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第二十九話 スイカズラと捧ぐ

お久しぶりです。


テスト終わりましたので また 今まで通り連載して行きますので よろしくお願いします。

計画通りだ。 紫香しこうくんは すぐに本の虜になった。


本屋さんに2人で行く約束も取り付けた。


それをコッコとピィナに 自慢する。 しないわけにはいかない。 快挙だ。


「あんたも 進歩したよ。 よく頑張った。」


紫香しこうくんも 奥手ですからね。 ああ見えて。」


ふと思い出したのだが 紫香しこうくんとピィナ 2人きりで話していたことがあったよな。


あれ なんだったんだろう。


ピィナも全く触れないし。 タブーなのか。


タブーだったら 触れた瞬間わかるだろう。 適当に話をそらせばいい。


聞いてみよう。 女は度胸だ。


「それね。 私が紫香しこうくんに告白したの。 でも 大丈夫よ。 食い気味で振られたから。」


ふーん。 え?


ピィナが 振られる? しかも 食い気味で。


紫香しこうくんの理想 物凄く高い事が判明しましたね。


というか そんな食い気味で振ってくる奴をよく 『奥手』 なんて言えるな。


いや。 あれか。 ピィナの色仕掛けにも動じなかったと。


そもそもピィナが 色仕掛けをしたかどうか 知らないけどね。 一応伝えておくけど ピィナは 色仕掛けなんかするタイプじゃないよ。


「2人とも黙ってしまうと 怖いですよ? 紫香しこうくんは 好きな人がいるんですって。」


「あー。 なんだ良かったじゃん。 お前にも 望みあるって。 あはは。」


コッコよ。 笑っているが その希望って奴は あると呼べるのか?


その程度の望みを あるというな。


それにしても 紫香しこうくんは 恐ろしいのぅ。 普通ではないね。


私が男だったら 好きな人がいようとも ピィナからの告白を断るなんてできないだろう。 ましてや 食い気味でなんて。


憂鬱だ。 紫香しこうくんと出かけられる なんてはしゃいでた私は 馬鹿だった。


お出かけできたからなんだ。 紫香しこうくんは 好きな人がいて ピィナでさえ 目にも止めないような 化け物だぞ。


私に期待する権利すらあるか 怪しいというのに。


★献身的な愛 愛の絆

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