表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ピュアプラチナ  作者: レザレナ
第二話 勧誘のお出かけ
12/295

第二話 第四部 勧誘とメイド喫茶

「ねえねえ、私一つ意見があるのだけどいいかな?」

 楓は突然私たちの方をむいて言った。

「意見?」

「ニッシシシ、メイド喫茶なんてどうかな?」

 突然ニコニコしながら言葉を発した。それはなんというか、予想外のことだった。

「メイド喫茶?」

「そう、メイド喫茶!」

 恭花さんは驚いた顔で私と楓を見る。そりゃいきなりメイド喫茶なんて…でも…何か引っかかることがある。

「もしかして…メイド喫茶ってお客さんを笑顔にさせる職業だから?」

「ピンポーン!」

 楓は手をビシッとあげてピョンピョン跳ねた。

「だってメイド喫茶って笑顔を作るためには最適なところじゃない。ただ、ただのメイド喫茶じゃアレだからアイドルのようなものもあるところに行けばいいかなって。」

 すると恭花さんも手をポンと叩いて納得した顔になった。

「確かにそれは一理ある。お金も少し余裕あるから問題ないよね。」

「私も大丈夫…。楓は?」

「もっちろーん! でも私、メイド喫茶始めてなのよね。」

「私も…。」

「もちろん私も。」

 そして私たちは一つの目的ができた。アイドル活動がありそうなメイド喫茶を探すことだった。

「上を見れば見つかるんじゃないかな…。」

 そんなことを私がつぶやいた瞬間、ある看板を見つけた。私は指をさして二人に知らせた。

「あのお店ってメイド喫茶で間違いないよね。アイドルやっていますって書いてあるから…。」

「あ、本当だ。間違いないよね。」

「さっすが千代乃ちゃん!!」

 私はちょっと誇らしげにあの店の場所へと移動していった。楽しみだな…。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ