つまらない毎日と私の親友
朝起きる。
学校へいく。
友達と帰る。
お風呂に入る
ご飯を食べる
寝る。
これを繰り返す毎日。
そう、毎日、毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日…
『うがぁぁぁあああ!!!!』
「…なにいってんの?」
あら、声に出ちゃったみたい。
そんな冷めた目でいわないでよ…
さっき叫んだ私は高津梨花子。青春真っ盛りじゃない高校1年です。
『ごめんごめん、ちょっと脳内おかしくなってた』
「うん、まぁ、いつものことだしいいよ。」
よくねーよ!
いつものことってなんだ、いつものことって。
この失礼極まりない女子、
もとい私の親友の綾瀬麗奈。
私と同じ高校1年で家がちょっとすごいとこのお嬢様。
お父さんが医者でお母さんが作曲家らしい。
麗奈もたまに作曲していて、私はその歌が好きだったりする。
…これで性格良かったら問題ないのに…
「…梨花子、今失礼なこと考えたでしょ」
『い、いや!考えてない!考えてないよ!」
コエーッ!!なにコレ、読心術?
怖いよーお母さーん怖いよー
「いや、顔に書いてたし」
『いやいや、心読むなし』
「えー( ´・ω・` )」
えー、じゃねーよっ!!
もーヤダなにこの子怖い。
そんなこというけど、
こんなつまらない毎日で、麗奈との会話だけが
私の生き甲斐だったりするんです。