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お守りに触れて  作者: 風奈
2/2

下校

僕は彼女を知っている。

ただ、どこで会ったか

いつ会ったのか会話したのかすら覚えていない


五十音順の自己紹介が終わった後も

ずっと心が引っかかっていた。


彼女はなにをしていた?


〜下校時

生徒の下校時、教師が門扉や学校近くの一時停止の場所に立って見回りをするのが当たり前だった。


みんなそれぞれ家の方向へと自転車を走らす。


近くに線路も通っていない学校。

ほとんどがこの辺りの家の子か

1番近くの駅まで自転車で登校している。


そろそろ生徒もいなくなる頃

彼女は歩いて下校していた。


長い髪を淡い桃色のストールが巻き込んでいる。


つい

「歩きなのか?」と声をかけてしまう


長いまつ毛がこちらを向くのが見えた。


「すぐそこだから。」


さよなら

そういうとスタスタと歩いていってしまった。

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