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第10話 解体所

更新まで間が空き申し訳ありませんでした。


 ゲームを起動して視界が暗転、次に見たのは最後にログアウトした宿屋の天井であった。


「知ってる天井…か?」


 よくわからない呟きを漏らしてベッドから降りる。


 寝るときに防具と武器は外していたので、再度装備し直す。


 今回はアクセサリーに銀狼の契約指輪を装備する。


 効果はあの狼を召喚できるという事だが、戦闘で呼び出すにしても今日やる予定を予め決めておこう。


 仕事柄タスク管理は日課となりつつあるので手慣れたものだ。


 大抵はリアルのスケジュールで休日は部屋の掃除や買い物などある意味ルーチンワークをこなしているだけの悲しいタスク管理だが、このゲームは始めたばかりなので考えれば考えるだけやりたい事が増えていく。ついでに画面の表示もいじれるみたいなので自分好みにカスタムしてみる。


 時間も遅いのでそこまで長い時間インできないのがつらいが、とりあえずこないだ仕留めたモンスターを解体所まで運んで行こう。


 その後は手持ちで手に入れたアイテムを使って調合や鍛冶の類に手を出してみたい。


「とりあえず第一目標は解体所で決定と」


 確か冒険者ギルドの裏手に隣接しているって話だったよな?


 冒険者ギルドまでの道中、街の人の反応をみると、ひそひそとこちらを見ながら話しているNPCはいるものの、あの最初の時の様な敵意の籠ったまなざしは感じられない。


 噂は広まっているが、確証がないといった感じの目つきだ。


「なぁ、あんた」


 冒険者ギルドへ向かう途中、一人の男が声をかけてきた。


 鑑定をしてみると『ギルバード』という名前のNPCだという事が解った。


「何か用か?」


 別に敵意を持って接してきているわけではないらしくこちらも相応の対応で返してみる。


 無理に意気込んでみたり、逆に下手に出ると相手が警戒すると考えたからだ。


 営業マンとしてゲームの売り込みに行った時を思い出すな。


「ああ、悪い。俺はギルバード。こないだの噴水広場の戦闘を見ていた人の一人さ。あの時のことで確かめたい事があってな」


 いきなり話しかけた事を詫びて名前を名乗る。NPCとは思えないほど会話アルゴリズムがしっかりしている。


 ここら辺がこのゲームが売上1位を独占している理由なのだろうな。


「俺はサキト。あの噴水広場の戦闘の件なら俺で答られる範囲で良いなら答えよう」


 とはいっても、こちらとしては女性を助けるために割って入っただけなのだが……、下心も多少はあったかもしれないが。


「まぁ、俺たち住民としては街中で騒ぎを起こしてもらいたくないんだ。この街で暮らす皆がそういう気持ちなんだ。あんた達よそから来た人にはわからないかもしれないが、ああいった騒ぎが昔はたくさんあってね。実は街ぐるみであんたを。そしてあんた達を追い出そうという考えの人達が動こうとしている。そういった話が出てきてるんだ」


 閉鎖された場所だからこそそう言った思考が生まれるのだろうが、俺達と言う事はあの他のプレイヤーも込みなのだろうか?それともこの街で活動している全てのプレイヤーか?


「だから、だから教えてほしいんだ。あんたの本心を。なぜあの女性を助けたのかを」


 俺はこのゲームを第2の人生だと言っていた理由を改めて実感した。


 このゲームは生きている。


 このゲームの世界に初めて降り立った昨日。草木の動き風の音、大気の匂い、五感すべてがこの世界が現実なのだと誤認させる。


 そしてNPCの一挙手一投足に、喋る会話に感動した。


 このNPCだってイベントではないのだ。


 自分で考え行動している高度なAIを搭載されている。


 俺のログインしていない間に進んだ時間でどれだけ話が広まったのかは分からないが、少なくともこのギルバードはあの日の真実を知りたがっている。


 ただの1NPCではなくこの世界に生きる住人として、あの日あの時の真実を本人から聞きたいとやって来たのだ。


 ゆえに俺は最初から全てを話した。


 包み隠さずあの日起こった全てを脚色なしで吐露した。


 この世界で生きる一人の人間として義理は通さなければならないと感じたのだ。


 話を終えた後、ギルバードは頭を下げた。


「ありがとう。あんたの口から真実が聞けて正直ほっとした。知っての通りこの世界の住人はあんた達みたいな外から来た人たち『稀人』を受け入れている。だけどそれは本心からじゃない。国の方針に逆らえないでいる民も多いんだ。それにあんた達が金に物を言わせて食料や薬を買いあさっていくせいで苦しんでいる者たちもいる。覚えていてほしいんだ。あんた達と同じように俺たちも生きている。そこになんの違いもないんだって…」


 ギルバードは最後にもう一度頭を下げて去っていった。


 そしてギルバードが視界から消えた後、画面にクエストクリアの表示が現れた。


『街の住人の話を聞こう』 クリア!

街の人があなたに対して話をしたがっている。住人の話を聞いて自分でできる事をしてみよう。

 報酬:住人の信頼度+5 スキルポイント+3


『街の問題を解決しよう』 NEW!

1.街で食糧が足りなくて困っているらしい。食料品を取り扱っている店に行って話を聞いてみよう。


2.街で薬が足りなくなっているらしい。薬を扱っている店に行って話を聞いてみよう。



 クリアしたクエストはクエストの終わりに『クリア』の表示を、新規クエストには『NEW』の表示が出るようにしてみた。確認後は表示は消えてしまうが未消化のクエストは一覧からいつでも参照できる。


 新規クエストの食糧に関連しているかは分からないが、これから向かう解体所で話を聞いてみる事にしよう。




 冒険者ギルドの前まで行くと、俺と同じで午前様のプレイヤーがインしているのか夜更かし組のプレイヤーなのか解らないが、いくつかのプレイヤーがチームを組んで談笑している。


 それを横目に冒険者ギルドの裏手に回り込むと微かに昨日嗅ぎ慣れた鉄の匂いが鼻につく。


 倉庫のような巨大な扉に人用なのだろう普通の扉、その普通の扉の横に『解体所冒険者支部』と銘がうたれた看板がかけられている。


「失礼する」


 扉が閉まっていたので一応礼儀としてノックしてから扉をあける。


 中から聞こえてきたのは怒声と悲鳴であった。


「おうぅいぃ!新入り!いつまで血にビビってんだ!そんなんじゃ解体所の職員としてやっていけねぇぞ!」


「無理ですよぉ~。血がドバドバ出てるじゃないですかぁ~!生臭いし気持ち悪いし生温かいし臭いし気持ち悪いですよ~!」


 片や筋骨隆々なおっさんの声。片や半ベソで隅で震えている赤髪をポニーテールでまとめている女性の声だ。


 もちろん怒鳴っているのがおっさんで語尾が延びている方が女性だ。


「あぁ~!御客さんですよぉ~!久々の解体のお仕事ですよぉ~おやかた~!」


 こちらに気付いた半ベソの女性は、逃げる口実ができたとばかりにこちらへ走り寄ってくる。


 親方と呼ばれていたおっさんもこちらに気づいて鼻を鳴らしながら近づいてくる。


「『稀人』の解体依頼なんざ久しぶりだな。こないだまでは割かし多かったのに最近は見なくなっちまったからな」


 昨日の神様会議とかいうアプデの事だろうか?


 ゲーム時間の方が進むのが早いので数日?経っているのか。


 レアな素材を取る時だけ解体のオート化をオフにしているプレイヤーが多いため、一度切ったら戻せない仕様に変わったはずだ。


「初めましてぇ、私は解体所のリンナと申します~。今回はなんのモンスターの解体ですかぁ?」


 接客には向いていそうな間延びした笑顔に手持ちのモンスター全ての解体を依頼する。


「それじゃぁそこの床に並べてください。数と大きさで御値段が変わりますし、買い取りと引き取りとでも御値段が変わりますからぁ」


 指定された場所に、モンスター保存用のインベントリから昨日狩ったモンスターを並べ始める。


 ゴブリンに草原狼、たまたま見つけた草原兎と種類別に並べ始める。


 最初こそニコニコ顔でこちらを見ていたリンナだが、こちらが取りだしたモンスターの数が20を超える頃に慌ててストップをかけてきた。


「ちょっとそこで止めてください~!あと何体くらいありますかぁ?」


 リンナの言葉に後10体全て草原狼と答えると、リンナは涙目で親方の方へ視線を向ける。


「おう若いの。お前さん名前は?」


 親方にサキトと答えると親方も自己紹介を含めて提案を出してきた。


「俺はザックという。さすがにその量だと解体に時間がかかるし、何よりゴブリンは素材になる所がほとんどない。せいぜいすりつぶして畑の肥料にできるぐらいのもんだ。今度からはゴブリンよりも狼や兎にした方が効率は良いぞ。

 それで相談だが、お前さんここで解体の練習をしてみないか?こいつらを見る限り血抜きの心得はあるみたいだが、解体の要領が解らずに持ち込んだ口だろう?」


「ああ。草原狼は一度外でばらしてみたが、やはり知識がないと上手くいかなくてな。毛皮もボロボロになってしまった。ゴブリンは正直解体する気にもならなかったのが実情だ」


 実際に昨日解体した草原狼の毛皮を渡してみれば二人とも眉をひそめて


「「これはひどい」」と評価された。


 地味にへこむ。


「だから専門のここへ足を運んだわけなんだが、せっかくだし頼めるか?知識があれば後は場馴れだけだからな」


 サキトの言葉に親方ザックは隣で聞こえない振りをしてるリンナにジト眼を向けながら「こういう気骨がお前には足りねぇんだよなぁ」とため息をついている。


「うぅ~。しょうがないじゃないですかぁ。職業を神様に選んでいただいたら解体師って出たんですから~!明らかに適性ないですよ~!」


 泣きながら親方に喰ってかかるリンナだが、明らかに適性のない職業を選択する神様に心当たりが……


「なぁリンナ?選んでもらった神様の名前は?」


「アリアンベル様ですよ~!とっても厳かでそれでいてやさしい目をしていました~。それがどうかしたんですかぁ?」


 リンナの言葉に内心『あの駄女神が!』と思ったが、これからの先の職業で選択肢が増えるはずだししばらくはこのままなのだろうな。


「こう言ってはなんだが、アリアンベルはその個人の適性と真逆の職業を選択するタイプの女神らしい。リンナはおそらくだがこの職業に向いていないのだろう」


 言いづらいが今伝えておかないとなんか後悔しそうな気がする。


「えぇ!それじゃぁ私は解体師の適性ないんですかぁ……」


 ますます落ち込むリンナに親方も途方に暮れてしまった。


「しかしだ。アリアンデルはこうも言っていた。『それがその人にとって新たな世界を開くきっかけになる』と。そう思ってその職業を選んでいるのだと。嫌な物だと遠ざけるのではなく、身近に置いて慣れさせることで見えてくるものもあるのではないだろうか?」


 俺はなんでアリアンデルのフォローなんぞしているのだろうか?


「そう……ですね。その通りですね!私目が覚めました!」


 先ほどまでのトロンとした感じの間延びした口調から一転、リンナは元気よく立ち上がると親方に詰め寄り「私に解体をもっと教えてください!」と意気込んでいる。


 突然の変わりように親方も驚いているが、以前と比べて気合が入っているリンナの姿に心を討たれたようで「ああ、任せておけ!」と意気込んで見せた。


「じゃあ早速で悪いが二人に解体の手本を見せる。その後は実際にお前さんの獲って来た獲物で解体を試してみれば良い」


 そう告げて俺の獲って来た獲物から草原狼を一匹持ってくると手早く解体作業を始めた。


 血抜きをしていたおかげであふれ出るほど流れ出てはこないが、リンナはやはり血が苦手なようで青い顔をしている。


 しかし視線を逸らさず見続けている所は先ほどの弱腰の姿勢とは違い高評価に取れる。


 腹から捌き、臓物を手早く取り出して別容器に移し替えると肉と皮をはがす作業に入っていく。


 その後は部位ごとに解体して最後に道具の洗浄、解体部位の中でもなめさなければならない物や、冷蔵しなければならない箇所をより分け作業終了だ。


 一連の作業を終えた後、ウインドウにクエストクリアの表示が現れた。それと同時に別アナウンスで解体術のスキルが発現した。


『解体を見てみよう』クリア!

 冒険者ギルドの裏には解体所が存在する。ある特定の冒険者しか利用することはできないが、解体所の職人と仲良くなると何かあるかも?

 報酬:住人の信頼度+3 解体術スキル発現 スキルポイント+1


『解体術』スキルLV1 必要スキルポイント:1

※初期設定で解体を手動に設定したプレイヤーのみ適用

 モンスターを解体する時にナイフを入れる順番と向きが、ラインで表示される(一度解体を行ったモノに限る)。解体後の素材の品質、数に補正がかかる(練度による)。


 なるほど。見るだけでも知識を得られるし、これはこれ専用のクエストなのだろう。


 親方に習って二人並んで草原狼の解体作業を行う。


 すでに解体術は取得しているのでナイフを入れる箇所に薄いラインが引かれて見え、そこにナイフを滑らせれば解体術が発動してある程度手早く解体が行えた。


 中で敵の心配もなく解体ができたので、初めて解体を行った毛皮と比べても明らかに品質に違いあるのが解る。


「やりました!解体成功で解体術を取得できました!」


 終始青い顔のまま解体を行っていたリンナも解体が成功してスキルが発現したようだ。


親方は差し出された二人の毛皮を見て「合格だな」と告げると、二つ目の解体としてゴブリンの死体を差し出してきた。


「次は人型のモンスターの解体作業だ。人型の構造は基本的に同じだからゴブリンの解体である程度の練度を積めば大抵の人型モンスターの解体を行う事ができる。それにゴブリンは取れる素材こそほとんどないがそこらへんに大量に生息しているからな。解体技術を磨くにはうってつけの素体だぞ!」


 いやいや、俺は人型の解体が嫌だったから持ちこんだんだけど…。


 隣で喜んでいたリンナも人型の解体と聞いて再び青い顔に戻ってしまった。


「まぁ、最初は誰でも同じ事同じ顔をしたもんだ。だけどな。最高級オーク肉や、秘薬の材料にもなるトロールの素材なんかを剥ぎ取り用のナイフで取得しようとすると十体に一体くらいの割合でしか獲れる可能性がないくらいの希少素材になる。それが解体術を身に付けたお前さんたちが行う事によって十体中十体の割合でその素材が手に入る事になる。金に薬に腹も満たせる一石三鳥のおいしい機会を忌避感だけで棒に振るのは俺は賢い生き方とは思えない」


 親方の言葉に俺とリンナは顔を見合わせて二人でもしもの可能性を模索してみる。


 

 結論は早かった。



「さぁささっとバラすぞ!」


「親方!早くおか…ゴブリンをください!」


 リンナはゴブリンをお金と言いそうになったな。


 親方もそんな二人を苦笑しながら見て「そうなるわな」とゴブリンの解体方法を教えていく。


 昔学生の頃に保健室や理科室で見た人体模型の中身と基本的には構造が同じであった。


 人型と言うだけで嫌な気分はあったが、他の動物系モンスターと同様に一度解体したらそこまで忌避感は無くなった。


 リンナも最初こそ吐きそうな顔で解体をしていたが、モンスターの中から稀に取れる魔石というアイテムを取り出した以降は(¥∀¥)の状態であった。


 なんでも魔石と言うのはモンスターから稀に取れる様々な用途に使用できる万能素材の様で、もし取れたら例えゴブリンの物だとしてもそこそこの値段で取引されるものらしい。


 リンナの獲りだしたゴブリンは俺の物なので魔石は俺のモノなわけだが、リンナはそれに気づかず一心不乱にゴブリンを解体している。


 親方も解っているはずだが集中しているリンナに水を差すのは悪いと思ってか口を挟まずにいる。


 やがて全てのモンスターの解体を終えて手に入った肉と毛皮、それと少数の魔石をどうするのか聞かれ、解体料として換金できる物以外は引き取る事にした。


 魔石を見つめてうっとりしていたリンナから魔石を取り上げた親方の意地の悪い顔を俺は忘れないだろう。


 今更になってそれが仕事だったという事に気がついたリンナは絶望のどん底に落とされたかのような顔で落ち込んでいたので、親方にリンナが初めて解体で手に入れた魔石を上げるように告げると親方は二つ返事でリンナへ魔石を手渡した。


「ありがとうございます!あの!フレンドカードを交換してくれませんか!?」


 あれ?NPCともフレンドカードって交換できるんだっけ?


「別にいいけど?NPCとフレンドカードって交換できるんだっけ?」


 思わず思考と言葉が同時に漏れてしまった。


 リンナは今までサキトが自分をNPCだと思っていた事に落ち込んでしまいなだめるのに苦労した。


 親方は終始呆れ顔でそんな二人の様子を見ているのだった。



↓10話終了時のステータスになります↓


―――――――――ステータス―――――――――

名前:サキト 性別:男

種族:魂人種 Lv:8→12 スキルポイント:25→26→25(解体術取得)

HP(体力):26→31 MP(魔力):32→37

STR(力):10→12(+29)

MND(精神力):20→23(+0)

DEF(防御力):8→11(+14)

AGL(敏捷):9→11(+7)

HIT(集中力):9→11(+3)

LUK(運):10(+2)

スキル

『スキル補正EX』『鑑定』『クイック』『投擲』

『剛腕』『ダッシュ』『スナッチ』NEW『解体術』『空き』

所持金¥19800→24000(草原狼+ゴブリン素材売却分)

装備

頭:黒銀の鉢金こくぎんのはちがね

胴:白兎の皮鎧はくとのかわよろい

腕:白兎の皮篭手はくとのかわごて

腰:白蛇の皮帯はくじゃのかわおび

足:白魚の鱗靴しらうおのりんか

武器

右手:太刀魚たちうおのレイピア

サブ1:黒金くろがねの大剣

サブ2:紅竹槍くちくそう

左手:黒金くろがねのククリ刀

サブ1:紅竹弓くちくきゅう

サブ2:鎖鎌くさりがま

装飾品

首:狼牙ろうがのペンダント

マント:白兎のケープ

指:鷹の眼の指輪

指:大鷲の指輪

指:銀狼の契約指輪

―――――――――――――――――――――――



前回早めに更新できるように頑張るつもりが気がつけば変わらぬ不定期更新な状態に…


こんな駄目駄目な作者ですが見捨てずにお付き合いくだされば幸いです。


※指輪は全ての指に一つずつ嵌める事ができます。中には隣り合う二つの指にはめないといけない指輪もあります。種類によっては腕の防具が付けられないデメリットもあります。

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