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メンタル最強男は、打たれ強さでも最強!

作者: 七瀬








俺の好きな女の子に152回告白した。でも、全て断られる。

俺が何故、その女の子に152回も告白したかと言うと?

俺の“マイエンジェル”だと想ったからだ!

たった152回フラれたぐらいで俺は彼女を諦めたりしない!

俺が最初に彼女に告白した言葉はこうだった。



『俺は君に一目惚れして好きになりました俺と付き合ってください!』

『えぇ!? ごめんなさい。』

『何で?』

『だって、初めて今日貴方と会ったばかりで付き合う事は考えられ

ないから、ごめんなさい。』

『じゃあー俺の事をもっと分かってもらえる為に俺は頑張る!』

『えぇ!?』

『じゃあーまたね!』

『・・・・・・』





これが、俺が彼女に初めて【告白】した言葉だった。

あれから、俺はことごとく彼女にフラれ続ける。

それでも、俺は彼女を諦めるという考えには一度もならなかった。

俺の【マイエンジェル】は彼女だけだ。

彼女の名前は、一澤リミ 21歳 芸術大学に通っている。

彼女の独特な個性に俺は虜になった。

俺が初めて彼女を見た時、彼女はセミのカラを手で摘んでいるところで

俺は彼女に“キュン”とする。

こんな女の子も、世の中にいるんだとその時思ったからだ。

普通の女の子は、セミのカラを摘まんだりしない。

怖がるか? 気持ち悪いと思うか。

でも、彼女はセミのカラを掴んだんだ!

それを見た俺は、彼女と結ばれる事しか考えられなくなった。






・・・そして、俺は彼女に猛アタックを始める。

でも、彼女の周りの仲が良い人達には俺は完全に嫌われた。



『お前かッ! リミに付き纏ってる男は!? 気持ち悪いんだよ!

警察に訴えるぞ!』

『これって? “ストーカー”だよね? もうやめなよ!』 

『リミが迷惑がってんだよ! もう付き纏うな!』

『リミの事が本当に好きなら、諦めるのも一つなんじゃないか?』

『次、リミの周りでお前を見たら? オレは何をするか分からないぞ!』

『リミの気持ちも考えなよ』

『リミは、アンタを怖がってんだよ!』

『・・・本気でリミの事がすきなの?』





・・・でも直接、彼女から俺に何か言ってくる事はなかった。

彼女の仲のいい友達や家族からは俺は嫌われる。

心無い言葉が、俺の心に突き刺さったが、俺は最強のメンタルの持ち主!

これぐらいじゃ、“彼女を諦める理由にはならない!”

俺は必ず! 彼女の心を俺に振り向かせる事が出来ると信じている!





・・・そして152回以上、彼女に告白してフラれる事が次々に

更新していく。

俺は、後何度? 彼女にフラれ続けば彼女と付き合えるのかな?

そんな事を、ふと思う時もある。

でも、やっぱり俺は彼女を諦めきれない!

俺にとって彼女は、マイエンジェル!

俺が彼女を幸せにしないで、誰が彼女を幸せにするんだ!

俺は今日も、彼女に告白した。



『頼む、俺と、、、。』

『ごめん、無理!』

『・・・・・・』




既に、彼女への告白は? 1000回を超していた。

それでも、俺は君を諦める事はしないよ!




最後までお読みいただきありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
[一言] んんんんんん(^^; 愛されているのか執着されているのか 判断つかないですが 実際にその場に立たされたら 100mくらいダッシュして引いてしまいそうです。
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