第四話 第一部 デビューと再会
「えっと…たしかこの店だっけ。」
私と楓、恭花さんは紅音さんと約束していたカフェを見つけた。本当にもういるのかなと気になって店の中へと入っていった。
「いらっしゃいませ。」
「あの、ここに紅音さんという人はいらっしゃいますか?」
「紅音さんですね。そちらの大テーブルでお待ちしております。」
私は店員の指差す方をむくと紅音さんの頭が見えていた。それだけではない。あの時のメンバー四人もそろっていた。それを見た瞬間に気を引き締めた。というよりは緊張で足が少し震えていた。
「楓、恭花さん。行きましょう。」
「もちろん!」
「落ち着いて普通にお話しましょう。」
私はその声にこたえるようにあの場所へと移動していった。
「あ、千代乃さん!」
「どうも、お久しぶりです。」
「会うのは久しぶりだね。あ、こちらが私たちのメンバー。そして私たち、アイリングです。」
「どうもです。私とこの二人は同じメンバー、私たちのアイドル名は、ピュアプラチナです。」
「ピュアプラチナか。いいね! あ、遠慮なく座っていいよ。」
「ありがとうございます。」
「皆かわいい! うらやましい!」
「どうやったらそんな綺麗な化粧ができるのか…すばらしいですね。」
「本当に? ありがとう!!」
「私たちもまだまだ勉強するべき所はあるけどね!」
二人は他のメンバーの人たちとも仲良く会話している。私が固すぎるだけなのかな。落ち着いて話せば大丈夫かな。




