109/295
第七話 第二部 クリスマスと合宿
「ねえ、一つ相談があるのだけどいいかな?」
「どうしたの楓。」
楓がビシッと手をあげて答えた。そして立ち上がり、バンとテーブルを叩いた。
「クリスマスが終わったら…合宿をしよう!」
「合宿…?」
楓にしては珍しい相談だった。しかしこれはやっておくべきことなのかもしれない。このクリスマスまでに合宿をやるのは確かに難しい。だけどいずれ私たちだけのイベントがあるかもしれない。その時は何十曲も歌い続けなければならない。だから…合宿でそれぞれの底上げをするということだろう。
「皆、どうかな!?」
「私は賛成よ。」
恭花さんはすぐに返答してくれた。それに続いてアリスも手をあげる。
「もちろん私も。それと…もう一つのアイドルグループと共に共同合宿ってのも良いなって思うの!」
「いいねそれ!」
アリスも新しい意見を言いながら合宿に関して賛成の意見を出してくれた。皆やりたい。私だってやりたい。合宿を!
「私もやります!」
「全会一致! それじゃあクリスマスが終わるまでにおおよその予定決めておくからよろしくね!」
楓は嬉しそうに答えてくれた。皆の顔が笑顔になる。この笑顔がずっと続くように…もっと頑張らないと…!




