第六話 第一部 文化祭と会議
「さてと…皆電話出れてる?」
「だいじょーぶ!」
「聞こえるよ。」
「電波はジャックされて無い…よしオッケー!」
私たちはパソコンの前に座って無料通話会議を始めた。これから行われる文化祭のライブについて会議することになった。私たち個人で動くライブは初だ。だからこそしっかり計画をたてて決めていかなければ。とりあえず、一番近くにある恭花さんのライブについて語ることにしよう。
「それじゃあ…恭花さん。一番近いライブが恭花さんの学校なのでその連絡についてお願いします。」
「分かりました。えっとですね、まずこのファイルを受け取ってください。」
その声と同時にメモ帳の連絡が飛んできた。私はそのファイルをダウンロードすると予定が書かれたメモがやってきた。
「見えた?」
「大丈夫です。」
私たちが受け取ったことを確認すると恭花さんは説明し始めた。
「それじゃあ内容ね。私たちの文化祭では日曜日の午後1時から外部からのイベントが始まるの。そのトップバッターが私たちになりました。曲は三つ。収録したときの二曲とデビュー曲でいこうと思うよ。収録したときの二曲は初のダンスを見せることになるけど頑張っていこう。いままで何度か通して練習したから体力に関しては大丈夫だと思うよ。」
私たちはうんうんとうなづきながら話を聞いていた。確かに初のこともある。だからしっかりとやっていかないと。
「質問があります! 衣装も新しいものを使いますか?」
楓が良い質問をしてくれた。たしかに普通に考えたら新しいものだよね。
「そうだね。新しい衣装を使ってみようと思う。千代乃ちゃん、出来ている?」
「この前の衣装合わせの後、すこし装飾をアレンジしただけだから大丈夫です。」
それを聞くと何故か分からないけど拍手が沸き起こった。何でだろう…でもライブのためにやれたことがこうやって喜んでいただけて嬉しい。




