最終話 第三十部 これからとステージ上
私たちは車にのって控え室へと入れる場所へと移動していく。そとを眺めるとすでにファンと思われる人たちがたくさん歩いていた。まだ会場まで長い時間があるというのに…。
「すごいよね、私たちのために見に来てくれる人たちがこんなにいるなんて…。」
「それに昨日ニュースでやっていた徹夜の人たちもいるのだよね。こんなのすごすぎるよ!」
「だからこそ私たちはがんばらなきゃいけないよね。アリスは宇宙に向けてだよね。」
「そうそう! いっぱい、いーっぱい! 笑顔を届けるためにがんばらないとね!」
そのお話を聞くと私たちはすぐに笑った。そして控え室のある駐車場に止まると私たちは車から出る。
「おはようございます。」
「おはようです!」
私たちは係りの人たちに挨拶を返していき、控え室へと向かう。時間がまだ先だというのに…ものすごい緊張がやってきた。
「ねえ、もう一度ステージの上を見てみよう。」
「そうだね。」
アリスの意見で私たちは立ち上がってステージへと向かっていく。まだ人は入っていない。けど…これから人がたくさん入っていく。そしてステージの上へと立った。
「これから…ここでライブだよね。」
「嬉しくてたまらないよね。」
「ふぅ…。深呼吸したら落ち着いた。」
「私もっ!」
「それじゃあ…準備始めよう!」
私たちは気合を入れなおして準備を始める。これからのライブのために…!




