第一話 デージーになりたい
私 保健委員やってるんだ。 地味だよね。うん。 だから やってるんだけどね。
毎朝 みんなが 面倒がってやらないやつ。 いわゆる 花の水やりを しながら 漫画みたいな すっごいことが 起こらないか 期待してたりする。 本当は そんなこと 起こらないって知ってるから 諦めてるけどね。
最近は 雛木さんって 女の子が すごく可愛いから 真似してみようかな…… なんて。 無理だけど。
友達は 笑ってたけど 私 結構本気なのだよ(笑)
恋してるからね。
意外と必死なのだ。 これでも頑張ってるんだよ。
黒髪ストレートに 黒縁メガネ これと言った 特徴もないのに 目立つためにね。
あ。でも 皆より 背はたかいんだよ。 そんな モデルさんみたいじゃないけど。
あれだよ。 水をもらって きれいな花を咲かせてる 花壇の花タイプになりたい 小さなカタバミタイプなのだよ。 因みに カタバミって クローバーみたいな 雑草の 名前ね。 かわいいよ。 とっても。
雛木さんなんて 見事に わたしの目指してる 花壇の花タイプだよね。ちょうど この デージーみたいに。
背が低くって 華やかで 美しい色で。 それでいて 無邪気に笑うんだよ。 絶対に踏まれたりしない デージーのよう。
いいな。 生まれながらに 花壇の花タイプなんて。
でもね。 私には 秀才っていう才能があるから。 自画自賛できるぐらいの。って言っても 一度も 学年一位とかとったことないけどね。
いいよね。 雛木さん。 頭いいんだよ。 神様間違っちゃったよね。 二物 与えちゃったんだから。
前回のテスト 雛木さん 三位だって。
私 四位ね。あれ おかしいな。私の方が下位じゃん。
二点差だって。 惜しいとか言ってくれる人 いるけど なんの慰めにもならないから。 悲しくなるだけだから。
その二点が 大きいんだってば。
いつか この花みたいに 花壇の花みたいに 美しく咲きたいな。
これ 私の 『夢』ね。
こんなこと 友達に喋ったら 思いっきり 笑われて 終了。
そういうところが 好きなんだけど。
★デージー
無邪気
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