第四話 第十三部 デビューと改善
ジャーーーン
「ふぅー! 前より形になってきたね!」
「あとは細かいミスを直していけば大丈夫だね。」
「私も…すこしは体力ついてきたかな…?」
私はひざに手をつけながら呼吸を整えていた。目の前に飲み物があったので手を伸ばして飲み物を口に近づける。
「もちろんだよ! だってこれで今日三回目だよ? 最初は少し息が上がってた感じだから相当変わってきてるわよ。」
「ん…ぷはっ。本当?」
「そうよ。体が弱いって言われてるけど、少しずつ改善されてきている。まあ生まれつきというのはありそうだけどね。」
私は自分の手を見て今までの自分と照らし合わせてきた。体が本当に弱く、少し疲れただけで逃げ出していたあの頃。でも今は辛くても立ち向かっている私。本当に改善できるようになったのかな…。
「何はともあれ努力の成果が出てきたんだよ! 最後まであきらめない。それが一番必要だよ!」
「ありがとう。明後日、アイリングの前でやるけど良い形でみせられるようにしようね。」
「もちろんよ! それじゃあもう一度いくわよ!」
「で、でもやっぱり人より体力は無かったね…。」
「フラフラだよ? そうだ、今日はご飯食べていかない? 千代乃ちゃんの体力ももどってくれるだろうし。」
「いいね。それじゃあ近くのファミレスで食べにいきましょうか。」
「ありがとう。」
私は笑顔になりながらピースした。頑張って二人の足を引っ張らないように頑張ろう。




