超操縦メカ MG 〜人形軍団〜
そんなワケで筆者はこのゲームを正しく評価できないんだけど、最終決戦に勝てなかったとしても満足度は保証します。独特のロボット操作は慣れれば結構楽しいし、何よりストーリーがいい。そのままアニメ化してもいいくらいのデキ。キャラクターも豊富で魅力的です。そしてなにより、ロボットがカッコいい!
本作ではタイトルにあるとおり、マリオネーションギアと呼称されますが、どれも勇者シリーズのスーパー系デザインです。車や猛獣に変形できる機体や、昆虫型にもロマンがあります。忍者っぽいロボットはなんと蛙に変形し火を吐きます。もちろん、人型じゃないロボットも多数あり、どれも凝ったデザインなのです。
これらのロボットをコンプするだけでも意欲が湧きます。初期のロボットは弱いのでストーリーが進めば主力の座から降りますが、フリーバトルは難易度設定可なので、こだわりがあれば使い続けることもできます。
攻撃パターンも凝ってます。剣を装備する機体は切っ先に岩や家を突き刺し、それを敵にぶつける、なんてこともできます。他にも銃やブーメラン等の飛び道具は鉄板です。ただ、強力な武器ほど操作は複雑、オーバーヒートしやすい、という傾向はあるのですが。
その操作性なだけに、ロボットの動き自体も鈍重です。方向転換だけでもズシンズシンと動くので、結構時間がかかります。ブリキのおもちゃをリモコンで動かしてる感じでしょうか。その遅さのお陰で筆者のようなヘタクソでもそこそこ戦えるんですけどね。でも、車モードの時は文字通りハンドルをペンでぐるぐる回して進路を変えるので、結構忙しいかな。加、減速もレバーだし。
そのあたりのもどかしさもあまり苦にはなりません。本作はそういうゲームですから。操作が面倒で、ロボットのぎこちない動きもゲームの一部なのです。
まあ、その弱点も最終決戦で露呈することになるんですけどね。ラスボスの人形神は動きが早く、テレポートまで出来るので簡単に間合いを詰められます。本作の基本戦術、オーバーヒートしそうになったら車や列車に変型して間合いを取り、その隙に回復、という戦術が効かないのです。ちなみに車モードでの走行中は温度が下がらないので、ロボットに変形し直して逃げる必要に迫られるわけです。




