閑話 sideカイ4
すみません遅れました。
今後の更新ですが本業に復帰し生活リズムが戻るまで週2回ほどの更新となりそうです。
なれてきましたら隔日更新に戻したいと思うので今後とも宜しくお願いします。
閑話 sideカイ4
いよいよ次は本戦の2回戦だ。
対戦相手は“怒酢恋”というチームで元力士とかいう噂だ。
ぶっちゃけリアルでは絶対戦いたくない相手だと思う。
「よし、みんな相手は徒手空拳というか相撲とってくる!
初戦を見る限り物理主体のように見えるから魔法が有効だと思う。だから今回はてけてけとオレがダメージを稼ぐ、与一とグランは遊撃やサポートを頼む。ファームは体力管理と指揮を頼む」
「「「「了解!」」」」
「それから、てけてけ開幕範囲魔法をぶちかましてやってくれ!」
「あぁ!もともとそのつもりだったから任せておけ!」
そして、オレたちは転送され怒酢恋と相対した!
『それではこれよりチームXと怒酢恋の試合を始めたいと思いますので準備をしてください!』
それにしてもなんでこんなチーム名にしたかなぁ。
まぁ決めれなかったオレへの当て付けが9割だと思うけど・・・
おっともう始まるんだった。
『それでは始め!』
「皆いくぞ!」
「おう!」
「さて、いくぞ!フレイムバーン!」
てけてけのフレイムバーンという火系の爆発範囲魔法が相手を包み込んだ!
「「「「「ぐは!」」」」」
「いまがチャンスだいくぞ!」
この魔法でだいぶダメージを稼げたようだが、オレの正面にいた相手にいたリーダーの男を剣に魔法を付与し斬りかかった!
だが
「ふん!」
「なに!」
「簡単にはやられんぞ!はっ!」
「っ!」
オレは突っ張りで剣を弾かれ、カウンターを浴びせられそうになったが、与一の援護でなんとかなった。
「与一サンキュ!」
「おう!」
「いくぞ!」
オレは改めて斬りかかり突っ張りをいなし、連撃を叩きこんだ!
「ぐは」
「ふう、倒したか・・・。次はって、もういないか・・・」
『そこまで!勝者チームX!』
なんとか勝てたようだな。
「みんなお疲れ。てけてけの魔法でほとんど倒せたな!」
「みたか!オレの魔法を!」
「さぁ、みんな帰るぞ!次の次にヤサメ達の試合があるからな!」
□ □ □ □
そして、遂にヤサメ達の試合となった。
対戦相手は殲滅魔法隊か、ここは範囲魔法特化させようと頑張ってるとこだったな。
最初から弓の知識ダメージ系範囲攻撃してたヤサメを羨ましがってたやつらだな。
お、出て来た出て来た。
『これよりダンジョン運営委員会と殲滅魔法隊の試合を始めます。』
『試合始め!』
お、早速範囲魔法の詠唱にはいってるけどヤサメ達はなにもしていない?
いや、ミトが前に出て来て、
「「「「「ふぁ?!」」」」」
なに今の?突然相手が消えた?
『ソコまで!試合終了!』
あとでどうやったか聞いとこう・・・
こうして2回戦が終わった。
明日は文化祭かぁ。頑張ろ!




