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9話 私、死ぬ。

 視界が白く染まる。


「死なせてあげましょうか〜?」

「死にたいよ」

「良いですけど死ぬと今より、更に苦しいところで永遠に苦しみますよ〜」

「マジかよ、死ねないじゃん」

「ちなみに前回の転生者は500年目ら辺で死んで、今も苦しんでるらしいですよ〜」

「悪魔かよ」

「そうですよ〜」

「は?」

「だから、私は悪魔ですよ〜」


 どうやら私が神かなんかだと思っていたこのクソアマは、悪魔だったようだ。

 全てが腑に落ちる。


「そうだね、私は死ぬよ」

「いいんですか〜?」

「私は考えたんだよ。前回の転生者がより苦しんでいるなら、お前ならそっちを見れば良いはずだ」

「だがお前は、最初に喋った時、暇だとか抜かしてたね」

「つまり、お前はそっちに行ったやつのことは見れないんじゃないか?」

「そうですか、残念です」


 こうして私は、死んであのクソアマに多少の嫌がらせは出来た。


 はずだった。


「なんでこっちでもお前と喋れるんだよ」

「私の出身地なので〜」

「クソが、騙したね」

「騙してないですよ〜、あなたがただそう曲解しただけです〜」


 こうして私は永遠にあのクソ悪魔に笑われながら、前回の転生者達と一緒に苦しむことになったのだった。

 最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます。

 いずれまた、次回作でお会いしましょう。

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