第四話 第十八部 デビューと感想
ジャーーン
「はぁはぁ…。」
緊張のせいか、いつもよりも終わってみると体力を使っていた。私たちはそれでも笑顔を見せたまま終えることができた。四人にはどう見えていたのだろうか…。
パチパチパチパチ
四人が拍手してくれた。とにかくこれを聞けただけでもとても嬉しい気分になった。私たちは手を繋いでお辞儀をした。それも好印象だったらしく、笑顔が見れた。
「うん! すごいよ! この短期間でここまで出来るようになるなんてね。」
「バランスも取れてるしいいね! 音楽も心地いいね。」
「歌も申し分ない出来、良かったわ。」
「ダンスも可愛かったよ!!」
褒められた。紅音さんたちに褒められて私たちはちょっぴり嬉しそうな気分になった。でもやっぱりあのミスのところは言われるのかな。
「それにミスあったと思うけどすぐに立て直したよね。そこがとても良かったわ。もしミスしたとしてもあわてないこと。それが一番だから。あわてると後も間違っていくし、印象も悪くなる。さっき私が言ったけど、もし本番でミスしたときはすぐに気持ちを切り替えることが必要だよ。頑張って。」
紅音さんがミスの所もしっかりとコメントしてくれた。それが何よりも嬉しかった。私は楓と恭花さんとハイタッチして喜んだ。すると紅音さんたちは立ち上がった。
「これから私たちの新曲も発表するから。座ってみていて!」
まさか新曲を先に見せてくれるのだろうか。私たちはウキウキしながら椅子に座った。もしかしてそのための運動着だったのだろうか。




