64話
本日分です。
ここで謝辞を
いつもフリースキルオンラインをお読みくださいりありがとうございます。
誤字が多いですが見捨てず今後ともよろしくお願いします。
64話
「さて、買い物行かないと行けないわね」
「おばあちゃん私たち行ってこようか?」
「あら、行ってくれるの?」
「ね!薫くん!」
「もちろん!」
「そしたら買ってきてもらいたいもの書くから待ってて」
明美さんからメモ用紙を貰いスーパーへとむかった。
そしてオレと美琴はスーパーへ着いて駐輪場に自転車を置き中に入った。
「いやースーパーってやっぱり寒いくらい涼しくていいよな!」
「まぁ夏はいいけど温度差で風邪引きそうね」
「ありそうだな。」
「ところでメモにはなんて?」
「んー、みた感じハンバーグかしら?」
「なんで疑問系なんだ?」
「玉ねぎとか卵、ひき肉はわかるけどなんでステーキ肉400gあるのかしら?」
「普通に焼くのかすこし細かくして肉感あげるんじゃないか?」
「あぁ、それありそうね。なんか横に固そうな肉とか書いてあるし」
「あとはソース系は?」
「なんかね、薫くんに任せるって書いてあるの」
「それは・・・、そしたら夏だしすこしさっぱり目でいくかな?」
「なにいるの?」
「玉ねぎは買うからいいとして調味料はあるだろうから、ニンニクチューブとショウガチューブかな」
「玉ねぎソース?」
「あぁ、デミグラスソースとかよりさっぱりだろ?それにニンニク入れてコクをだしたら味気なさもへるかなって」
「夜だし、すぐに歯磨きしたら匂い大丈夫だよね?」
「まぁ、そこまでいれないし大丈夫だと思うけど一応匂い消しのタブレットとか買うか?」
「それならあるから大丈夫だよ!」
「そうか、ならいいかな?」
そのあと、必要な材料を買いスーパーをあとにした。
「「ただいまー」」
「お帰りなさい。」
「ハンバーグですよね?」
「ええそうよ。」
「因みにステーキ肉は何に使うのですか?」
「たぶん予想してると思うけど細かくしてして食感を良くするために中に入れるのよ。ちゃんと硬い肉って書いてたでしょ?」
「えぇ、まぁ」
「おばあちゃん私も手伝うね」
「えぇ、お願いね。」
「薫くんはソースお願いね。」
「はい」
ということで、玉ねぎを1こ貰いソース作りに取りかかった。
因みにここ家のキッチンは明美さんの希望で大人3人で調理しても狭く感じないくらい広い・・・
というか、明らかに業務用冷蔵庫とかおいてあるし。
オーブンなどもどうみても業務用だし?
コブタなら丸焼きできるんじゃないか?
と、そんなことよりソース作りだな。
まずはみじん切りにした玉ねぎをオリーブオイルをひいたフライパンで飴色になるまで炒める。
そこに、醤油、砂糖、酒、みりん、酢、ニンニク、ショウガを入れてすこし煮込む最後に粗挽きコショウを少し多めにかけて完成だ。
「明美さん味みてもらっていいですか?」
すると話しながらだしたソースをすくったスプーンを受け取った明美さんが感想を聞かせてくれた。
「いいわよ、あら?美味しいわね。お酢かしら?入ってるから濃厚なのにさっぱりした後味ね。粗挽きしたコショウがいいアクセントでいいわね。」
「私も味見したい!」
「どうぞ」
冗談で指に少しソースを着けて美琴の前に持ってくるとじーと見てきたのでスプーンを出そうとしたら、ぱくりと指を口に加えてなめられたんだけどいつまでも離してくれない・・・
「美琴、いい加減にしなさいよ?薫くん少しイタズラのつもりで出したのにあなたが舐めるから放心してるじゃないの」
すぐにハッとしたかのように美琴は指を離してくれたが・・・
「ご、ごめん」
「オレもまさかホントに舐められるとは思わなくてわるい。」
「さぁさぁ、そろそろ拓海くんも来るだろうし焼いていくから薫くんはソースを器に移してそこにおいておいて。それと二人でサラダ作ってくれる?」
「「はい!」」
そのあと、ちょうど食卓に並べているところで拓海が来てみんなで食事をした。
「はぁ、旨かったです!」
「それはよかったゎ。」
「ハンバーグがひき肉だけじゃなくて肉の粗みじん切りみたいなのも入ってて食べ後耐えあったしソースもさっぱりしたあと味なのにコクがあって上手かったしさすが明美さんですやね!」
「あら、嬉しいわ。けどソースは薫くん作なのよ?」
「おーそうなのか!さすが薫!」
「お前なぁ・・・」
「そういうところ変わらないわよね。」
「まぁな!」
「褒めてないけど?」
「え?」
しばらく談笑して洗い物は拓海も手伝い早くに片付けも終わりみんなで部屋にいくことに・・・って、やべーじゃん!
一緒に寝てるのばれる!
「そ、そういえば部屋暑いしリビングで話さないか?」
「え、でもここまで来たしいいじゃん。美琴の部屋はまずいかもだけど薫の部屋ならいいだろ?」
「だよ!」
(「み、美琴まずいだろ?」)
(「あ!」)
美琴にだけ聞こえるようにいうと気づいたようで慌てたがときすでに遅し・・・
「おー、デカイベッドだな!」
「そ、そうなんだよ。なぜがデカイベッドでさぁ」
拓海は気づいているのかいないのかわからなかったがなんとかやり過ごせたのか。
遅くならないうちに拓海は帰宅していった。
「この後どうする?少しだけやるか?」
「うーん、寝る準備して船だけ取りに行こうよ」
「あぁ、そうだな。」