞ』
『私は耳が弱いんだーー!ハァハァ』
う、そうだったのかなんか悪いことしたな。
『そうだったのかすまん』
猫耳に触れると思ったんだけどな残念
『でも自分触るのは大丈夫だろ?』
『まぁ自分でやるなら大丈夫だが』
と言って自分の猫耳を引っ張ったが取れなかった
アクセサリーじゃなさそうだな。
本物って事はマジで異世界・・なのか
そいつが自分で猫耳を触っているのを見ていたら体が勝手に動いて思わず猫耳を触ってしまった。
『ハァーン』
その声を聞いてすぐ正気に戻り手をはなした。
『すみませーん』
『本当に反省しているのか!』
『してます。スッゴイしてます。』
土下座をしながら謝った
『ならその反省の証拠に私のサークル[ホワイトキャット]に入れ!』
『えっサークルあぁー。』
その瞬間クリエイターズの事を思い出した。
『あっもしかして他のサークルに入ってたそれならいいんだけど』
さっきまでの自信マンマンな姿は無くなり下を向いてションボリしていた。
『お前はサークルを本気でやろうと思ってるのか』
『も、もちろんだ』
その必死そうな顔に心が動かされた。
あと1回くらいいいよな。
『良しじゃあ入ってやるよホワイトキャットに』
『ハァー!ありがとうそしてホワイトキャットにようこそ!』
子供みたいに喜んでるまぁ喜んでるなら良いか
『そうえいやお前の名前聞いてなかったな』
『人に名前を訪ねる時は自分から言う物だよ。』
『ハイハイ俺の名前は佐藤優馬だ。』
『優馬か変わった名前だな。私はフリティーンだ。』
『俺からしたらお前の方が変わった名前だがまあいい。よろしくフリティーン。』
『ああよろしく!』
そして俺はホワイトキャットでゲームを作れると思ったんだけど
『はぁーー!?ホワイトキャットのメンバーって俺とお前だけマジか』
ああーだからあんなに必死だったのか。
『マジだ。ふふん!』
『偉そーにしてんじゃねーよ。』
『ちなみにフリティーンは何ができるんだ?』
『イラストができるぞ』
『ああーそこはちゃんとしたんだ』
『優馬は私をなんだと思っているんだ。』
『んーバカキャラ?』
『なっ!失礼な!ちなみに私のイラストはコンクールで何度も優勝しているのだからな!』
『そうゆう夢を見たのか?』
『本当だよ!なんで信じてくれないんだ!』
『でもそれならなおさらなんでだ』
『何が?』
『お前がサークルで1人だってことだよそんなに優勝してたらもっとサークルに人が集まってくるんじゃないか?』
『集まって来たわよ。だけど挨拶してくるたびに耳を触ってくるんだもん。』
ん?それなら俺も触ったぞなんで俺は大丈夫なんだ?まさか俺の事が好きになってるからとか・・ないか、ないな。
『なんで俺は大丈夫なんだ?』
『なにが?』
『ほら俺も触ったじゃん耳』
『ああーソレは・・アレよ!』
『なんだよアレって』
『アレはアレよわかりなさいよ』
『俺が好きだからとか?』
『な!ち、違うわよ!』
やっぱ違ったかちょっと期待したんだけどなぁ。まぁ薄々わかってたけど。
『そんな事より優馬は何ができるのよ。』
『プログラムだな。』
『ハァー使えないわね。優馬がシナリオだったらゲーム2人で作れたかもしれないのに。』
『どうゆう意味だ?』
『イラストとシナリオがあればプログラムなんて勉強すればできるでしょ』
『お前プログラムなめんなー』
俺はマジで怒った
『いくらイラストやシナリオが良くてもプログラムで時間内に組み込まないといけないんだぞ。』
『う、すまなかったわよ。謝るわ。』
『わかればいいんだ。』
何故かわかってくれて嬉しかった。
『とにかく最低でもシナリオを作れる人は入ってもらわないとね』
『ちなみにお前ゲーム作る部屋とかあるんだろうな。』
『当たり前でしょ。こっから5分くらいで着くから行く?』
『おう行く行く!』
一体どんな部屋なんだろう部屋の感じでやる気とか変わるし。
『・・・・・え』
『なによ早く入りなさいよ。』
いや入りなさいよって。
『これ部屋じゃなくて家じゃねーかしかも豪邸!』
『私の家の中にゲームを作る部屋があるのよ。』
ああ・・そうだよなこの家自体がゲームを作る為に作られたなんてないよな・・・・ん、今何て言った。
『フリティーン・・コレがお前の家!?』
こいつ何モン!
『そうよ私の名前はフリティーン・ホワイト!』
『フリティーン・ホワイト!そんなに凄いのか?』
『すごいって優馬アンタそんな事も知らないの?亜人で名前に色が入ってたらそれはこの周辺を支配しているって事なのよ!?』
『そうなのか。知らなかった。』
『そんなことも知らないなんてアンタ今までどこで住んでたの?』
『異世界って言えばいいのか?』
『あんた本当に頭おかしくなっちゃったの?』
『失礼な俺はマジだ。事実俺は日本の東京で生きていた高校生だ。』
まぁそんなこと言っても信じてもらえないかハァーまぁ仕方ないっちゃ仕方ないけど。
『面白い』
『は?!』
『面白いじゃない今回作るゲームの設定にするわよ。』
『信じてくれたのか?』
『はぁ!そんなわけないでしょ今もまだそう思ってるわよ。
『えっ!信じてくれないの?』
『当たり前でしょだいたいそんな話し信じろって言って はい信じます ってなるわけないでしょ・・でもいつか機会があればアンタが異世界から来たって証明してよ。』
『おう任せとけ!』
『とりあえずさっさと中に入りなさいよ』
『あっそうえいば外だった。』
改めて見てもデケーなー
『取り合図ココが優馬の部屋ね。それで私の部屋となりだから。』
『部屋まで借りちまって良いのか本当に!』
『良いわよ別に部屋なら余るほどあるからねそれにそこ1年くらい使ってないから。』
そして俺の部屋を見てみると
『うわキタナ!』
『ま!ただで借りられるんだから掃除くらい自分でやりなさい』
『あーやっとベットに入って寝れるーてっ!うわもう12時か。』
でも俺偉いこんなに時間かけて掃除した俺偉いおかげでチョーピッカピカだ。
『あーそうえいやフリティーンに異世界から来た証拠見せてって言われてたな。明日スカイツリーの写真でも見せてやるか。それにしても今日1日色々あったなー。
『ファーア』
流石に眠いな。寝るか。
読んでくれてありがとうございます良かったらコメントして言って下さい。
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