53話
本日分です!
よろしくお願いします!
53話
翌朝美琴は今日の昼ごはんを食べたら帰宅するとのことで午前中はゲームはせずにリラックスして過ごしお昼を食べたあと家まで送った。
ゲームへのログインは14時からすることにしてあるので送ったあとはトイレなどを余裕をもって済ませログインした。
ログインすると最初の街の宿屋の借りた部屋で起きた。
ミトはまだいない?いや、いた。
「なぁ、ミトなんでオレのベッドで添い寝してんの?」
「いや、だってもう帰ったから寂しくて?」
「まぁ、いいや」
リアルも可愛いけどゲームだとエルフだから補正あるのか知らないけど何時もよりいっそう可愛くみえるんだよなぁ。
「さて、ヤサメくん早く行くよ!フリューゲルくんも待ってるだろうし」
「だな!」
□ □ □ □
世界樹の街へとやって来たのだが今日は街に住むエルフの人達から視線がすごいなんでだ?
ヒューマンからはそうでもないのに・・・
「なぁ、ミト今日なんか見られてない?」
「うん、エルフの人達から敬うような視線があるよね?」
「あぁなんでだろ?」
お、あれはクルールさんか?
ちょうどいいし聞いてみるか。
「あ、クルールさーん!」
先にミトに声をかけられた・・・
「こんにちは、お二人と・・・も?」
「どうされました?」
「クルールさん?」
「っは!私は・・・」
「どうされました?」
「これは失礼しました。お二人の装備から世界樹の力を感じたもので・・・」
「あーそれでか・・・」
「みたいね」
「実はこの装備以前世界樹の害虫駆除依頼のときに倒したモンスターの糸などから作った防具なんです。あと、武器は世界樹の精霊より分けてもらった世界樹の枝から作った装備なのです。」
「なんと!防具の方はあのモンスターを倒した方々が腕のいい職人に作ってもらうことはあるのでそこまで珍しいというわけではないのですが世界樹の枝から作られた武器というのはここ数十年以上いえ数百年なかったと思うので驚きました。」
「それで街のエルフ族のみなさんから視線があったのですね」
「ええ、そうだと思いますが枝から武器を作ったものを持っていると認識しているのではなく世界樹の気配がなぜ強いのかという好奇と敬愛の視線だと思います。」
「そうなんですね。」
「もし良ければエルフ族の皆さんに武器のこと話して貰えますか?」
「いいのですか?」
「えぇ、なぜ気配が強いかわかれば見られることも減るかなと。勝手に決めたけどミトもいいか?」
「もちろん!私からもお願いします。」
「わかりました。内密に告知しておきます。」
「内密に告知って・・・」
「告知はしますが外部に漏れないように箝口令ですね。」
「そこまでしなくても」
「いえ、エルフなら世界樹から選ばれて枝を貰った者へ強奪など謀るものはいないのですが外部のものだと滅多にないことなので何があるがわからないので必要です。」
「それならお願いします。」
「お願いします。」
「では、そろそろ世界樹のダンジョンに行きますね。」
「私も一度もどるので途中まで一緒に行きましょう。」
世界樹のダンジョン入り口までクルールさんと世間話をしながら移動しダンジョン前で別れる前に世界樹と世界樹の精霊に改めてお礼をいうことにした。
「「枝を分けて頂きありがとうございます。お陰でいい武器ができました。これからも見守ってください!」」
と、ミトと一緒に考えたことを言うと・・・
『えぇ、お礼は受けとりますが以前にも聞いていますしそんなに気にしなくてもいいですよ。』
「「「!」」」
突然世界樹の精霊が顕現したことで周りにいたエルフ達やまだ近くにいたクルールさんやオレ達は驚き皆黙っていると
『驚かせましたね。申し訳ありません。』
「い、いえそんなことないですよ。」
「です!」
『一度出来た武器を見せて頂いていいですか?』
「「はい!」」
世界樹の精霊に武器を見せるとなにか呟いたかと思うと武器が光だし次第に光が消えると武器を返された。
『武器に所有者固定の魔法をかけました。これでどんなことがあろうとこの武器はあなた達のものですよ。あと、離れたところにあったとしても呼べば来るようにしましたので大事にしてくださいね。』
「「ありがとうございます!」」
『それと・・・』
「「それと?」」
『ふふふ、これは内緒です。ではまた会いましょう』
そういうと世界樹の精霊は消えていった。
「消えたな」
「行っちゃったね。」
「最後の言葉気になるな」
「気になるね」
「まぁ、気にしてもあれだし一旦忘れようぜ」
「うん、忘れれるかなぁ・・・」
そのあと世界樹の精霊が顕現したことで周りが賑やかになったとかならないとか
ヤサメとミトの装備名募集しております!
よろしくお願いします。