72話
新作始めました。
良ければお読みください。
あの日食べられた俺は最強へと至る
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72話
ガトーショコラを食べたあとオレたちはログインした。
「さて、今日からダンジョン改造するぞー!」
「「おー!」」
「ん?フリューゲルもやんの?」
「やるよ?というかやっと本格的にやるんだね!ずっとうずうずしてたんだよ!」
「そ、そうなのか」
「よしまずは新しいエリアのコンセプトを決めよう!」
「はい!」
「はい!ミト!」
「私は1~3階を砂漠で4~5が雪山がいいな!」
「うわー、ミトちゃんえげつないね。僕だったらそうだなあ。1~2階を火山3~4を樹海5階をボス部屋かなぁ」
「ふむ、オレは1~2階をトラップとクイズで謎解き系にして、3~4階をリズム感エリアにして5階はボスかなぁ」
「え!そんなことまで出来るの?僕は聞いてないよ!」
「いってないし?」
「えー、ヤサメくんと僕の仲じゃないか」
なんか最近フリューゲルの態度がかるいんだよなー
まぁ、いいけど。
「ところでミトはどうして砂漠と雪山の構成にしたの?」
「えっとね、砂漠で暑さで参らせて雪山で凍えてもらおうかと!」
「いや、このゲームさすがに温度を極端に感じないから意味あるかな?」
「あーそうだった。意味ないよね」
「そんなに落ち込まなくても・・・」
「それよりヤサメくんの案が面白そうなんだけど!」
「確かにね、単品だとただの遊び道具とかだと思ってたけどいくつもクイズやリズムゲームを配置すると嫌らしいダンジョンになるよね。」
「そうなんだよ、これをさ難易度10の1階の前に配置したらもっと人が来ないかな?」
「あ、くるかも!お遊びダンジョンでうれそうだね!」
「そしたら今よりもポイント稼げると思うしいい気がするんだよ。しかももうすぐ第2陣もくるしさ」
「僕もできたら挑戦しようかな!」
「じゃぁ、このダンジョン作るので決定だけど毎日厳選させていこうか!」
「うん!」
「あとは、世界樹のダンジョンでガチャ引いて種類も増やさないとな!」
「あぁ、そうだね!」
そのあと、少しダンジョンの通路の構成など考えていると急にアラームが鳴り出した!
「お!」
「あ!」
「これなに?」
「これはな、ダンジョンに知り合いが入ったとき知らせてくれる音なんだ!」
「へぇ、そうなんだ。それでなにかするの?」
「あぁ!知り合い特別仕様というか逐一嫌がらせをする!」
「うわー、最低だねー。でも楽しそうだね!」
「だろ?」
「さて、やるわよー!」
□ □ □ □
sideカイ
「よし、みんないくぞ!」
「「「「おー!」」」」
オレたちは今日初めて南の森にできたダンジョンへとやってきた。
少し進んで気がついたのだがなんだか事前情報と違う?
「なぁ、みんななんかおかしくないか?」
「あぁ、そうだよな。罠の数とか位置が違う気がする」
「気のせいというか改変されたんじゃないの?」
「いやそんな情報はなかったと思うけど・・・」
「なにせ注意して進もう!」
しばらく進むと行き止まり?いや扉だ!
「これは新しい発見じゃないか?」
「だよね、こんな扉あるなんで情報にないし!」
「よし、あけるぞ!」
そして、オレは扉を開けてみんなで注意して中へと入った。
「よく来たな!」
「ここまで来るなんておバカさんたちかしら?」
「だよねー!」
そこにいたのはピエロの格好をした声からして男女?とピエロ塗装されたドラゴン?だった。
「みんな!戦闘陣形だ!」
「あれれー?戦うの?」
「じゃぁ、耐えてね?」
「皆来るぞ!構えろ!」
相手が弓を取り出したかと思うと上に向けて雨系スキルを放ってきた!
「範囲攻撃だ!範囲外へ!ぐは」
雨が落ちてきたところから着弾するといきなりズシリとからだが重くなりすぐに動けなくなった。
そのあと相手の女?の方が支援をかけドラゴンのブレスに包まれた。
いつまでたっても倒されないことを不振に思っていると
「「あははははははは、ひぃ、わらわせないでくれよ(よ)」」
「ん?お、おまえら!」
「いやー悪い悪い一回ボス役やりたくてさー」
「それにしてもカイの死を覚悟した顔みてると演技だとわかってるからか笑いを我慢するのに死ぬかと思ったよ。」
「というか、そこのドラゴンは?」
「ん?はじめましてだね!僕はフリューゲルだよ。いまヤサメくんたちと一緒に行動してるんだよ!」
「「「「「しゃ、しゃべったーー!」」」」」
「そりゃぁしゃべるだろ?なぁ?」
「だよね?」
「ちょっと詳しく聞かせてくれよ?」
「「はいはい」」
ヤサメとミトの装備まだまだ募集中です!