表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ピュアプラチナ  作者: レザレナ
第七話 クリスマスライブ!
120/295

第七話 第十三部 クリスマスと私らしさ

「うーん…。私も歌詞を手伝ってといわれたけどいざとなると…。やっぱり悩むよなぁ…。」

 私は楓に頼まれた一部の歌詞をお願いされた。それは私だけではなく恭花さんやアリスにも言われた。皆頭抱えて考えているのだろう。私も…良い作品を作るには私らしさを入れなければ。以前ソロで使った歌詞からすこし連想させるのもアリだけど、もう少し新しい部分を見つけたい。うーん、どうすれば。

 コトッ

「頑張って。」

「あ、お母さん。ありがとう。」

「何かあったら相談しなさいね。いつも一人で抱え込んじゃうのだから。」

 一人で抱え込む…たしかにそれは私っぽいかもしれない。でも…こういうときはお母さんに聞くのも…。


「ねえお父さん、お母さん。私らしさって何かな?」

「ハッハッハ。昔から無鉄砲なのは知っているがな。」

「もう! 最近はしっかりと考えてやっているんだからね!」

「でも楓の暗い顔はいままで見たこと無いわね。いっつも楽しそうにやっているから。それがお母さんにたくさんの力を与えてくれているのよ。」

「お父さんも楓の笑顔が見れるのが一番の幸せだからな。」

「えへへ。ありがとうね、なんとなくわかった気がする。」

「また歌詞か。がんばれよ。」


「母さん。私の特徴って何かな? アイドルで自分らしさを詰め込んだ歌詞にしようと思っているの。」

「今まで運動部だったからアイドルっていうのが信じられないからねぇ。いままで経験してきたことをどんどんぶつけてみたら?」

「辛い練習のこととか?」

「そそそ。」

「ふーん。もうすこしじっくり考えてみるよ。」


「ねねね、私らしさって何かな?」

「ありるはね、かわいい! あとかわいい!」

「それ結局可愛いだけになっているよ。私は…真面目な所かな?」

「電波で宇宙人っぽいところ!」

「あはは、いっぱい出てくるね。迷うなぁ。」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ