第七話 第二十四部 クリスマスと衣装
「明日…全体練習なんだけど、今日の練習見た限りだとしっかりやれそうだから心配ないね。」
「うん! 恭花さんの歌もかなり良くなったし。アリスもかわいかったし!」
「えっへへ。宇宙パワー全開なのです!」
「それに皆のダンスが良くなってきたからね。」
私たちは飲み物を飲みながら今日のおさらいと明日のことに関してお話をしていた。もうそろそろだから私たちも気持ちを入れていかないといけない。それもあの大イベント、絶対に成功させてみせたい…! あ、それとあのことを話さないと。
「ねえ皆、クリスマスライブの衣装を作ったのだけどこんなのでどうかな?」
私は携帯で写真をとった衣装を皆に見せる。食い入るように見てくれている。
「おお! これを着てライブをするのね! かわいい!」
「それぞれ色も分かれてるからとても良いね。」
「私のも可愛い! それに私の好みに合っているよ! これ普段でも着たいぐらい!」
それぞれ高評価をもらった。でも普段着で考えるのはちょっと…。いや、それよりもこの衣装に関してはかなり良い出来だった。自分でも自信を持ってできただけあって本当によかった。
「それじゃあ明日、この服も合わせて着ようね!」
私たちはワクワクしながら明日のことを楽しみにしていた。皆が私の服を着てくれるのがとても嬉しい…。
「お待たせしましたー。」
「さてと、たべよう!」