第六話 第十四部 文化祭とCD販売
「ふぅ……。」
「千代乃、今日は疲れずに最後まで思いっきりやれたね!」
「ありがとう。でもここではやっぱり疲れがドッと来ちゃうよ。もうね…。こんなに疲れるなんて。」
でも成長できることが実感できたライブだった。日に日に良くなってきている。これなら…病院に行っても医者から元気になったねって言われるかな…。
「すみません、CDを買いたいという人がたくさんいるのですが…。準備などは出来てます?」
「えっ!? あ、はい。ここにたくさんあります。」
「あ、そうしましたら持って行きますので販売の方、お願いできるでしょうか?」
「もちろんです!」
楓が元気良く手をあげてニコニコしていた。私もそれを聴いて笑顔になっていた。恭花さんもアリスも喜んでいるようだった。CDを買ってくれる人たちがこんなにもいるなんて…。それはそれでとても嬉しいこと。
「千代乃! 早く行こう!」
「はーい。」
私は重たい体をなんとか起こして売り場へと移動していった。私は大きな声の聞こえるほうを見ると行列ができていた。私が出てきただけでも拍手がなるようになっていた。……とても嬉しい。これを聞いてアイドルに興味を持ってくれる人が増えてくれたら…。
「それでは販売を開始します。」
販売が開始すると多くの人たちが並んでいた。一人一枚、来る人皆が嬉しそうな顔で購入してくれる。そして声もかけてくれる…なんてやさしい人たちなのだろうか。
「千代乃、これからも頑張ろうね!」
「私はずっとついていくわよ。」
「わったしもー!」
三人とも、満面の笑みで私のことを見た。そんなのみせられたら…もう…! 頑張ってみせる!




