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8万PV感謝記念

あらすじもあるよ!

 おはようございます。こんにちは。こんばんは。

 おかげさまで80000PV突破しました。

 ありがとうございます!

 師走という忙しい時季に、暇つぶし程度でも読んでいただけていると思うと嬉しいです。

 さて、前回の75000PVの時にも少し触れましたが、本編では未だにカオルが戻ってきていません。

 一応、主人公なんですけどね・・・・

 主人公不在でも問題なく進む物語。

 カオルが戻ってきたら、泣いてしまうかもしれませんね?

 まぁそんな心配はさて置いて、今回の感謝記念は趣向(しゅこう)()らして今までのおさらいをしようかと思います。

 え?本編のあらすじをしっかり書けって?

 だって、文字いっぱいのあらすじとか見ただけで読む気が出なくなりそうなんですもの・・・・

 気を悪くしてしまいましたらごめんなさいorz

 それでは、お付き合い下さい。







【まずは、ここまでのストーリー】


 地元で資産家の『香月家(こうづきけ)』の長男として生まれた9歳の主人公『カオル』が、学校から帰ると両親が亡くなった事を告げられました。

 そして、心無(こころな)い親族の大人達から(さげす)まれ、厄介者(やっかいもの)扱いをされます。

 まだ子供のカオルには、その大人達の『濁った目』がとても恐ろしく見え、恐怖をいだきます。

 そんな大人達から逃げるように・・・・いや、人間から遠ざかるように家に引き篭もるカオル。

 1年ほど経ったある朝、あまりの息苦しさに目覚めると、寝ているカオルに跨り首を締める人物が現れます。

 恐怖で身体が硬直したカオルは、抵抗することも出来ずに死へと(いざな)われます。


暗転。


 そのまま意識を失ったカオルは、辺り一面真っ白な空間で目覚めました。

 あまりにも突然の出来事に呆然とするカオルは、黒い影のシルエットを宿した女性に出会います。

 女性は言いました。


「楽しい世界へと旅立つのです」


 幼いカオルには、この女性が何を言っているのかわかりませんでした。

 女性は楽しそうにクルクルと回りながら踊り、カオルを混乱させます。


そしてまたも暗転。


 カオルは訳も分からず意識を失いました。

 再び目覚めたのは、薄暗い暗闇の中。

 どこか埃っぽく、動くと砂煙が舞う部屋。

 右も左もわからず歩き回り、見つけた物は石造りの台座。

 好奇心からそれに触れると、おとぎ話の怪物『ドラゴン』と出会います。

 ドラゴンは風竜と名乗り、幼子のカオルに援助を申し出ます。

 カオルの返事も聞かずに、まるで押し付けるようにカオルと契約と言う名の援助をしました。


呆然とするカオル。


 そこへ、金髪(きんぱつ)碧眼(へきがん)見目麗(みめうるわ)しい女性が現れます。

 その人こそ、のちにカオルが師匠と(あお)ぐ人物。

 カムーン国の元剣聖『ヴァルカン』です。

 ヴァルカンはカオルを不審に思いながらも、自らの家へ招待します。

 そこで色々な話しをし、幼いカオルに好意をいだきます。

 小さな身体に、慈悲と思いやりの心を持ったカオル。

 ヴァルカンは、そんなカオルに好意をいだいたのでしょう。

 そしてなにより、カオルには見る人を惹き込む様々な才能がありました。

 家事全般に、武術・鍛冶・そして魔法。

 ヴァルカンは自らが持つ力を全てカオルに教えました。

 カオルは、小さな花が地面から水や栄養を吸い上げるかのように、そのどれもをあっという間に習得しました。


そして、ある出来事が起きます。


 砂糖を求めてカオルが1人で出掛け、幾日も戻らなかったのです。

 心配するヴァルカンは、(ほうぼう)々を探し回りました。

 しかし見つける事叶わず1人寂しく家へ戻ると、傷だらけの姿でカオルが戻ってきます。

 ヴァルカンはそんなカオルを抱き締め、一生守り続ける事を誓います。

 カオルの怪我を治すために、聖騎士教会のあるオナイユの街へと向かうカオルとヴァルカン。

 そこで治癒術師の『カルア』と出会います。

 彼女は一目見てカオルを気に入り、事あるごとにちょっかいをかけてきました。

 ヴァルカンはあまり快く思っていませんでしたが、なんとなく着いて行った騎士団の遠征先で傷つき倒れたカオルを助けるためにカルアと協力します。

 その時にカオルに助けられた人物が、カルアの義妹『エリー』です。

 エリーは突如自分を襲った厄災、ドラゴンの襲撃で命を失いかけました。

 そこへ、自らの命を魔力へと変換して回復魔法を行使(こうし)したカオルに救われたのです。

 カオルに多大なる恩を感じ、そしてその可愛さに恋慕(れんぼ)します。

 時を同じくして、ヴァルカンとカルアは、カオルを救うために必要な霊薬エリクシールを求めて、エルフの里へと向かいました。

 そこでまた1人、仲間を見つけます。

 エルフ王リングウェウの息女、王女『エルミア』です。

 彼女もカオルを一目見て、恋に落ちます。

 その愛らしい姿に。

 その、どこか儚げな姿に。

 そして、突然豹変した妖艶な姿に。

 出会って数日で唇を奪われ、エルミアはカオルに身も心も・・・その全てを奪われました。

 1人の少年、カオルを(めぐ)って争い合う4人の女性。

 いつの間にかカオルは、そんな4人を家族のように慕います。


 オナイユを・・・いや、帝国を救った功績からカオルはエルヴィント帝国の帝都へ召喚されます。

 治癒術師の仕事のため、残されるカルア。

 カオルは可哀想と思いつつも、残りの3人と帝都へ向かいます。

 そこで皇帝アーシェラや皇女フロリア、そして剣騎グローリエルと出会います。

 カオルは大変歓迎され、名誉爵位の男爵まで与えられました。

 3人は幼いカオルを気に入ったのか、事あるごとにちょっかいをかけます。

 初めのうちは嫌々ながら付き合っていたカオルですが、いつの間にかそんな彼女達を尊敬し、友情に似た感情を持ち始めます。


しかしそこで、ある惨事(さんじ)が・・・・


 ひょんなことからカオルが『ego(えご)黒書(こくしょ)』という魔導書(グリモア)に囚われてしまうのです。

 ヴァルカンとエリーとエルミア、そして皇帝のアーシェラや皇女フロリア・剣騎グローリエルまでもが必死に助け出そうと手を尽くします。

 カオルの悲報を聞き、居ても立っても居られなくなったカルアは、聖騎士教会の司教ニコルのおかげで宣教師となります。

 そして語られた真実。

 『ego(えご)黒書(こくしょ)』は聖都から盗まれ、帝都に持ち込まれたという事。

 そして、カオルを助け出せるのは『繋がりがある物』が必要だという事。

 皆でカオルの為に力を合わせました。

 戦う力の無い者まで、必死になって。

 それでも、いまだカオルの精神は戻っていません。

 今後戻るかどうかも・・・今はわからないままです。











 と、ここまでが大雑把(おおざっぱ)なあらすじです。

 各ギルドの人とか宿屋の人とか、金物屋のシルさんとか・・・・

 色々いらっしゃるのですが、端折(はしょ)りました。

 気に入っていた人物が出なかった方はすみません。

 さて、おさらいという事で次は魔法について。

 ここに来て、かなりの魔法が追加されましたので、管理が大変になっています。


【魔法】


<火魔法>

ファイアーボール        火球を対象に向けて飛ばす

エクスハティオ         爆裂魔法・指定した範囲を爆発させる

フリンダラ           光の蝶を造り出し、対象に触れると爆発する


<風魔法>

飛翔術             自身に風を纏い空を飛ぶ・自身の速度上昇・無音

シュトゥルム          対象範囲に大竜巻を起こす

風の障壁            指定範囲に魔法の障壁を展開する。


<雷魔法>

イカヅチ            上空より雷を落とす

雷の矢             無詠唱・弓矢の代わりになる

トニトルス           指差した対象へ向け雷線を飛ばす

フリンダラ           光の蝶を呼び出し対象へ放つと、着弾と同時に衝撃波を発生させる

テスラ             別名 雷轟(らいごう) 幾千幾万の雷を放ち、超範囲を雷の嵐が襲う


<空間魔法>

アイテム箱           指定空間に箱を出現させ荷物を収納・箱内は時間が止まる

魔装換装(まそうかんそう)          衣装を入れ替える

開門(メイス)              封印された扉を開ける


<召喚魔法>

ファルフ            小さな鳥から大きな魔鳥(まちょう)までを呼び出すことが出来る


<聖魔法>

浄化              対象の汚れを落とす・アンデットに使うと・・・?

回復魔法            対象の傷を癒す・魔力量に応じた回復効果






 と言うような感じになっております。

 カオル使用の魔法が多いですが、攻撃専門の魔術師がカオルとグローリエルしか登場していないので仕方ないかな・・・と思っています。

 まぁまだまだ続きますので、乞うご期待いただけたらと思います。

 それでは、今回はこの辺で。

 80000PV、本当にありがとうございます。


 ではでは。


ご意見・ご感想をいただけると嬉しいです。

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