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84話

おそくなりました。

84話




オレと美琴はデザートを食べたあとアクティビティ的なものを探して校内を観てまわっている。


そしてそんななか中庭を探索しているときにこんなものがあった。



「そこのお二人さんどう?」


「いや、どう?って言われてもここなにするとこですか?」


「フッフッフ」



なんか( ´,_ゝ`)フッとかって吹き出しが見えた気がした。



「よくぞ聞いてくれた!ここは魅惑の足ツボマッサッージアスレチックだ!」


「すいません意味がわかりまんが。」


「ようは裸足で足ツボに効くコースをまわるだけの簡単なゲームさ!」


「あぁ、健康ランドとかにあるやつかぁ。」


「まぁ、そんなもんさ!やっていかないか?」


「美琴どうする?」


「んー、食後の運動にやろっか!」


「そしたら二人お願いするわ。」


「お二人さんごあんなーい」


「はーい!それではお二人さんこちらへどうぞ」



オレと美琴は担当の人についてコースへとむかった。


着いていった先には中庭をぐるっとまわり戻ってくるといったコース説明の書かれた看板がたててあるがどこにどんな足ツボエリアがあるのかは書いてなかったので聞いてみた。



「なぁ、この看板はなんで道順は書いてあるのに足ツボエリア的なのが書いてないんだ?」


「書いても意味がないからさ。」


「どうして?」


「そりぁゃ、ずっと足ツボエリアだからな!」


「「うわー」」


「と、いうことでそこで靴と靴下を脱いで行ってくれ!終わったらそこの水道まで行って足を洗うといい!」



オレと美琴は少し迷ってからお互いの顔を見て頷き合いそれから靴と靴下を脱いで一歩目を踏み出した。


最初のエリアは初心者向け?のようで砂利が敷かれていてそこを歩くだけのようだ。



「ずっとこのくらいならいいのにな。」


「そうだよねー。このくらいだと気持ちいいね!」


「そうだよなぁ。ぐあっ!」


「ど、どうしたの?!」


「いってぇ。この辺りから砂利の下にも何か敷いてあるみたいだ。」


「えー薫くん大丈夫?」


「あぁ、覚悟してれば大丈夫そうだ。」



オレは突如強い痛みを覚えた辺りをよく見てみると三角錐の先端が丸まったものが砂利に混じって出ていた。

さっきそれを踏んだようだ。


よく足元周りをみると似たような突起が巧妙に隠されておりこれはほぼ罠と言っても過言ではないかもしれない。



「美琴気をつけろよ!足元よくみると突起がランダムに設置されて砂利で隠されてるみたいだからな!」


「う、うん。」



それから気をつけて無事ランダム突起ゾーン?を抜けた先にエリアの切り替わりだと言わんばかりに看板が立てられていた。



「なになに、ここからしばらくは地面に足を着けないように竹など設置された足場を通るようにか・・・」


「なんか、先の方をみると軽く剣山みたいに見えるところあるけど大丈夫だよね?ね?」


「さ、最悪美琴はオレが運んでやるからな!」


「薫くんそんなに震えながら言われたら気を使うからやめてね?もしもの時はお願いするけど」


「お、おう」




それからオレと美琴は無事?一周して足を洗って靴と靴下をはいた。



「酷い目にあった・・・」


「でも、お陰で身体ぽかぽかしない?」


「確かにそうかも。心なしか身体が軽い気もするし」


「だね!」


「ちょっと教室戻ってソフトクリーム食べないか?」


「それ、いいね!」



オレと美琴はほてった身体を冷やすためにソフトクリームを食べに教室へと戻った。


そこでソフトクリームとワッフルを頼み二人で半分こして食べた。


そしてこの日は下校に関しては15時以降なら自由という事なのでそのあと帰宅することになった。


さて、準決勝への準備をしっかりしないとな!



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