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魔法少女はおむつが必要だなんて聞いてません!  作者: 062
第1章「さくら、魔法少女になる」

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第5話「初出動!チーム・スプリング」

「おはようございます。さくらさん、よく眠れました?」


寮生活2日目。

洗面所で会ったあやめちゃんに声をかけられた。


「それがあんまり・・・。昨日、オススメしてくれた配信者の動画見てたら、2時だった・・・」


「あはは」と苦笑いして、歯ブラシを咥えるあやめちゃん。特質すべきは格好だろうか?上半身はTシャツでまだいい。実際には1つ年下なのに、私よりも年上に見える発育のいい胸部が透けているとしても、だ。下半身はおむつだけ。しかも、まだ交換していないのか、お知らせサインが出ている。


(やっぱり、魔法少女って、みんなおむつなんだ)


そんな事を思いながらこっそりとおむつを捨てる。当たり前のように、今日もやってしまった。私はまだおねしょして堂々としていられない。あやめちゃんみたいに慣れていくのだろうか?


その後、起きてきたワカバちゃんも加わって、3人で食堂で朝食を食べる。納豆にかけたお醤油の味がいつもと違って、なんだか家のご飯が無性に食べたくなった。


一度部屋に戻って、初登校。

と言っても、寮から渡り廊下で1本。登校時間は2分を切る。

そして、なんとクラスは3人だけ!ワカバちゃんとあやめちゃんだ。担任の先生、大島敦子先生はジャージ姿でセミロングの茶髪。少し寮母のムツミさんと系統が似てる。小麦色の肌でなんだか体育の女性教諭みたいだった。


ホームルーム的な会の後、校舎と寮の間の中庭みたいな場所に出る。3人ともホウキを持っているから、掃除をしてるみたいに見える。


「藤原さんが入って来たし、まずは飛行訓練ね」


大島先生が言う。


「飛行だけならホウキを使わずにできるけれど、私達の守備範囲は関東一円だから結構広いの。長距離の場合はホウキの方が速くて疲れないの。ちょうど自転車に乗る感覚に近いかな」


大島先生の説明を聞いている間にワカバちゃんとあやめちゃんは飛び立つ。ワカバちゃんがホウキにまたがって、あやめちゃんは横乗りでフワリと10mぐらい上にいる。正直、おむつが丸見えでこっちが少し恥ずかしい。


私も見よう見まねでホウキに座ってみる。


(あ、いける)


そんな感覚が身体で感じる。イメージするだけでホウキごとふわふわと浮いて行く。心の中で魔女のアニメ映画の序盤、旅立ちのシーンのあのBGMが流れる。


『引退魔法少女より入電!千葉県浦安市、京葉メッセ付近で魔力中毒事案発生!』


腕につけたテンペストが赤く発光し、音声が響いた。

そのまま、下にいる大島先生が叫ぶ。


「出動よ!チームスプリング、現場に向かいなさい」


「「「了解!」」」


なんの練習も無しに3人の声がピタリと重なった。


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