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174話 ダンジョン(ボス)




 ーーーーーあれから。



 中層から下層にかけてはシャルとロゼッタとエリスが主体となって戦った。

 私の出番と言えば、3人が回復薬やらを飲み過ぎて神秘の花園(お花を摘みに)行っている時に代わりをしたくらいだ。


 残すところ数階層だが、私とミセルの実力に見合った敵は出てこない。

 レベルアップもダンジョンに入ってから一度もなかった。


 涼太さんも言っていたが、雑魚を幾ら倒しても経験値は微々たるもので、凶悪かつ強敵に勝利した際にレベルは急上昇するらしい。

 つまりは、命の危機を晒しながらも戦わなくては成長はしないということだ。

 何年も冒険者をしてるくせに実力がない人たちは、安全なクエストばかりを受けて死線というものに遭遇しないのだろう。

 そう考えると涼太さんは一体どれほどの死線を潜ってきたのか見当がつかない。


 と、無駄話はここまでで良いだろう。


「クリス、ついに最後よ。どうする?」

「はわわ、本当に来ちゃったよ」

「この調子で勝ちは貰いましたわ!」


 アドレナリンが働いているせいか、調子が良いのかは知らないが、3人は最高の状態でラスボスの前で落ち着かない態度だ。

 ここで3人のステータスを見てみよう。



 ◇◆◇


 ロゼッタ・フォン・アルマス LV.65


 種族:人族

 性別:女

 年齢:14


 攻撃:430

 魔力:1200

 俊敏:600

 知力:580

 防御:700

 運:100


 スキル

【火魔法LV.11】

【風魔法LV.33】

【剣術LV.21】

【料理LV.6】

【水魔法LV.15】

【体術LV.16】


◇◆◇



 シャルロット LV.63


 種族:人族

 性別:女

 年齢:14


 攻撃:520

 魔力:1100

 俊敏:540

 知力:490

 防御:560

 運:100


 スキル

【短剣術LV.29】

【体術LV.21】

【拳闘術LV.26】

【料理LV.19】

【剛力LV.18】

【火魔法LV.32】

【土魔法LV.23】



 ◇◆◇


 エリス LV.61


 種族:人族

 性別:女

 年齢:18


 攻撃:900

 魔力:980

 俊敏:410

 知力:540

 防御:420

 運:100


 スキル

【火魔法LV.30】

【風魔法LV.14】

【水魔法LV.21】

【剛力LV.23】

【狙撃LV.26】

【魔弾LV.25】



 ◇◆◇



明らかに学生どころか、教師たちとすら一線を引いた強さになっていた。

 魔力の効率的かつ強大に放つ方法や、アイテムの膨大な使用が許されてこそ使える手段だ。

 邪道にも程があるが、涼太さんから課された課題を終えるのには必要になるのだろう。


「お嬢様、ダンジョン最後の敵です。未だ到達した者は数名。それも全員が違うボスと出会っています」

「つまり、最後の試練にどんな敵が待っているかは分からないということね」


 いわくドラゴンが現れた。


 いわくオーガキングが現れた。


 いわく魔族が現れた。


 いわく死んだはずの妻が現れた。


 と、全ての情報が曖昧だ。

 もし本当にドラゴンが現れたのならば私たちは全力で戦わなければならない。


「魔力も全開だし、不安定要素はなし。それでは始めるとしましょうか」

「それじゃぁ、開ける?」


 シャルを前にして全員がゆっくりと武器を構えて中へ入る。

 中に魔物らしき姿はいない。

 今までは石壁だったが、壁にはレンガを積んだかのような模様が浮かび上がって、何本もの蝋燭が均一に壁際に掛けられていた。


「敵は……どこにいるんですの?」

「ねぇ、あの奥にある物って鏡かしら」


 エリスは銃口を私たちの前へ突きつける。

 確かに鏡らしき物が1つだけあった。



「「「「「…………ッ!!」」」」」



 突如として鏡から空間一帯を白く染め上げるほどの光が放たれた。

 私たちは反射的に手を前にかざして視界が奪われるのを防ぐ。

 体感では十数秒が経過したのだろうか。

 徐々に光は弱くなり、元の薄暗い空間へと変貌する。


「一体何が起こったのですの?」

「何なのよ、もう」


 ロゼッタとエリスは手で目をこすり、己の視野が回復した事と突然起こった事態の苛立ちを示す。

 ミセルは何事もなかったかのように目を閉じたまま微動だにしない。

 恐らくはまだ視野が回復しておらず、その間にも敵が襲ってこないかを気配で感じ取っているのだろう。


 


「あっ、あれってツッキーじゃない? なんでこんなところにいるのー?」


 その中で最も早く視界が回復したシャルが何やらおかしなことを言う。

 涼太さんがこんなところにいるなんてあり得ない。


 そう思い私もシャルの声を向けた方へ顔をやる。


「……えっ」


 そこには確かに私たちの知る人物と同じ面影がいた。

 身長も独特の服装、そして私たちが直さないと気にするはずもないボサボサの髪。

 音もたてずにその場い留まっている。


 シャルは嬉しさのあまりに警戒心を解いて涼太さんに近付く。

 

 涼太さん? なぜ涼太さんがここにいるの? それもこんな最下層に姿を現すなんて複雑すぎる。

 私たちがダンジョンを攻略できるか見守っていてくれたから?


 いえ、そもそもなぜ私はこんなにも目の前にいる涼太さんに警戒・・をしているんだ?

 普通ならば私が一番に涼太さんの胸に飛び込んでいるはずなのに、私の直感が何かが違うのだと鳴りやむことのない大音量の警報を脳内で発している。


「待って、シャ…………」


 私は何かがおかしいとシャルに警告しようとした。

 しかしそれは最悪ともいえる形で涼太さんから返される。


 気が付けば、私の横にシャルがいた。

 コンマ一秒にも満たないほどの時間。

 後方で大砲が放たれたと錯覚するほどの大音量が響く。


 冷や汗を流して私はゆっくりと顔を後ろへと向ける。

 そこには壁の側面に身体を打ち付けられたシャルがいた。

 ゆっくりと地面に倒れ伏し、吐血して身体を痙攣させる。


 私たち全員に悪寒が発した。



 ちがうちがうちがうちがうちがうちがうちがうちがうちがうちがうちがう!! あれは涼太さんなんかじゃない! 何なのかは分からないが一つ言えることがある。

あれは私たちの敵だ・・・・・・


 だけど、あんなのに勝てるわけがない。


「ぜ、全員にげ……」

「逃げてはダメです!」

「……ミセル?」


 私はとっさに逃げようとしたのに、それをミセルは阻止した。

 何を彼女はしたいのだろうか。


 そう彼女の方を向くと、私は声を詰まらせた。


 ミセルの表情が今まで過ごしてきた中で見たことがないほどに憤慨していたからだ。

 鋭い目つきは一睨みで普通の魔物すら屈服させそうなほどに。

 ロゼッタとエリスもその代わりように言葉をなくしている。


「私は腸が煮えくり返りそうなほどに苛立っています。たかがダンジョン如きが涼太様あのひとを模造しようとは烏滸がましい。もう一度言います。ダンジョン如きがあの人の力を模造できるはず・・・・・・・ないでしょう」


 ミセルはそう言い切った。


 忘れていたが彼女は涼太さんの事を敬っている。

 それも異常なほどにだ。

 一度死んだ身であり、新たな命をくれた人。

 それだけではなく、護衛として新たな戦いの境地へいざなってくれた師。

 戦いだけでなく美味しい物も作ってくれたし、新しい発想や知識も与えてくれた。


 ミセルは幼きながらも二つ名を与えられたセリア王国の筆頭戦力。

 歳不相応の力の前では周りの人物は大人も含めて近付きにくかった。

 

 そんな中でも涼太さんは普通の女の子として接してくれた。

 

 口には出さないが、言ってしまえばミセルは甘えたかったのだろう。


 彼女に親はいない。

 私のお父様から聞いた話ならば、雨の日にミセルはハイゼット家の前に捨てられていた。

 孤児院に預けようとしたが、生まれならに魔力の才能を見抜いた父はミセルを当初赤子だった私の専属護衛にするために育てた。

 幼き頃から大人と混じって、ただ私を護るためだけに力を付けたそうだ。


 貴族の護衛という窮屈な立場に縛られながらも、普通というものに憧れを抱き続けた彼女。


 涼太さんがいなくなった時に一番悲しかったのは、本当はミセルなのかもしれない。


 そんな心のよりどころの模造品ガラクタが目の前にいるのだ。




 あぁ…………私はなんてバカだったんだろう。

 すぐに涼太さんだから、強いから勝てないと勝手に決めつけていた。

 私はなんの覚悟も持たずに生きていたんだ。


 これで逃げたら明日からミセルの顔を直視できなくなるじゃないの……。


「ごめんね、ミセル。私には覚悟が足りなかったみたい」

「…………お嬢様」

「ミセルも涼太さんの事が好きよね」

「なッ、なんですかいきなり!」

「ふふっ、いいのよ。私も涼太さんの事が大好きだから」

「…………」

「だから倒すわよ。涼太さんを侮辱したあの模造品ガラクタを」

「はい!」


 あれは涼太さんなんかじゃない。

 ミセルの言葉でダンジョンボスの心理が分かった。

 これは私たちが思い描いた……いえ、記憶の中にある最も強大な力を持つ人物もしくは魔物を読み取り具現化した物。

 つまり私が想像した涼太さんが敵という形で具現化したもの。

 なら……!



 その時、後方から蒼い業火が敵に襲い掛かった。

 業火というよりは光線と称すべき熱量だ。


「あぁ! 本当に今日はイライラすることばかりね! なにが「私が一番です」みたいなこと言ってんのよ。こんな簡単に敵の術中にはまって好きな人を侮辱されるなんて我慢できるわけないでしょ!」

「ゴホッ、ボクも油断していたのが間違いだったよ」

「シャル!? 大丈夫ですの」


 ロゼッタが敵にやられたはずのシャルが立ち上がって私たちの横に立っていることに驚く。


「うん、意識を失う前にエリクサーを飲んだら全回復したよ。今度は絶対に油断しない」

「それは良かったですわ」



 何とかシャルも無事の様で安堵した。

 それよりも……。


「まぁ、模造品でもあの程度でやられるわけないわよね」


 敵は炎をかき消す。

 かなりの高温だったはずだが傷は見たところない。


「お嬢様、援護をお願いします」


 ミセルは再び目を閉じ深く深呼吸をする。

 溜まっていた怒気と負のオーラを外へ流すために。

 二呼吸ほどして目を見開く。


「【全能強化オールマイティ】!【雷憑依ヴォルテッカー】!」


 二つの力を掛け合わせたミセルの魔力が稲妻と成り果て地面を抉り取る。

 

 このダンジョンを攻略した冒険者は最小でSランクだと聞いている。

 冒険者でいうSランクの平均的なレベル80~90程度。

 今のミセルのレベルは120弱、それに加えて身体能力を倍と化す【全能強化】と雷の強化をしている。

 身体能力値をレベルで表すのならば250近くなっているはずだ。

 レベルは100を超えれば超人と扱われ、150を超えれば英雄、200を超えれば人外の領域に入るとされている。


 スキルの掛け合わせは大きなリスクを生む。

 しかし、この数分間においてミセルはこの場にいる誰よりも強大な力を持った。


 だからこそ……!!


「全員、ミセルの援護を! あいつに攻撃を届かせることが出来るとしたら貫通力のあるミセルだけ。何があろうとも護りきるわよ!」

「はいですわ!」

「うん!」

「分かってるわよ!」


 これが私たちがミセルにしてあげる事の出来る最善だ。

 下手に手を出せば、逆に足手まといに成りかねない。


それにもし、本当に私たちが思い浮かべただけ・・の力を持つ涼太さんなら私たちに見せた程度の力しか使えないのが道理だ!


「【コキュートス】!」


私が前に出て魔法を唱える。

敵の足元から直径3メートルほどの底面が白く染まり、敵の足元から胴体へと絶対零度の侵食が始まる。


『ーーーーー』


何かを口パクする。

それと同時に敵の周りが炎の渦に包み込まれる。

それと同時に私の魔法で生じた氷が蒸発した。

しかしそれでいい。


「【紫電】」


ミセルが敵へ指先を指す。

すると紫の雷光が龍の形を成して襲いかかった。


あれは普通の稲妻とは違う魔法だ。

常人には到達することの不可能な超級魔法に分類されるものであり、涼太さんがミセルに教えた雷系統でも最上位に位置している攻撃。


それが敵に直撃した。


「やった!」

「直撃ですわ!」

「まだですーーッ!」


シャルとロゼッタは勝利を確信し歓喜するが、ミセルはすぐさまレイピアを構える。


それに呼応するように、敵の姿が露わになる。

何事も無かったかのように炎を搔き消す。


しかし、右手をよく見てみると黒ずんで炭になっている部分がある。

炭は先ほどのミセルが放った紫電によるものだろう。



つまり、私たちの攻撃は通じる!



「お嬢様!」

「えぇ、いくわ………ッ!させない、【凍てつく大地アイスバーン】」


敵の攻撃が襲ってきた。

足元の固められた土壌が隆起し、鞭のようにうねりながら私たちを襲う。

それを私は地面を氷土へと変えることによって阻止する。


「ごめん、次こそいくわよミセル!【氷界の道アイスロード】からの【リフレクション】」


私は敵まで伸びる氷の一本道を造る。

そして敵の周り、正確には敵を中心として円を模るように所々に結界の足場・・を造った。

無論、それはミセルのために。


「ありがとうございます。【疾風迅雷】」


私の用意した氷の道に足を踏み入れ、スケートを滑る要領で足元に魔力をブーストして超加速する。

敵の懐に入ったと思えば、一瞬にして姿が消えた。

私たちですら目で追うのが困難なほどの速度。

私が用意した足場から足場へと跳躍して敵の注意を一点から晒す。


「ここッ!」


期を見計らい背後からの強襲だ。

光り輝くレイピアが敵の首へと狙い定められる。


しかし、敵はそれすらも分かっていたかのように手刀でミセルの攻撃を防ぐ。


弾かれたレイピアは後方へと追いやられて初めてミセルは無防備になった姿を敵に晒した。

空中で足場もなく動くこともできない。


「しまっーーッ!!」


魔力で鋭いヤイバと化した手刀がミセルを襲う。



「させるか!」

「やらせませんわ!」



甲高い金属音が鳴り響く。

目を見開くとアルマモードになった2人が敵の攻撃を食い止めていた。

しかし、2人の力でも踏み止まるのが精一杯。

攻撃を受け止めている腕が悲鳴を上げているのは一目瞭然だ。


「「絶対に負けない!」」


歯を食いしばり、2人は身体に残された魔力を全て身体強化に注ぎ込む。

執念の悲鳴が咆哮へと変わり敵の手刀を弾き返す。



ミセルと敵は同じ空中で無防備の姿を晒す。

このままなら先に着地するのはミセルだ。

勝利を確信したが、それが過ちと気づく。



この土壇場において敵の口角が上がった。

再び私の背中に悪寒が走る。

上を見上げると天井一面に数え切れないほどの風の魔球が展開されていた。


ヤバい、あの数は私でも相殺するのは不可能だ。


「ったく、あなたたちだけ美味しいところを持っていかれて出番のない私がどれだけ不満だったか察しなさい」

「エリス?」


最初の攻撃から戦闘に参戦していなかったエリス、

彼女は目を閉じ、両手を合わせて合掌していた。

あれは……魔力を練り上げている?

それも膨大な量を時間をかけてゆっくりと。


「クリス。私だけじゃ、あの数は無理だから手伝いなさい」


そう言い、エリスは炎の魔球を生成した。

数は数千、敵が生成した魔球の3分の2にあたる量だ。

残るは3分の1、その程度なら私は瞬時に生成できる。


私はすぐさま魔球を展開して上方へと放つ。

氷の魔球と炎の魔球が上空から振り落ちる風の魔球に当たり、爆音が響き渡る。


「あああァァァァァーーーーッ!!」


地面に着地したミセルは雷光のレイピアで相手に斬りつける。

私に見えたのはレイピアを薙ぎ払い敵の後方へ移動し終わったまま動かない少女の姿。



数秒が経ち、

音もなく敵は霧となって消え失せた。


「やっ……たの?」



『ダンジョンクリア、只今より地上への転移を開始します』



どこからとなく聞こえるアナウンスがダンジョンクリアの知らせを教える。


すぐさま転移が始まり、鏡から再び眩い光が発せられた。



「「「「「キャァ!」」」」」


思わず目を再び詰まってしまう。



少しの間、体が浮遊する感覚に見舞われた。

それもすぐに収まり、辺りが騒がしい。


「おい、嬢ちゃんら。突然現れやがってどうした?」

「え?」


男の人の声だ。

私は目をゆっくり開けると、そこには大きな体験を持った熊のような男が私を見ていた。


「ここは……?」

「あん?ダンジョンの入り口だぞ」


ダンジョンの入り口、つまり本当に攻略を達成したんだ。


気が抜けたのか、私はその場に大の字になって寝転ぶ。

さっきの戦闘は肉体的にも精神的にも応えたようだ。


「おい、大丈夫か!?どこか体でも悪いのか」

「そうですね、少し黙って貰えると助かります」


もうあんな敵と戦うのは勘弁だ。

それよりもダンジョンの攻略。

涼太さんに言われた課題の1つを私たちは攻略した。

これで残るは樹海と迷宮の挑戦。


再開するまでに成し遂げられるのかな?

次回は柚子ちゃんパートに入ります。


柚子ちゃんパート

涼太パート

クリスパート

柚子ちゃんパート(少なめ)

クリスパート


で六章は終了する予定です。

シビアになりますが、長い目でお付き合いください。

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