閑話side精霊達
閑話side精霊達
side 月の精霊 ルナ (メイド)
今日の予選1試合目はメイドである私がヤサメ様達の邪魔者を排除することになっている。
「ルナ今日の最初の試合はもうすぐ始まるみたいだから無理せずやってこいよ?」
「はい!ですがヤサメ様私はヤサメ様のメイドとして恥ずかしくないように頑張ってきます!」
あぁ、ヤサメ様はいつもお優しい従者でしかない私やアイリスにいつも気を使ってくださる!
「それでは、転送が始まったようなので頑張ってきます!」
私は転送され予選の会場へと転移したようだ。
周りにはやはり近接職の人が多くいますがどうやらヤサメ様同様弓を使う方も折られるようです。
「よう、姉ちゃんそのメイド服似合ってるが戦えるのか?」
どうやら私を見て少し侮ったような方が話しかけてきました。
「お気遣い為さらなくても大丈夫ですよ。私はヤサメ様のメイドですから。」
「な!ヤサメってあの弓使いのか!」
「ええ、そうです。」
「そうかそうか、やつが出ないならチャンスだな」
何がチャンスなのでしょうか?
もう少し様子を見ましょうか。
「このメイドさんはヤサメチームのやつだってよ!やつの本戦出場を邪魔するチャンスじゃないか?」
「そうだそうだ!」
「全員でいこうぜ!」
「いやでも女性の全員でなんて」
などといろいろいっていますがまぁ、かかってきなさいとしか言えませんね。
「いろいろ言っておられますが甘く見ないでいただきたいですね。」
「なにやらメイドさんが居ますがそろそろ始めたいと思いますので準備してください!それでは、始め!」
みなさんこちらに来るのですね。
普段あまり使いませんが今回は糸を使いますかね。
「う、うごけねー」
「なんだこりゃぁ!ぐは!」
「どんどん食い込んでくるぞー!だれかこれ燃やせねぇのか!」
「くそ!燃えねぇぞ!」
「どうなってやがる!」
「それでは皆さんさようなら」
私は硬糸を周囲に張り巡らせそれに他の方達が引っ掛かったので少し引き絞ると全員もれなく倒せたようなので戦闘体制を解除した。
「し、勝者ヤサメチーム!」
「さて、ヤサメ様誉めてくれるかな?」
side愛の精霊 アイリス(執事)
先程のルナの試合は誠に酷かった。
次の試合は私の出番なのでミトお嬢様達のために私が勝つ!
「次はアイリスの試合だね!無理しないようにね?」
「はい!勿論です!」
「あ、そろそろ転送始まるみたいだから怪我だけしないようにね?」
「はい!」
さて、お嬢様の応援もあることですしさっさとやりますかね。
周りがなぜここに執事がいるんだとかいろいろ言っていますが・・・
「それでは始め!」
「うぐ」
「ぐは」
「はぶゅ」
「ぶゅほ」
「ほがぁ」
「あが」
「がびゅ」
「いったいなにが、びゅふぉ」
「し、試合終了!勝者ヤサメチーム」
よし、終わったしあとはお嬢様に誉めてもらえれば・・・
「アイリスお疲れ様!」
「お嬢様かちましたよ!」
「えぇそうね!」
「お、フリューゲルつぎもあるみたいだぞ!」
「え?ほんと?やったー!」
あとはフリューゲルさんがやるようなのであとはお嬢様達の世話をして過ごしましょう!