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親友の企み
「…で?なんで叫んだの?」
結局そこ突くか…
別に隠すことでもないし、
いつかは相談する予定だったから
もう言っちゃうか…
『あ…うん。えーとさ…毎日ツマんなくて、頭おかしくなりそうだから、
叫んだらスッキリすると思ってさ。』
「は?毎日がつまんない?どゆこと?」
『あー、なんていうかな、だからさ…』
私は麗奈に、平凡な日々が嫌になったことを話した。
『同じこと繰り返してさ、つまらない毎日を送ってる間にも
時間は経っちゃってるワケじゃん?
なんか…時間を無駄にしてる感じなんだよねー』
できるだけ、明るく言ったつもりだけど、
それをしってか知らずか、
麗奈は、真剣に解決策を考え始めてくれた。
「あー…なるほど、そういうことか…。うーん…。」
麗奈は考える仕草をしたかと思うと、
「梨花子って…たしか帰宅部よね?」
ニヤッとしながら私の顔を覗き込んだ。
私の親友は一体なに考えているのでしょうか?
読んでくれてありがとうございます!
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