61話
本日分です!
61話
美琴の祖父母に連れられてオレたちがきた場所は・・・
「「ぶっ!」」
「汚いわね。なに二人して吹き出してるの!」
「いや、おばあちゃんだってここ式場・・・」
「そうね、式場ね。」
「因みになにしに?」
「そりゃぁ、あなた達の式の予約よ!」
「「いやいや」」
「冗談は置いておいて目的地はこの隣のレストランよ」
「このレストランの株を持っているんだが株主優待で食事券が送られてきたから食べに来たんだよ。」
と、幸三さんが車を停めて追い付いてきたのかそう言っていた。
「あぁ、そうなんだ。」
「さすがに式場は驚きました。」
「まぁ、この式場とレストランは提携しているから帰りに式場紹介はあると思うわよ」
「「・・・」」
オレたちは美味しい料理を食べて、その後式場紹介を受け帰宅したのだった・・・
まぁ、美琴はやはり女の子だけあってドレスや会場を見学するのがとても楽しかったらしく常時キラキラした目で見ていた。
んー、どんどん話が進んでいっている気がする。
さて、晩飯だが今日はオレが準備させてもらうようにお願いした。
さすがにただごはん食べて寝るだけっていうのは心苦しいから家事の手伝いを申しでたがいいと言われたのでせめて出掛けたときは作らせて欲しいとお願いした。
今日のメニューはお昼がっつり食べたので爽やかに軽めの料理にしようと思いサラダうどんにしようと思ったのでうどんをゆでて氷水でしめてサラダを盛り付け中華ドレッシングをかけてだして、冷蔵庫に入っていた食べるラー油を好みでかけてもらうために食卓に出しておいた。
夕食のあとはレストランでお土産として貰ったパウンドケーキを食べながらまったりと過ごした。
さて、夜寝るのだがベットは一つで一緒に寝ている。
自宅でも一緒に寝ていたからドキドキはするが美琴と寝ると落ち着くので前までは背中合わせで寝ていたが今は手を繋いで寝ている。
□ □ □ □
さて、翌朝朝食を食べたあと。
久々にログインした。
「んー、久々にログインしたねー」
「だなぁ。」
ん?メッセージ来ているな。
「運営からお知らせ来てるね」
「あぁ、メンテナンス内容の説明か?」
「よんでみよっか」
「あぁ」
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運営からのお知らせ
今回のメンテナンスでは、各種システムの定期メンテナンスと一部プレイヤーの現時点でのレベルカンストを確認しましたのでレベル上限の上昇処置を取らせて頂きました。
レベル上限以降に倒したモンスターの経験値は次回にモンスターを倒したあとプールされた経験値も一度に反映されますので一度に大幅なレベルアップがあっても仕様となっております。
また、公式ページにイベント上位のパーティ名を公表しております。
上位入賞パーティのリーダーにはアイテムを贈らせて頂いてありますのでメンバーへの分配を行ってください。
今後ともフリースキルオンラインをよろしくお願い致します。
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「とりあえずアイテムミトの分渡すな」
「うん」
ミトにアイテムを渡した。
そして、そのまま各種強化アイテムを使用した。
「ユニークスキルはゆっくり考えるか」
「すぐには決めれないものね!」
「あとSPはまぁレベル上がったときにまとめてフルかな」
「そうだね。私もそうする」
「強化チケット使ったけどステータス+値が15ずつ増えたけどこれかなり凄いな・・・」
「だよね。上位に入った人たちもみんな貰ってるのかな?」
「たぶんオレたちより内容は軽くなってると思うけど強化チケットは貰ってそうだからかなりの強化になったろうな。」
そんな話をしているときカイからメッセージが来た。
「カイからメッセージきたみたいだからちょっと待っててくれ」
「うん」
なになに?
話があるから連絡をくれか。
コールするかな?
コールとはゲーム内の電話機能だ。
コールて呼ぶとすぐにでたようだ。
「なんだ?」
『おう、ちょっと最初の街で会えないか?』
「ミト、カイがいまから会えないかって」
「いいよ」
「いまから行くからどこにいけばいい?」
『そうだな、ギルド近くのカフェでいいか?』
□ □ □ □
「お、ヤサメ、ミトこっちだ!」
「おう?そちらの皆さんは?」
「あぁ、パーティメンバーだ。」
「紹介頼む」
「まずは、こっちのがヤサメとミトだ。」
「で、オレのパーティメンバー達だ。」
それぞれ自己紹介してくれて。
タンク グラン、ヒーラー ファーム、マジシャン てけてけ、アーチャー 与一
と、名乗ってくれた。
そのあといろいろ雑談をしたあと本題へと入った。
「うん、それでなんだ?」
「実は相談なんだが、今回イベントで2位になったんだが賞品をどれ選ぶかで迷っていてな。1位なら全て貰えるらしいから装備強化チケットの効果教えて欲しくてな」
「それはいいがそもそもオレたちが1位だとなぜおもったんだ?オレたちは二人だから必要スキル覚えれないから不参加だとか思わなかったのか?」
「いや、なんとなく?」
「おい!まぁ確かにオレたちは1位取ったけどさ。」
「どうやったんだ?」
「内緒だ。」
「だよなー」
「とりあえず装備強化チケットの効果は装備のステータス上昇値合計の+15だな。+値が複数なら多い方に多く振られるようだぞ。それとオレたちは契約精霊とか入れると5人パーティだ」
「!」
「精霊なんているの!?」
といままでよこで話を聞いていたマジシャンのてけてけさんが聞いてきた。
「うん、いるよ!だけど見せれないかな・・・」
「だろうな、むしろ簡単にはなしてくれたのが驚きだ」
「まぁ、かくしてはないからな」
「だろうな。それより強化チケットかなり強力だな。」
「あぁ、オレたちの装備はたぶん既にほぼ最終装備といってもいいレベルだから迷わず使ったけどたぶんカイ達の装備だと使うのは勿体ないかもしれないな。」
「確かに15上がるなら既にいまの装備の数値を超えてるから勿体ないのはわかるけど二人の装備素材くらい教えてくれてもよくないか?」
「どうする?」
「教えてもいいんじゃない?」
「教えてもいいが再入手は難しいと思うぞ」
「それでもいいよなみんな?」
「「「「うん!(あぁ!)」」」」
「まぁ、カイのパーティメンバーだから信用して話すが世界樹系素材だ」
「「「「「ぶ!」」」」」