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第八話 第二十七部 フェスティバルとフードコート
「おお、ご飯も豪華だね! いろんな地域の食べ物が集まっている屋台なんて…! こういうのを待っていたの!」
「こら楓、勝手に走らないで!」
私達はおなかが減ったため、多くの屋台が集まっているフードコートへと移動した。そこには百を超えそうなぐらいの屋台の数があった。どれも違ったお店でそれぞれの地域からやってきたお店ばかりだ。
「でもこれだけ多くの郷土料理があるとテンションも上がるわよね。」
「そうだね。私達も何か選んで食べましょう。」
私達は周りを見渡して何を食べるかを周り始めた。自分にあった食べ物はあるのだろうか。いや、きっとあるはず。
「あれ? もしかして食べながらもライブを見れるようにテレビジョンを用意してくれたんだね。」
「本当ね。ここを見て次の場所を決めるという方法もアリね。」
私達はテレビも見ながら探し続ける。でもどのアイドルも上手い…私達も負けてられない…!