第六話 第十六部 文化祭と元気
「ヘイ皆盛り上がっているかーー!」
「イエーイ!!」
「す、すごい盛り上がり方だね。」
私たちは楓の学校でライブ前に軽音楽部のライブを聞いていた。しかし何だろうこの学校は。誰もがレベルが高い。まるで音楽大国と言ってよいほどのレベルだった。
「楓…このレベルの高さは何なの?」
「私たちの学校はけっこうレベル高いのよ。理由としてはうちの学校、芸能人可の学校だから芸能人も数人出てるのよね。」
「そうなのね。だからこの学校の盛り上がり方は他と違うと思ったわ。」
「私のメイドとの盛り上がり方とは全く違うネ。」
私たちアイドルとの盛り上がり方とも全く違う。この…わーっとした感じは何だろうか。でも盛り上がり方はすごい。やっぱりすごいや。こういう人たちって。
「次の曲いくぜー!!」
一声一声に情熱を持った声で観客を沸かせている。こういうやり方もあるんだなぁ。私たちも見習わないと。
「そろそろ時間だっけ?」
「そう、ライブの時間。今回はライブとCDの販売しか時間がないからね。」
私たちはすぐにライブの準備を始めた。もう満員のようで多くの人たちが待っているみたいだ。ここでも最高のライブを見せてあげないと!
「よーし、頑張るぞー!」
楓が声を出して気合を入れている。楓の元気さがあるから私たちも…元気になれる。ありがとう、楓。