85話
遅くなりました。
85話
『それではこれより、パーティー戦の準決勝を始めていきたいと思います!それとお知らせですが前回の試合でミト選手の使用したスキルですが強力なためこのイベントに限り物理魔法攻撃のみの防御と1試合1分で1回の使用となりました。
それでは準決勝の抽選を行います。』
そして、抽選が行われこんな感じに決定した。
ダンジョン運営委員会
vs
チームX
人狩りいこうぜ!
vs
鈍器ー
いやードラマとかアニメみたいにライバルとか知り合いとは最後まで当たらないのはリアルだとないよなぁ。
知ってたけど・・・・
それにしてもカイたちとかぁ。
因みに準決勝からは試合が少なく待ち時間も少ないこともありそれぞれのパーティーが東西南北の通路入り口を割り当てられそこで待機することになっているが一試合目なので戻らずにミト達がこっちにきている。
「ヤサメくん、カイくんたちとだね。」
「あぁ、そうなんだよなぁ。出来れば決勝でやりたかったけどそんなに甘くはなかったなぁ。」
「まぁでも手加減しないでよね?」
「わかってるよ。」
「ねえねえ僕たちの出番だよね?」
「ん?あぁそうだな。まかせたと言いたいけどカイ達だからなぁ。まぁ、なるようになるか?とりあえずフリューゲルは開幕ブレスかな?」
「いいよー!まかせて!」
□ □ □ □
side カイ
時は少しさかのぼり
うわー、マジかよ。よりにもよってここで敗退確定とは・・・
パーティーの皆にどんな顔で会えばいいんだよ!
「・イ、カイっ!」
「ん、あぁなんだ?」
「さっきから呼んでたが反応しなかったけどそう悲観するなよ」
「そういってもよー」
「まぁ確かに向こうのドラゴン相手でも勝てないのに全員相手は辛いけどよ」
「そうは言ってもやるしかないじゃないの」
「・・・そうだよな!そしたら、作戦を言うぞ!たぶん相手は開幕大技を出してくるとおもうから━━━━━━ってわけで皆よろしくな!」
「「「「おう!」」」」
□ □ □ □
side ヤサメ
うし、そろそろ開始時間だしいくかな?
「そろそろいきましょ!」
「先に言われたけどいくか!」
「僕のブレスが炸裂するよー!」
いよいよだな。
『さあいよいよパーティー戦準決勝第一試合が始まろうとしています!事前調査によると2つのパーティーは、交遊のあるそうですので手の内はある程度わかっているものと思われますのでお互いどう対応するのかが楽しみです!
ですがダンジョン運営委員会の方は威力の高いスキルが多いためそれをどう防いでいくかが鍵でしょう!
逆にチームXの方は手堅いオーソドックスな構成なので攻略方は多くあると思われますがオーソドックスだからこそ力が発揮される編成です!
さぁ、いよいよ時間がせまっております!』
俺たちは司会の、そんな紹介を聞いたあと時間がまだあるようなので軽くはなすことになった。
「カイ調子はどうだ?」
「万全だぜ!」
「そうか、決勝じゃないがお互い頑張ろうぜ」
「あぁそうだな。お前達は明日のコンテストのために早くやすめよ!」
「「っぶ」」
このやろー・・・
「カイくん?」
「は、ハイッ!な、な、な、なんでしょうか?」
「潰すわよ?」
「ひぃ」
ヤバい、カイじゃないけど横で聞いてた俺もだけどカイの方のタンクの人にも聞こえていたようでひぇって顔なってるゎ。
ミトさんは起こらせないようにしよう。
後ろに般若心経なんてもうださせてたまるか!
「よ、よし!お互い悔いのないようにしような!」
「あ、ああ」
『ええ、ハプニングかありましたが試合を始めようと思います。
それでは両者位置についてください!━━━それでは始め!』
『Gugyaoooooo』
『こ、これは!ドラゴンのブレスだぁぁぁぁぁぁ。これは終わったか?━━━━━いや、た、耐えたー!』
「えー、手加減したとはいえたえれるの?」
「まぁ、嘗めてたフリューゲルが、わるい!」
「ガクリ」
「声に出すなよ・・・」
「二人とも来るわよ!」
「「お任せを!」」
アイリスとルナがそういうやいなや二人は突っ込んでいった!
そのまま二人はカイ達を撹乱して連携を崩してくれた。
そこを狙って雨を降らせようと準備しているとカイ達の魔法が飛んで来る。
だけどそこはミトが結界を張ってくれて難を逃れた。
「これで終わりだ!影分身、自動追撃!雷矢雨!」
分身し人数が増えさらに自動追撃の効果で雨というか既に滝のようになった雷の雨が降り注ぎ、カイ達は全員ノックダウンした。
もちろんアイリスとルナは事前に察知して離れていたのでカイ達のみに降り注いでいる。
『し、勝者ダンジョン運営委員会だぁぁぁぁぁぁ!次の試合で決勝の二組がでそろうぞー!』