第八話 第十四部 フェスティバルとカラオケ曲
「カラオケかぁ、私何歌おうかな?」
「なんでもいいと思うよ。でも途中から練習っぽい感じでしっかりと歌おうね。」
私たちは荷物を置くとすぐに曲を探し始めた。そういえば前に私たちの曲がカラオケに入ると言っていたけどもうあるのだろうか?
「ねえ、ちょっと調べてもいいかな?」
「どうしたの千代乃、大丈夫だけど。」
私は恭花さんにカラオケの番号を入れるものを借りた。そしてボタンを押して「ピュアプラチナ」と調べる。すると私たちの項目があった。
「あ、私たちの曲が入っている!」
「うっそ! もう入っているの?」
「本当に!? それだったら練習も十分にできるじゃない!」
私たちはそれをみて少し嬉しそうに笑った。私たちの曲がいろんな人に歌ってもらえる。それがどれだけ嬉しいことか。はやく楓にも伝えたい。そうすればきっと…楓のモチベーションも上がってくれるはず。だから…私たちも上手くならないと。
「じゃあ最初は自分の好きな曲歌おう。そしたらそのあとにいつもの私たちの曲を入れて歌いまくろう。」
「賛成。さてと…私はいつものように…。」
「わーい! 私は萌え萌え的な曲を入れるよ!」
三人とも気合が入っている。これなら…楽しくできそうだ…!