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ネタバレ多め
色々とあります。ご注意ください
《――――データ復元中...データ復元中...》
《――――データ復元完了...》
龍堂 柏(りゅうどう はく)
:元の設定
龍堂 柏
性別 女性
年齢 12歳
好きなもの 温かい料理・猫や犬などの小動物
嫌いなもの 冷めた料理・白衣を着た人
特技 一度見たものの模倣
性格 人見知り・冷静
因子 ビャッコ
検体番号 7291
解説
・親は不明。物心のつく前から研究施設にいた。
最初の内は白衣の者たちが行うことはそれが普通なのだと思っていたが、ある日新しく世話係としてやってきた女性によって一般的な知識などを得るに至り、自分のされていることが通常ではないことを知る。
そのあたりから白衣を着た人物というだけで苦手意識を持ち、例外であるのはその女性だけだった。
冒頭に彼女がいた場所はその女性が危険が起こったと判断したうえで、彼女を隠した。その後、その女性がどうなったかは不明。
そこからは桐峰に連れられ、日常的な暮らしを送ることになる。その際には家事全般や、基本的な体術を自らの意志で学ぶ。
自らがどういった存在なのかは理解していないが、彼女の身体能力は同年代の少年少女では歯が立たず、特殊な環境下におかれている者でなければ、大人よりも優れている。
性格的には大人しく、優しい。物腰もやわらかく、無駄な争いなどは起こさないタイプ。
桐峰にしてもらったことを、他の自分と境遇の似た子たちにもしてあげるのは義務だという側面を持ち、少々考えが大人びているが、特に貧しい子供には優しくする。
瞬発力に優れている反面、持久力や耐久力が低く、ヒット&アウェイの戦い方が彼女のスタイルとなっている。
戦闘訓練自体は研究所にいたころから同じ子供たちと戦わされていたため、白兵戦においては熟練している。
感情が怒りの方面に振り切れると、彼女の血に埋め込まれている因子が覚醒し、暴走する。狂暴性を増し、攻撃一辺倒の我が身を振り返らない。
力を完全に制御下に置くことが出来ず、完全覚醒させれば意識を保つことは出来ない。
覚醒状態になるとその覚醒度によって髪に黒の横縞が浮き上がり、瞳の色は琥珀から蒼へと変貌する。
彼女が制御下における覚醒度は全体の二割から三割程。意識を保つことが出来るが身体の制御が利かなくなるのは四割から八割まで。意識の無い状態は九割から十割。
まだ若いということもあり、精神面では未熟ではあるが、同年代の中ではお姉さん染みた扱いであり、扱われるようにしている。
元の設定2:
・龍堂 柏
性別 女性
年齢 15
身長 148
体重 30
性格 冷静
好きなもの 温かいもの
嫌いなもの 冷たいもの
利き手 右
髪の色 白
眼の色 琥珀
特技 マネ
戦闘スタイル 徒手空拳
因子 ビャッコ
検体番号 7291
・ビャッコ状態
性格 直情的
髪の色 白に黒の横縞
眼の色 蒼
補足 体力を除いた運動能力が上昇した状態。長期戦に弱い。
また、覚醒の度合いによって非常に思考が短絡的となり、攻撃的かつ直情的に、本能を優先とした行動をとるようになる。
小細工なしの戦いであればその優れた瞬発力と膂力で圧倒できるが、搦め手だったり、相手の攻撃を利用した攻撃といったものにはとことん弱い。
コメント:上記の情報を元にして話は進められましたが、そのままの設定で進行すると主人公としては所々で不備が生じました。そのために一部一部だけは設定を使っています。通常時での戦闘で色々な道具や武器を使うのは器用貧乏さの表れであり、自分の身体能力よりも武器に頼っているという考えもできますし、選択肢を広げるためなどにもいえます。
裏話としてあげますと、基礎となった遺伝子は黒椿椛。そのために見た目が似ており、その影響でクレハは情緒不安定になったりします。
龍堂 桐峰|(りゅうどう 桐峰)
:元の設定
龍堂 桐峰
性別 男性
年齢 18歳
好きなもの
嫌いなもの
特技 家事全般・
性格 温和・
因子 リュウ
:元の設定2
・龍堂 桐峰
性別 男性
年齢 23
身長 172
体重 65
性格 温和
好きなもの 平和
嫌いなもの 無意味な暴力
利き手 両
髪の色 黒
眼の色 黒
特技 家事全般
戦闘スタイル ナイフ及び銃
因子 ???
検体番号 ???
コメント:主人公に対してほとんど設定が固まっていない……というよりは主人公だけ設定を作っている状態という……。
一応性格の部分では温和とあるように、口調や態度というのは優しいお兄さんという感じ。けど考えようによってはお父さんかもしれない。とにかく作中では最強の一言。どっかの戦闘民族みたいに何度も死んでいるのでまぁ大変。リョーカ・ブルーノの【龍鱗】の上位互換ともいえるものを持っている上に、全身の所々には風を発生させて操るための器官が身についています。
本編中でもありましたが複数の死と生を繰り返したことによって記憶喪失になっており、しばらくの間は【対因子部隊】が作られる前の部隊に所属。その後に記憶をある程度取り戻し、彼自身の復讐が始まる……という経緯からある時西の研究所を壊滅させた際に女性の頼みによって柏を保護する流れ。この直前までは大分性格は荒んでいる。ある意味では彼を元に戻したのは柏のおかげである。
紅叉伽 朱里
元の設定:
紅叉伽 朱里
性別 女性
年齢 10歳(見た目)
好きなもの 花火・
嫌いなもの 水・
特技
性格 純粋素直・
因子 スザク
検体番号 8178
元の設定2:
・紅叉伽 朱里
性別 女性
年齢 24(見た目10)
身長 131
体重 25
性格 陰湿
好きなもの 炎
嫌いなもの 水 利用する者
利き手 左
髪の色 朱色
眼の色 橙色
特技 演技
戦闘スタイル 無し
因子 スザク
検体番号 0021
・スザク状態
髪の色 朱色に紅・橙・赤が入り混じったもの
眼の色 真紅
補足 自己再生能力に優れている。身体能力は上昇しないため戦闘向きではない。
死に瀕するレベルの傷も再生し、体力に関しては尽きることは無い。
その弊害か、通常の状態でも自然治癒力は高く、加えて肉体の成長は著しく遅い。
コメント:偽名であり、見かけ上のもの。つまるところはクレハ。最初の流れにおいては味方として近づき、その後後述するクロとの戦闘後に姿を消し、次に会ったときには敵という役目でした。当初は見た目=精神年齢というもので、幼い状態のときは本当に味方という形でした。そしてクロとの戦いに巻き込まれて怪我をし、それが【朱雀】としての能力が発現、傷の回復と共に成長することで記憶を取り戻して柏たちから姿を消す……というものでした。(なお実際には……)
ある意味では唯一『Drifter』からの出演になる。前作のネタバレも含むが、黒椿椛という少女の裏人格として出現するのがクレハ。椛という名前の変換が紅葉となり、それを別の読み方をしてクレハとなった。このクレハが黒椿椛における本来の人格なのだが、自身が表に向いていないというのを自覚しており、そのために対外的な性格として椛が生まれた。そのためか椛には生まれる前の記憶がほとんどない。
黒椿椛という少女が完全に人間としての自立をするために自身の人格を別の肉体に移し、椛を裏の世界から切り離した。その条件として様々なことをすることになるのだが、それは別のお話。ともかく、彼女にとって黒椿椛という存在は自身の半身であり、妹のようなものであり、最も大切にしたい存在だった。それを利用されたことは彼女にとっては屈辱であり自身の不甲斐無さの現れであり、情緒が不安定になるのも仕方が無いものだった。そのために初対面で彼女たちに出くわせば可愛さ余って憎さ百倍なんてものではなく、絶対に殺してやるレベルの怒りになるのは仕方が無いものだった。
さらに裏としては、本作品におけるラスボスの男の遺伝子を用いて作られたクローンが黒椿椛、その遺伝子のコピーがクレハで、そこに色々混ぜて生まれたのが紅叉伽朱里という肉体である。ややこしいが、彼女は彼女の肉体であり、遺伝子が一番大切であり、一番消したいものである。
朱里の肉体からはコハルという少女になる。木に春と書いて木春と読む。素体は一部にクレハの遺伝子を用いているが、それ以外は異世界で得たエルフの友人の遺伝子を用いている。これによって彼女は大分自分という存在から遠ざかり、意識や性格こそクレハのままであるが、ほとんど生まれ変わったようなものとなり、思考も所々が変化した。そのおかげで後半柏たちの手助けをすることもしたという考えにもなる。
金剛 玄
元の設定:
金剛 玄
性別 男性
年齢 13歳
好きなもの 綺麗な水・
嫌いなもの 汚水・
特技 どこでも寝れる・
性格 マイペース・天然・
因子 ゲンブ
検体番号 5133
元の設定2:
・金剛 玄
性別 男性
年齢 14
身長 155
体重 46
性格 マイペース
好きなもの 昼寝
嫌いなもの 騒がしいもの
利き手 右
髪の色 黒に近い深緑
眼の色 茶
特技 睡眠
戦闘スタイル その身を活かした単調な殴る蹴る
因子 ゲンブ
検体番号 8133
・ゲンブ状態
髪の色 深緑
眼の色 黄土
補足 主に耐久性に比重を置いて身体能力が上昇する。
瞬発性が極端に無いが、それを余り補うほどに膂力と耐久力が優れている。
見た目は遅い一撃であってもその一撃が放たれれば簡単に人体を吹き飛ばすのは容易であり、また下手な打撃は身体が寄せ付けない。
甲鱗という薄い膜を身体の表層部の任意の場所に張ることが出来、甲鱗に覆われた部位は如何様な攻撃も通さない。その分集中力を必要とする。
コメント:柏の最初の敵であり、最初の仲間とも言える少年。彼女が【因子保持者】として目覚めたのも彼がいなければ出来なかったでしょう。ありがとう! というのは置いといて。使用された?部分は主に平時においては面倒くさがりだったりどこかしかで眠りたがったりというものぐらいでしょうか。とはいえ残念ながらこの作品において平時は基本的に移動していたり、緊急時には戦っていたりと彼のそういった部分はほとんど表現されませんでした。加えて、能力ともいえる【甲鱗】に関しては尋常じゃないほどに肉体を硬質化させるという単純極まりないものであり、戦闘スタイルもそれに合わせた肉体面を押し出すという戦いがほとんどでした。だというのにそれよりも柔軟性がある【龍鱗】が表れるって……もしかしたら一番不憫な主要キャラかもしれませんね。
では裏話。基礎遺伝子は柏木悼也 (かしわぎとうや)。遺伝子元である彼の性格が影響したためにクロは昼寝好きや面倒くさがりになったのかもしれない。とはいえ彼に比べれば遥かに良く喋る。クロの自然治癒能力の高さは悼也の特異体質であり、その発見は本当に偶然の偶然である。ある意味では彼の体質が見付からなければクロはもちろん柏やリョーたちはどこかで死んでいた可能性があるぐらいには重要だったりする。
ラグナス
元の設定:
・ラグナス
性別 男性?
年齢 100?
身長 151
体重 44
性格 道化
好きなもの 観察
嫌いなもの 束縛
利き手 左右
髪の色 金
眼の色 蒼
特技 合気
戦闘スタイル 鉄扇を用いたカウンター主体
備考 ラグナスは偽名。というより作り名。自らを金竜と名乗る。本物の竜。
竜の中では変わり種らしく、百歳もまた竜としてはまだまだ若い部類。
人間の状態では竜鱗を自動で展開し、数多の攻撃も寄せ付けない。歳を重ねるごとにその強固さは増していく。
若い部類である彼は部分的な竜化や羽のみなどの展開を行えず、全身を竜化することしかできない。
金竜は竜族の中でも頂点に君臨し、その強さは幼いながらも他種族の竜の大人でさえ苦戦する。
コメント:途中でチラッと出てきた少年。とはいえ上述した設定からほとんど変わっていない。作中では唯一の非人間であり、異世界からフラッとやってきたという具合。柏の成長を促す役目です。
ここまでは事前にある程度までは設定があったキャラたちです。実際、物凄く少ない。どころか主要人物の一人か二人ぐらいがいないのが設定の甘さを引き立たせている。
ケヴィン
コメント:はっきり言って便利キャラ。あらゆる状況で手助けしてくれる存在だった。本人は否定しているが実質的なアレ。便利キャラということで様々なアイテムや情報をくれる人だった。一応付け加えるならば細かな設定こそ後付であるが最初から出てくる予定ではあった。
リョーカ・ブルーノ
コメント:実は即席で生まれたキャラだった。本来の設定では男であり、敵。しかも仲間にならない系の。攻撃方法は自分の周囲で生成した水を撃つというもので、【龍鱗】も存在していた。ある意味ではクロの天敵となる存在。【セイリュウ】の因子である。
ただ直前で方向転換し、彼女が生まれた。即席なためにキャラ=基礎遺伝子に近くなる。基礎遺伝子は八薙椋 (やなぎりょう)で、名前もそれと青い龍を組み合わせてリョーカ・ブルーノといった感じになった。
便利キャラその2な存在。実際、桐峰を除いては作中で2番目に強い。ただし戦闘中で本気を出す場面は意外と少なく、今回は二回だけ。クレハのときに負けたのも油断が祟ったものだった。
基礎遺伝子である八薙椋の性格や強さは大きく出ており、間延びした口調や、彼女の無二の親友である黒椿椛の遺伝子を基礎としている柏には無条件で親愛と信頼を抱いている。
青龍の能力として求められたのが水系の何がしかと【リュウ】の何かということから、【水を操る】能力と【龍鱗】が開発された。
シャルロッテ・レイニーレイク
コメント:金髪碧眼であるが実際のところ日系人。本名、佐々理雨湖 (ささりあめこ)をもじってあのような偽名となった。
東の研究所の唯一の研究員かつ室長であり、一人で【セイリュウ】を生み出した彼女は実際有能である。ただ、それは事前にノウハウがあったからである。つまりは西の研究所で働いていた経緯があるから。柏を桐峰に託したのも彼女である。あの研究所では唯一の生き残りということでその後は東の研究所に所属した。本来は共として研究員や【対因子部隊】が来るはずであったが研究の邪魔になるということで拒否、その代わりとして一人での【セイリュウ】を生み出すことを条件にされたが見事に達成したということだった。ちなみに【セイリュウ】のレポートは所々に捏造が施されていたり彼女流の暗号が掛けられている為に正しく読み解けたものは一人を除いておらず、その一人も指摘しなかったために本来の性能よりも低く見積もられている。
【霊亀】(レキ)
コメント:因子は【霊亀】であり、最後の最後に出てきた『四瑞計画』というものから生まれた少女。いわゆる【玄武】の後継体でその能力が勝っている。耐久性や膂力は非常に高い。『四瑞』の中では唯一の紅一点。能力としては【氷造】、名のとおり自身の想像力で氷を生み出し武器にしたり防具にしたりと汎用性はそれなりに高い。とはいえ本人の特性というべきなのか、自分の力で【氷造】をすると鈍器になるという欠点がある。曰く、細かいのは苦手とのこと。
クロとリョーに負けた際に腕を一本持ってかれるのだが、本作ではそれが巡り巡ってクロの切り落とされた腕が自分の腕に移植され、自分の腕はクロに移植される。その影響なのかはわからないし、もしかしたらその前からか、自分よりも明らかに劣っているはずの相手に負けたからなのか、リョーではなくクロに対して一種の崇拝に近い恋慕の感情を抱いている。ちなみに、クロとレキの遺伝子レベルは大体70~80%であり、リョーとレキは50~70%となっている。ほぼ性別が違うだけの同一人物の筈なのだが……ちなみに桐峰を除いた全ての【因子保持者】の遺伝子内には最低でも1%は柏木悼也の遺伝子が組み込まれておりそのためにクロとリョーでも被っている遺伝子はある。そんな感じでほぼ兄や姉に近いために彼女は二人をお兄さま、お姉さまと呼称している。
没キャラ
・青崎 閃哉
性別 男性
年齢 19
身長 181
体重 67
性格 奔放
好きなもの 楽しいこと
嫌いなもの 退屈
利き手 左
髪の色 青
眼の色 緑
特技 楽しいこと探し
戦闘スタイル 気圧砲撃
因子 セイリュウ
検体番号 0328
・セイリュウ状態
髪の色 深い青
眼の色 赤
補足 平均的な身体能力の上昇。
全てにバランスがよく、さらには特殊な技による空気を圧縮した砲弾が放てる。因子の中でも遠距離攻撃が出来る数少ない因子結合者。また、空気の弾は貫通力がない代わりに衝撃力が高く、また不可視である。
ただ連続で放つことは不可能なようで、少々のタメが必要となる。
砲弾の射程は五十メートルから身辺の周囲一メートルまで。大きさは手の平サイズから半径三メートルの球体。大きいほど距離は延び、時間もかかる。
コメント:本編では彼が【セイリュウ】という役割でした。結局は直前にお蔵入りに……。
キャラ部分は随時増やします。一先ずは、という感じで。
本編はこれにて本当に終了です。
ありがとうございました。