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第百九十五話 油断をするとヤツが来る

 ここは、アベール古戦場から僅かに南へ下った村。

 そこを、2台の馬車が列を作って街道を進んでいた。

 馬車には、厳重に(ほろ)が掛けられ中を覗き見ることはできない。

 御者席にいるのは、雇われた冒険者達。

 その周囲を取り囲むように、真っ青な騎士服を纏った近衛騎士が馬に乗って護衛をしている。


「しっかしよ....すげぇ物々しい警備だよな...」


「だなぁ....しかも、報酬がボロいよな....」


「ああ。積荷がなんだかわかんねぇけど、ここに座ってるだけで、銀貨20枚だもんな」


「だなぁ....護衛も近衛騎士だしよ。ボロ過ぎて鼻血出そうだぜ....」


「.....アレ?どっかに落としたか?」


「ん?どうしたんだ?」


「いや、俺の....」


 コソコソ内緒話しを続ける冒険者の2人。

 そこへ、騎乗する近衛騎士が注意する。


「おい!!無駄口叩くな!!静かにしてろ!!」


「「へいへい」」


 周囲が静まり返る。

 そんな中、光も射さない馬車の荷台では身体を震わせる者達が存在していた。


「「「「「.....」」」」」


 誰も言葉を発しない。

 ボロボロの服を着て、身体を寄せ合い恐怖に震える。

 ガチガチと歯を打ち鳴らす音が時折聞こえ、背高い1人の女性が、そっと優しく抱き締めた。


「...大丈夫だから」


 掠れた声でそう告げる。

 小さな、聞き取れるかわからないような声で。


「...お姉ちゃんがついてるから」


 涙を流す子の頭を撫でて、懸命に勇気付ける。

 自身も誰かに縋り付きたい気持ちを必死に抑えて。

 自分が一番年長者なのだからと言い聞かせて。


「グスッ.....」


 誰かもわからない泣き声が、静かな馬車内に響いた。

 女性達が向かうのは、エルヴィント帝国の帝都の先。

 香月伯爵領、初の領民として....

 










「ほぉ....これは見事じゃの....」


 カオルの案内で、街にある農園を視察していたアーシェラ達。

 緑黄色に色づいた作物を眺め、称賛の声を上げた。


「まだ収穫には早いですけどね。あ、このトマトは食べられるかも」


 設置された柵に絡まるツル科の植物。

 たわわに実り、満天の太陽を浴びて赤く色づいたトマトを手に取り、一口齧ってみた。

 

「....うん。美味しいですね。アーシェラ様もお1つどうですか?」


「うむ....」


 齧った瞬間に口内に広がる青臭さ。

 程好い酸味の中に、甘味が感じられ、カオルの言う通り収穫できるだろう。


「美味しいのぉ.....リアも、いただいてみなさい?」


「はい。お母様」


 アーシェラに勧められフロリアも試してみた。

 とても気に入ったようで、はしたなくもあっという間にペロリと平らげてしまった。


「とても美味しいです♪」


「そうね♪カオル?少し貰って行っても良いかの?」


「...申し訳ございません。ここの植物を街から出す事はできません。代わりに、領内に居る間は望まれればいつでもお出ししましょう」


 カオルは丁寧に断った。

 エルミアと約束しているのだ。

 ここの植物は、この街だけで消費すると。

 なぜなら、全て魔法で造り出した物だから。


「うむ....残念じゃが、無理は言わぬのじゃ。では、今日はこのトマトで何か作ってくれるのじゃな?」


「それはもちろん♪アーシェラ様とリアの為に、腕に()りを掛けてお作りします♪」


「それは楽しみなのじゃ♪」


「はい♪」


 順調に進む領地視察。

 次にカオルがアーシェラ達を案内したのは、学校予定の建物だ。


 白壁に青い屋根。

 石造りの3階建ての建物に、可愛らしい花の造形が掘りこまれた扉や窓の数々。

 室内には、大小様々な大きさや長さの机が並べられ、木製の機織り機が数台並べられていた。


「ここで、家事や縫製など、淑女としての勉強を教えます。

 教師は、迎賓館でメイド長をしているオレリーと、アナスタシアの2人。

 それと、臨時でカルアやエリー達にも手伝ってもらいます」


「はい♪おねぇちゃんにお任せね♪」


「わ、私だってがんばるわ....」


「お任せ下さい、カオル様」


「い、一生懸命がんばります!!」


 頼もしい家族達。

 カオルは「ありがとう」と感謝を述べた。


「うむ。皇帝として、カオルには期待しておるのじゃ。立派な淑女を育て、帝国を盛り上げて欲しいのじゃ」


「はい。もちろん、そのつもりです。それと、お見合いの件はよろしくお願いします」


「わかっておるのじゃ。いつになるかわからぬが、楽しみ待っておる」


 ここで淑女として育った女性達は、将来アーシェラが用意した男性とお見合いをする予定だ。

 そして、愛する者と結婚し、幸せになってもらう。

 それが、カオルが目指す終着点。

 民が幸せならば、ひいては帝国の幸せに繋がる。

 有能な人材を数多く育て上げる。

 カオルが目下、目標とするものだ。


「ふむ....ここが住まいじゃな?」


「はい。2棟共3階建てで、それぞれ50部屋あります。女性の部屋には、少し狭いかもしれませんが.....」


 カオルが狭いと説明した部屋は、10畳ほどの広さを有している。

 その中に備え付けのベットやクローゼット。 

 化粧台から洗面台まで完備されていた。


「うむ。確かに狭いの.....」


「そうですね....私の部屋の半分もないと思います....」


 皇帝と皇女がカオルに賛同した。

 それを、ただただ黙って聞いていたヴァルカン達は、注意しようか迷い、やめた。

 もしカオルが、皇帝や皇女と同じ様な広さの部屋を用意したら、絶対に文句を言うだろう。

 この、世間一般では大きな部屋も、3人にとっては家畜部屋と一緒の扱いなのか。

 もう、うな垂れるしかない。


「それでは、バーベキューに行きましょうか?アブリルが、全部食べてなければいいんですけど....」


「そうじゃの....あのネコ娘は食欲旺盛じゃからの....」


「はい....」


 ネコ化の止まらない教皇アブリル。

 そして、カオル達の心配は、見事に当たった。


 海岸に設置されたバーベキュー会場。

 カオルの命令通りに肉や魚の下拵えを終えた人形達は、既に調理を始めていた。

 そして、案の定ネコ娘が魚を主体に物凄い量を消費していたのだ。


「美味しいにゃ♪美味しいにゃ♪」


「猊下!!野菜も食べて下さい!!カオルさんが言っていたでしょう!?」


「イヤにゃ!!魚がいいのにゃ!!魚は大好物なのにゃ!!」


 ファノメネルに窘められても、まったく気にしないアブリル。

 あっという間にお皿を空にすると、人形に追加の魚を持ってこさせた。


「おっさかな♪おっさかな♪おいしいにゃ~♪」


「猊下....」


 到着するや否や、寸劇を見せられたカオル達。

 給仕をしていたフランチェスカとアイナがカオルに駆け寄り、ボソボソと耳打ちした。


「え?もう、魚無いの?」


「は、はい....貯蔵庫も空に.....」


「あ~....人が増えたもんね.....」


「い、いえ。お肉や野菜は問題ないのですけど.....魚だけが.......」


「仕方ないよね。家には魚好きが多いもんね?」


 チラリと、ヴァルカンと、エリーと、エルミアに視線を送る。

 申し訳なさそうにしつつも、「魚は許してくれ」と言わんばかりに物欲しげにカオルを見詰め返した。


「ま、いいよ。魚はボクが追加で獲って来るから、下拵えをお願いしてもいい?」


「は、はい」


 カオルは、ヴァルカン達に食事を始めてもらい、1人海に向かって歩いた。

 間違い無くアレをやるつもりだ。


「幾千幾万の(いかづち)よ!天よりの裁きを雷轟(らいごう)となりて、その力を我が前に示せ!」


 両手を掲げ、早口に紡がれたのは、魔力とマナへの回路。

 狙うは眼前の海一帯。

 海中に居る魚を獲る為に。


「『テスラ!!!!』」


 その瞬間。

 幾千幾万の雷鳴が轟いた。

 耳を劈く空の悲鳴。

 幾つもの雷が海へと降り注ぎ、海面一帯には雷で絶命した夥しい量の魚や魔物がプカプカと浮き上がった。


「よっと♪」


 『飛翔術』で空を飛び、手馴れた手付きでアイテム箱に魚や魔物を回収する。

 カオルが行うこの漁は、そろそろ誰かが注意した方がいいだろう。


「たっだいま~♪」


 楽しそうなカオル。

 もしかしたら、ちょっとしたストレス解消になっているのかもしれない。


「あのな?カオル....」


「はい?」


「.....」


 何か言いたげなヴァルカン。


 だが、よく考えてほしい。

 カオルが魚を獲らなければ、自分で魚を獲りに行かなければならない。

 それはおそらく釣りの類だろう。

 小舟など出せば、魔物や魔獣に襲われ投網(とあみ)をする暇などありはしない。

 ヴァルカンは魚が好きだ。

 ならば、ここはグッと堪えて、容認しよう。

 たとえ、道徳的に間違った漁をしていても。


「....なんでもない。カオル、魚をありがとう」


「はい♪いっぱい食べて下さいね♪」


「ああ.....」


 ヴァルカンは魚を選んだ。

 エリーも、エルミアもそうだ。

 いや、カルアでさえ何も言わない。

 もう考える事を止めたのだろう。

 カオルは、少々おかしいのだから。


「ふむ....今のが『広域殲滅魔法(テスラ)』かの?」


「そう...みたいです。お母様」


 アーシェラとフロリアは、初めて見るカオルの魔法に、深く感銘を受けたようだ。

 絶大なる力の誇示。

 もしアレを人が密集する場所で放ちでもしたら、夥しい数の死傷者が出る。

 だが、それをカオルが使うはずはない。

 カオルが優しい子だとわかっているから。


「リア?」


「はい?」


「カオルの子供....がんばるのですよ?」


「わかっています。お母様」


 決意を新たにした母子。

 魔術師の卵であるフロリアとカオルの子は、間違い無く魔力を持って産まれてくるだろう。


「フラン~?魚ここに置いておくよ~?」


「は、はい....わかりました.....」


 あまりにもすごい雷の迫力に、タジタジになっているフランチェスカ。

 カオルに言われ、そそくさと魚の下へ駆け付けた。


「人形君。コンロを1つ貸してもらうよ?」


「イエス。マイロード」


 一方のカオルは、並べられた携帯用魔導コンロの1つを人形から借りて、調理を始めた。

 アイテム箱から取り出した、愛用のダマスカスの包丁で、小気味良い音を奏でる。

 先ほど収穫したトマトを使い、カオルが作り出したのは、以前ヴァルカンとカルアに大変好評だった、トマトのコンカッセ。

 水気をしっかりと切り、オリーブオイルと塩コショウで味を調え、氷を作り出して冷やしておく。

 その間に、先ほど取れた白身魚のタラを三枚に下ろし、こちらも水気を切って片栗粉を塗して油鍋の中へ。

 こんがりキツネ色の焼き色が付いたら、エルフの里で使っていた特注の油きりで油をきり、一口大の大きさへ切り分ける。

 最後に小さく切った水菜とトマトのコンカッセと和えれば、完成だ。


「はいは~い♪タラとトマトのコンカッセですよ~♪召し上がれ~♪」


 人形に量産を頼み、出来上がった料理をみんなに振舞う。

 さすがはカオルが手ずから作った料理で、競い合うように手が伸びてきた。


「美味いにゃ♪美味いにゃ♪」


「本当に.....(これ以上太ったらどうしましょう)」 


「こ、これは美味いのじゃ.....」


「料理までおできになるなんて....」


「モグモグモグ....」


 ネコは喜び、ファノメネルはお腹の肉を気にしている。

 アーシェラは感激し、フロリアはカオルを眩しく見詰めた。

 そして、ディアーヌは何も言わずにひたすら食べた。


「あはは♪気に入ってくれたみたいだね♪今、追加の作ってるから、もう少し待っててね~♪」


 嬉しそうにはにかむカオル。

 ヴァルカンとカルアは、懐かしい味を堪能していた。


「やはり美味いな....」


「ん~っん~~ん~~っ♪」


「カオル!!おかわりまだ!?」


「カオル様。この調理法、今度教えてください」


 料理を催促するエリー。

 カオルの話しを聞いていなかったのだろうか。

 

「エリー。もうすぐできるから待っててね?エルミアは、最近料理をがんばってるね♪」


「はい。生まれてくる子供に、料理を教えるのです」


「そっか♪じゃぁ、その時はボクも一緒に教えるね?」


「はい♪お願いします♪」


 仲睦まじき婚約者達。

 フランチェスカとアイナも下拵えを終えて、食卓に着いた。


「ご苦労様♪」


「い、いえ!」


「アイナ、がんばった」


「うん♪ありがとう、アイナ、フラン♪」


 メイドの2人の労を労う。 

 2人の頭を撫でると、嬉しそうに目を細めた。


「ねぇ、アーニャ。ちょっといい?」


「ひゃ、ひゃい!?」


 カオルはアナスタシアの傍へ行き、こっそり内緒で耳打ちした。


「今夜、部屋に行くから」


 アナタスシアの心臓が、ドキン!と跳ねた。

 カオルからの妖艶な誘いに、幼いアナスタシアは胸を焦がす。


「ひゃ、ひゃぅ~.....お、おおお、お待ちしてましゅ.....」


「うん♪楽しみにしててね♪」


 コソコソ話すカオルとアナスタシア。

 その様子を、ばっちりヴァルカン達は見ていた。

 大丈夫だろうか?


 そこへ....


 カオルが世界で一番キライなアイツが登場する。

 耳障りな羽音。

 大きな眼。

 体長およそ3cm。

 小さな小さなバッタ君だ。


「ひっ!?」


 カオルの小さな悲鳴。

 こともあろうに、バッタ君は、カオルが座ろうとした椅子の背もたれに乗っていた。


「うわぁあああああああああ!!!!!!」


 大絶叫。


 全身に蕁麻疹が出たかと思えるほどの痒みが襲い、一目散にヴァルカンに飛び付く。

 「なんだなんだ」と慌しくなり、バッタの存在に気付いたエリーが、バッタを遠くに投げ捨てた。


「グスッ....グスッ......」

 

 大粒の涙が、カオルの頬を伝い流れ落ちる。

 ヴァルカンは(役得役得♪)とばかりにカオルを抱き留め、こっそり右手でカオルのお尻を鷲掴みにしていた。


「な、なんじゃ!?どうしたのじゃ!?」


「カオル様!?どうなさったのですか!?」


「なんだにゃ?」


「わ、わかりません.....」


「ご、ご主人様?」


「ご主人??」


 状況が理解できないアーシェラ達。

 カオルがバッタ嫌いだと良く知るエルミアは、カオルに近づき頭を撫でた。


「エリーちゃん。何があったの?」


「ああ、おねぇちゃんは知らないんだっけ。カオルって、バッタが苦手なのよ。軟弱よね?」


 男らしいエリー。

 軟弱と吐き捨てるのはどうかと思うが、たぶん、カオルの中で好感度が上がっていることだろう。


「カオルちゃん♪」


「なんじゃ、カオルはあんなものが苦手なのかの.....これは良い事を聞いたの♪」 


「カオル様はバッタが苦手....(これは、良い小説のネタになる予感です♪)」


「なんだにゃ?バッタは美味しいにゃよ?」


「猊下....あんなものを食べてはいけません....」


「ご主人様....なんて可愛らしい....」


「ご主人....」ニヤリ


 子供の様にヴァルカンに縋り付くカオル。

 悪辣(あくらつ)な事を考えている者が数名いるが、アーシェラ達の中で、カオルの株は急上昇中だ。


 そして、1人。

 怯えるカオルに劣情を覚える人物がいた。


(....カオルはバッタが苦手.....バッタを瓶に集めて、その中にカオルを.....うふふ.....怯えるカオルを1人占め....うふふ......うふふふふふ.......)


 女王ディアーヌ。

 もしかしたら、MではなくSなのかもしれない。

 なぜなら、SとMは紙一重なのだから。


「グスッ....グスッ.....し、師匠......」


「大丈夫だカオル。もうバッタはいないぞ?だから泣くな」


 小動物カオルに、ヴァルカンは優しく話し掛ける。

 しっかりお尻を揉みしだきながら。


「ねぇ....」


「う、うん.....」


 そんなカオル達を、遠巻きに見ている人物がいた。

 それは、教皇アブリルのお付きの聖騎士達。


「香月伯爵って.....可愛いね.....」


「そうだね....」


「でも、わかるなぁ....私もバッタは苦手....」


「あ~....言われてみると、私もそうかも」


「そうだよね?」


「うんうん。目とか大きいし」


「足とかキモイよね」


「そうそう。しかも飛ぶし」


「だね~....でも、昔ダンジョンでおっきなバッタに会ったんだけど、キモイ通り越してグロかったよ....」


「あ~....っていうか、シャルはなんでダンジョンなんかに入ったのよ?」


「あはは~♪」


「あんた、いくら旅行好きでも、ダンジョンはやめておいた方がいいわよ?」


「そうなんだけどさ~....旅費が....ね......」


「....ちょっとシャルを尊敬したわ」


「確かに....」


 バッタのキモさに同意しつつも、狐耳族のシャルの凄さを称える一同。

 シャルはポリポリと頬を掻き、テーブルの上から串焼きにされた魚を取り上げる。


「っていうかさ」


「うん?」


「私達、ご飯食べてお風呂入って寝てるだけしかしてなくない?」


「....そうだね」


「美容術がどうとか言ってたけど、いいのかな?」


「でもさ、なんか肌がスベスベなんだよね.....」


「うんうん!!私もガサガサだった手が、なんだか瑞々しくなってきた気がするんだよね♪」


「ガサガサって....そりゃ、私達は聖騎士なんだから、剣の修練でガサガサだけどさ....」


「まぁ....それが仕事だしね....」


「あのさ....そろそろ修練しないと、私達やばいんじゃない?」


「そうだね....ここに来てから、剣もまともに振ってないもんね....」


「....なんかフラグが立った気がする」


「なにその嫌な予感」


「あ、あはは~.....」


 セリーヌが立てたフラグ。

 この後キチンとカオルが回収する事になるのだが、それは次の話し。


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