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魔法少女はおむつが必要だなんて聞いてません!  作者: 062
第3章「シークレット・ヘブン」

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第40話「私だけの魔法」

飛行訓練が終わり、予定最後の訓練になる。


「今日の最後だ。みんな好きなように『呪文』を唱えるといい。きっと『自分だけの魔法』が使えるはずだ。細かい分類なんかは明日の午前に座学で教える。まずは好きにしたらいい」


「カシコミ、カシコミ、モウス」


あげはちゃんが唱えると、あげはちゃんが白い狐に変化した。


「ほう、肉体変化とは珍しい。さすが祐徳稲荷神社の『隠し巫女』だけある。それで何ができるんだ?」

『やってみるわ』


確かに声は聞こえたが、口は動いていない。脳に直接届いて感じがする。


『空が飛べるわね、えい!』


そこに地面があるように空中を駆ける白い狐。急停止して火を吐く。


「実質的なダブルスキルだな。ひょっとしたらマルチスキルかも」


ムツミ教官がそんな事を言った。それを観た伊都子さんが何かを呟いた。


「・・・・・・」


ゾワっとした。誰かに見られている感覚に近い。


「うん。精神感応系だね。『イタコ』だけあるわ!」


ムツミ教官が予想通りといった感じで言う。


最後は私だ。


(私『だけ』の魔法。私って何ができるんだろう・・・)


固まったまま動かない私にイラついたのかあげはちゃんの白狐が火を吐く。


「わっ!」


咄嗟に出した手が炎を防ぐ。


「お!いいねぇ、あげは!もう1発、きっついのをよろしく!」


ムツミ教官があげはちゃんを唆す。


『OK!』


先程の倍はある炎が襲いかかる。


「『イージスの盾』!」


ガラスのような透明な壁ができる。炎はその壁で完全に防がれている。


「・・・・そんな!精神感応も防がれてる!」


伊都子ちゃんが今までで1番大きな声で言った。


「・・・・否、視点をずらせば!」

「『イージスの盾』!」

「・・・・む!」


前後左右上下に盾を作る。


「おお、盾役が欲しいと思っていたが、マジの盾を出すヤツだった!3人でバランスがいいな!」


まとめるようにムツミ教官が言った。


「残った時間は確実魔法の訓練に充てる事。明日は午前が座学、午後は実技で先輩との対戦形式だ。確実に負ける。なんたって相手は『チーム・スプリング』東京支部でNo.1のチームだ」


煽るようにムツミ教官が言う。




同じ頃。大阪府摂津市。


「「「はっくしゅん!」」」


全員が同じタイミングでくしゃみした。


「誰か噂してるね」


とワカバちゃんが言う。


「それよりそろそろ教えてよ。『頼み事』の中身」


あやめちゃんが痺れを切らしたように言った。

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