第六話 第九部 文化祭と人
「そろそろ時間だね…準備大丈夫?」
「私は大丈夫だよ!」
「こっちもおっけ。」
「まかっせて!」
準備を終えた私たちは手を合わせて声を掛け合う準備をした。一度みんなの顔を見ると楽しそうな顔がそこにあった。
「楽しくて最高のライブにしよう!」
「「「おー!!」」」
私たちは声をかけあって気合を入れた。
「ピュアプラチナさん、出番です。」
私たちは担当の人に呼ばれて控え室を出た。もうざわつく声が聞こえてくる。相当な人がいるのだろうなぁ。入ったらどんな反応が返って来るのだろうか。私は恐る恐る光り当たる壇上の上に向かって歩いていった。そして…。
「キャアアアアアア!!!」
私は思わず足を止めてしまった。体育館が人でいっぱい。全校集会の時よりも人が多い。人が密集しながらも楽しそうに手を振っている。そして楓と恭花さんが入ってくるとさらに歓声が多くなる。そして…。
「ありるだ! ありるだ!」
ありるのファンらしき人たちも後ろで少しのグループ声をかけていた。そして新メンバーに気づいた人たちはさらに歓声が上がった。
「すごおおいい!!!」
私たちは一列に並んでお辞儀をした。そして大きな拍手が返って来る。私はマイクを握って声をだす。マイクを持つ右手が震えている。
「えっと…みなさんこんにちは。」
「こんにちはぁあああ!!」
大きな声に自分がビビッてしまう。だけど恭花さんが背中をポンと叩いてニッコリと笑った。そうだ、いつも通りやれば…。
「皆さんもお気づきでしょうが、新メンバーの紹介です。」
「みなさーん! こんにちはーっ!」
手馴れた挨拶でアリスが声をかける。それだけでもう開場のテンションが上がる。
「私はアリスです! メイドではありるって名前でやっているけど…今日からピュアプラチナのメンバーになります! よろしくお願いします!」
拍手もすごい。この盛り上がり方はすごい。アリスがお辞儀すると最初の曲が始まる。新しくなった私たちのダンスと…デビュー曲で!




