66話
遅くなりました。
本日からしばらくダンジョン経営編となります。
66話
「んーよくねた。やっぱり我が家はいいね!」
夏休みも終わり今日から新学期ということで昨日の夕方懐かしの我が家へと帰ってきた。
因みに美琴とは何も・・・なくはなかったが無事乗り越えてきた!
今日は・・・
『ピンポーン』
ん?だれだ?まだ6時だぞ
「はーい」
「お邪魔しまーす」
「み、美琴どうしたんだ?」
「朝ごはんたべよ!つくるよ!それとお弁当持ってきたからお昼たべようね!」
「いや、お昼は今日帰宅してから食べるぞ?」
「え」
「始業式だから午前中だけだから」
「そ、そうなんだ?まぁ、知ってたからこれは、冷蔵庫入れといてあとで食べてね?ってことよ?」
「ふーん?」
「それよりも早く支度してきたら?その間に朝食は用意しておくからね?」
「おう!」
そのあと、身支度をして美琴が作ってくれた朝食を食べ美琴と学校へと来たのだけどいく先々で美琴に見惚れる同級生や先輩を尻目に学校へとやって来た。
「私は最初に職員室行ってこないといけないから先に教室行っててね!」
「あぁ!またな!」
「うん!」
美琴は始業式は参加せずそのあとのHRのときにクラスへと先生に連れられやって来たのだが、男子が荒れた・・・
可愛いとか付き合ってくださいとかいろいろ・・・
女子は女子でそんな男連中へ冷たい視線を送っている。
解散となったあと美琴と合流しようとしたら女子が群がり質問攻めにあっている所を連れに言ったら案の定関係を根掘り葉掘り聞かれた。
因みに拓海は別クラスだ。
そして、男子からは
「爆発しろ!」
「これだからイケメンは!」
「オレたちの夢をかえせ!」
とぎゃーぎゃー叫んでいた。
因みに女子は
「「「「「キャー」」」」」
「薫くんと付き合ってて幼馴染みなんてうらやましい!」
「悔しいけどルックスからすべてお似合いだわ・・・」
などなどいっていた。
顔は普通だと思うが・・・
その時
「おーい、薫、美琴帰ろうぜ!」
拓海が来たことでさらに悪化して、まさかの三角関係?!とか拓海×薫尊いとかなんかいってやがる。
三角関係の矢印はどんなのを想像してんだよ!
「おう。いまいく!」
オレは美琴の手をとり駆け出した。
「悪いまたあしたな!」
「あ、ごめんね!またね!」
学校からでて帰宅中に一応拓海にお昼どうするか聞いたら・・・
「お昼は薫の家で食べようと思ってカップ麺持ってきたからお湯をくれ!」
「あぁ、そう。」
そして、家についてオレと美琴は美琴作の弁当を食べ、拓海はカップ麺をすすっている。
美琴が作ってくれたお弁当の中身は、卵焼き、たこさんウインナー、トマト、きんぴら、オレンジ、お握り2こだった。
「美琴弁当ありがとな、うまかったよ」
「えへへ、よかった!毎日作るね!」
「毎日だと美琴が大変だし隔日で交代でつくろうよ!」
「毎日作りたいけど薫の弁当も食べたいからがまんする!」
「そんなにがまんしなくてもいいけど、いいこだ!」
「ごはん食べたしオレはは帰るわ」
「おう、もう少しゆっくりしていけばいいのに・・・」
「またこんど、遊びにくるわ!はやくログインしたいからさ!じゃぁな!」
「じゃあ!」
「またね!」
「それで、美琴はゆっくりしてくのか?」
「んー?少し休んだら私も帰るね」
ということでしばらくして美琴が帰り、帰り際にゲームにすぐログインすることを話してあるので早速ログインした。
□ □ □ □
ヤサメとしてこのゲームの世界にまた起き上がった。
ヤサメが寝ていた寝室は宿屋では真似が出来ないような現在日本の畳部屋である。
ここは、ヤサメとミトの経営するダンジョンこマスタールームがある最下層のうちの一室であった。
「ここで寝起きするのもだいぶなれたな。」
「マスターおはようございます。」
オレのことマスターと呼ぶのは精霊であるルナである。
ルナは見た目メイドさんで能力はスーパー戦闘メイドさんだ。
家事、戦闘、その他いろいろな技能からいまではダンジョン経営の補助機能まで搭載されている。
ミトが来るまで少しダンジョン経営を始めたときのことを振り返ろうと思う。
━━━━━あれは、夏休み後半で船を手に入れた後までさかのぼる。
まぁ、つい先日なんだけど・・・・