表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/40

第十話 アイリスの手紙

『誕生日おめでとう。


蓮華草のチョコレート 人気だって聞いたから。


喜んでもらえると嬉しいな。


それと いつも何時から 水やりしてるか教えてもらえるかな?


もしよかったら 教えてね。


伝えたいことがあるんだ。』


チョコレートを食べながら 紫香しこうくんからの手紙を眺める。


やはり あの覗き見事件 知られているのか。 もし そうだとしたら 私 消されるのだろうか。


ま。 そんなわけないけどね。


紫香しこうくん なんだろう。 伝えたいことなんて。 わかんないな。


取り敢えず 来週会ったら 水やりの時間 教えてあげよう。 早いぞ。


いや。 それにしても美味しいな。 このチョコレート。 『蓮華草』のチョコレートは 可愛い上に 美味しい。


文句のつけようがない。 最高だ。 『蓮華草』の店主は 背の低くて可愛い おばあちゃんだ。 チョコレートも おばあちゃんに似て 美味しいのか。


『蓮華草』のチョコレート また 買いに行こう。


紫香しこうくんに 話しかけるの 緊張する。 今から 緊張。


あれ。 ない。 もうチョコレートたべちゃった。


勿体無い。 明日また 食べようと思ってたのに。


そういえば紫香しこうくん なんで私の誕生日知ってたんだろう。 コッコは つまらない嘘なんて つかないし。


私の誕生日 知ってそうな人に 聞いてみようかな。


あ。 明日話すんだし その時聞いてみよう。 本人に。


あぁ。 早く 早く来週にならないかな。


ふぁ〜ぁ。 眠いな。 もう 寝よう。


…………。


やっぱり 眠れない。 紫香しこうくんが 頭から離れない。


★恋のメッセージ 伝言

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ