起き抜け
PCで作業しまくってから、色々とガタガタや。
投稿する位の元気はあるけど。
一通りの紹介を終え、部屋を片付けてパーティーだ。
地震に謎に耐久した家、更に蘇生された俺というものがあり、外食なんてしていられない。
「「「うめぇ…」」」
「いつもの味なんだよ~」
各自の収納空間に食料品があり、出る必要がなくなったとも言える。
「全員、神格だから不老不死なんだぜ」
「嫌だなぁ、不老不死」
「兄貴に依存しそうだしヤダ」
それなりに食べたところで、寿命問題を当ててみた。両親も妹も普通に死にたいようだ。
仕方ないものであるが『残念』にはならない。比較的どうでもいい存在なのだから。
「ヨッホォゥ!」
[やっぱり気になってたんだぜ!]
パーティーが終わり、テーブルを収納空間に入れ、寝泊まりの用意。そして寝る前の、ちょっとだけのネットサーフィンが止まらない。
四年は大きかった……。完結、新作、サービス終了と、時代が動いていたからだ。変化が楽しくてのめり込む。なお通信機能および容量はククラさんにより、トンデモないことになっている。
なんだよヨビバイトって。
「中断するしかねぇ……さぁ、楽しい夜を始めよう!」
微小の快楽を特大の快楽で中断させる。大丈夫だ、音は漏れない。
「寝る」
「朝からにして」
「飽きろ」
同意がない。内側でネットサーフィンにしても、魂の振動が伝わるので睡眠妨害になる。これは……。
「いいもん。シュアとぬくぬくするもん」
「ギューって寝かせて上げる」
ヨシヨシ、流石は正妻。こちらの気が悪くならないような言葉遣いだ。擬音は心地好いし、獣人としての『獣が故に語彙が』を体現したかのようだ。耳も尻尾も撫で回したい。表面積を舐め回したい。俺の目に狂いはないのだろう。だが。
「ギブ、ギブだ、カハッ!」
「ンギューー!!」
ギューしているのが、首なのはどうしてなのだろう。しかもこれ魂までノックアウトさせるタイプだ。そうだ、こう考えるんだ『夫の性欲に適切に対応している』と。実際、時空間停止をして年単位でのプレイをする事が多い。
[チェストォ!]
内側からトドメ。
『伝言だよ~。ゼルが起こすまで覚めないから、好きな順番で起こしてね』
覚醒に合わせて魔法が発動する。なるほど、朝からのコースを用意していたのか。配置はどうなっている。
左脇にシュア、右脇にルシュフェル、足の方にオークゥ。壁に寄りかかってヤハラとクレアは寝ており、ククラは部屋の隅で溶けている。
アスカとアロクルも混ざっているが、バルザは別室か? 生存は確認してあるから不安はない。
とりあえず、見られたくない方のルシュフェルからだな。最初に済ませれば覗きの心配がなくなる。
「ルーシー」
首を撫でながら声をかける。ダメだったら、魂の繋がりを利用して衝撃を流すつもりだ。
「ゼノム…」
堕天の主なだけあって、日頃の口は上からの言葉だ。其方、としか呼ばないのを名前で呼ばれれば、鼓動は加速する。
「余を…どうする気だ…?」
「地の底であれ、天の頂きであれ、座に在るべき存在は今朝、性なる波動に身を捩るだけの雌に堕ちるのだ」
「受け立つ」
白黒六対翼が俺を包む。清濁の象徴を相手にどれだけ、持ちこたえられるか……ある種の勝負である。
「ふぅ…起きれば勝手で良いな?」
「好きに世界を見回れ」
負けちゃたよ。本番は二回目だというのに、なんという耐性獲得の早さなのだろうか。
外出許可を言った瞬間に彼女は消えた。
次は………壁の二人、同時だな。
前作は文字数ノルマ2000だったが、今作は気にしねぇ。
「なんか、続けるとダラダラではないか?」
と思った瞬間に『途中』を外すぜ。




