73話
最近新作の執筆が楽しくそっちばかり力が・・・
73話
「それで、詳しくはなしてくれるんだよな?」
「詳しくも何もねぇ?」
「ねえ?」
「お前ら・・・」
おーカイが拳を握りしめていまにも殴られそうだ。
「何て言うの?ダンジョン初制覇報酬的な?」
「ん?でもお前たちイベントダンジョンそんなに早くから潜っていないよな?」
「イベントの前にダンジョン制覇してたからねー」
「そうそう、あれはジャングルの中だった。ボスが連続で出てくる鬼畜ダンジョン」
「そうあれはただの蹂躙劇」
「そしてオレたちはダンジョンを制覇した」
「そして私たちはダンジョンを支配出来るようになった」
「そしてオレたちはダンジョンを作れるようになった。」
「こんなかんじだよ?」
「なんた今のへんな語りは!」
「気分?」
「気分だよね?」
「だよな?」
「いい加減に・・・」
「悪い悪い、それでここオレとミトが作ったダンジョンなんだよな。」
「それで、知り合いきたらいたずらするのに来たらわかるように設定してここまで誘導したわけ」
「どう?いいかんじだろ?」
「まったく」
「質問いいですか!」
カイのパーティーメンバーの人が質問してきた
「はい、どうぞ!」
「野生のダンジョンはありますか?」
「第3の街にそれぞれダンジョンあるらしいのと各地に隠されてるらしいぞ」
「第3の街のダンジョンは難しいですか?」
「あぁ、とてつもなく長いし大変だ、オレたちはここにいるフリューゲルがいたから攻略出来たようなもんだからな」
「その時レベルいくつですか?」
「90台かな」
「うわーそれ私たち無理じゃない」
「途中で休憩を挟めるからなんとかなるとおもう」
「なぁ、そもそもそのドラゴンはなに?」
「このドラゴンはフリューゲルだ」
「僕はヤサメとミトにくっついて世界をみてまわることにしたんだ。」
「ヤサメ様」
「ミト様」
「「私たちを忘れていただいては困ります!」」
「はいはい、この二人うちの精霊で執事のルナと精霊でメイドのアイリスだ。」
「ドラゴンにメイドと執事まで」
あ、なんかカイのパーティーメンバーが放心してる
「精霊はどこで契約?できるんだ?」
「世界樹の特別クエスト報酬だから他に貰えるのかはわからないかな」
「そうなのか・・・」
「それでさちょっとカイとパーティーメンバーにお願いがあってさ」
「なんだ?」
「こんど新設するダンジョンが完成したら試しにやって欲しいんだよ。問題なければこのダンジョンの入り口から5階はそのダンジョンにして既存の階層は6階からにしようかと思ってさ。」
「どんなダンジョンなんだ?」
「クイズとダンスのダンジョン」
「要するにアトラクション風かな?」
「へぇ、」
「それで、第2陣の初心者たちに上手く利用して貰いたいわけよ。アイテムもちらほら渡すようにして呼び込みたいんだよねー」
「メリットあるのか?」
「あるぞ、人が来たら来ただけポイントが貰えてうっはうはだからな!」
「ねえー」
「まぁ、いいけどよ。それでオレたちに利点は?」
「報酬前払いで今から宝箱チャレンジしてもらおうかな」
「どんなのだ?」
「この宝箱は開けるとランダムでアイテムを出してくれるんだけど種類があって、消耗系、武器系、素材系で好きなのを選んで開けてくれ。」
「因みに当たりはどのレベルだ?」
「例えばアイテムなら蘇生薬、素材ならオリハルコン、武器ならスキル付きとかかな?」
お、カイのメンバーが受けて開けるぞってカイを脅してる?
いやー素直でいいなー
「それでだカイ以外は中身については言わなくていいけどカイは中身教えてくれよな!」
「ということで皆さんはこちらで欲しい宝箱を言ってくださいね。渡しますので!」
「カイは担当おれだな。それでなに?」
「おれは、素材だ!」
「ほい素材よう宝箱」
「よし、開けるぞ!」
ぱふ
「なんか気の抜ける音したけど中身は?」
「ミスリルだ!」
「おー良かったな。当たりの部類だ」
「よし、早速武器作らねぇと!」
「まぁ、慌てるな。お試しダンジョン制覇できたら後払いの報酬もあるからよ!」
「そうなの?」
「あぁ、だからそこからは宝箱取れるから慌てるなよ?」
「わかった。」
「それと、試運転おわったら手直ししたのち入れ換えるから翌日からでもいいから噂を流してくれ初心者が楽しめるダンジョンだとな。」
ということで、商談成立したのでその日ログアウトした。
ヤサメとミトの装備名募集中です。