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51話

遅くなりました。

本日分です。よろしくお願いします。

51話




「朝か・・・」


「何が朝かよ。プール行くんだから早く用意しましょ!」


んー、なんか普通に一緒に寝てるよなぁ。さすがにそろそろ我慢の限界が・・・、いやダメだ乗り切るんだ!


「あぁ、朝食準備してるから先に顔洗ってこいよ。」


「うん。」


そのあとオレたちは朝ご飯を食べ昨夜用意しておいた荷物の入った鞄をそれぞれ持って家をでた。


「そういえばプール行くとは聞いたけどどこのプール行くの?」


「あぁ、そういえば行ってなかったな」


「今駅に向かってるだろ?そこから4つ先の駅で降りてそこからバスでプールにいくんだ。」


「あー、昔行ったことあるかも」


「一昨年に改装したらしいから楽しみにな」


「うん」






□ □ □ □





「うわー」


「中だけじゃなくて外も改装してるんだなぁ」


「記憶の中のと全然違う!」


「よし、中に入ろう。さすがに平日と言えど夏休みだから学生が多いなぁ。」


オレたちは受付で更衣室の鍵に中で現金の代わりに使うバーコードが付いたものを貰いそれを持って中を進んでいった。


「ねぇねぇ、ゲームセンターとか温泉施設とかいろいろあるんだね!」


「あぁ、複合施設に改装したらしいからな。プールの目玉は日本2位の長さを誇るウォータースライダーらしい」


「そこは日本1じゃないんだね」


「複合施設にしたせいで土地が足りなかったらしいぞ」


「それって・・・」


「まぁ、プール行こうか」


「うん。」


オレたちは着替えが終わったらどこで待ち合わせるかを決めそれぞれロッカーへと向かった。


まぁ、オレは下に履いてるからすぐなんだが・・・


ちょっと早く出すぎたせいでまだ美琴はいないようだった。


「あの、すいません。お兄さん一人?それとも友達と来てるの?」


うわー、久々ににナンパされた。オレなんかナンパしてなにがいいんだか?ホントにこれだけはわからないけど早く断らないと美琴に誤解されたらいやだし、追い払うか。


「いや、彼女と来てるので」


「えー、彼女さんより私たちと遊ぼうよ。絶対その方が楽しいよ!」


「そうよね。お兄さんカッコいいし、帰りそのあとも楽しいことしてもいいんだよ?」


「いや、だからそういうのけっこうですので」


はぁ、こんなのあるからあまり外行きたくないんだよなぁ。

最近は美琴と一緒にいたから無かったけど。ホントになんでオレをナンパするかな?


「あ、薫ーお待たせ!それでこの人達誰かな?」


「いや、ナンパされて断ってるんだけど」


「あ、お兄さんごめんまたね」


ナンパしてきたお姉さんたちは美琴を見ると慌てて離れていった。


「美琴助かった。」


「もう、薫自分がスッゴくイケメンだというのいい加減自覚しなきゃダメだよ?」


「いやいや、普通だろ?」


「もう、まぁいいからいこ?」


と、いって美琴は手を出してきたので手を繋いでプールに向かった。


「それにしても、美琴水着スゴく似合ってるよな」


「えへへ、ありがと。あとでパーカー脱ぐからその時またしっかり見せてあげるね!」


「ん、あぁ」


「照れて可愛いなぁ薫は!それと薫もその水着似合ってるよ!」


「それはよかったよ。」


「なんかちょっと小腹空いてきちゃったからおやつでも食べたいなぁ」


「たしかに朝軽めだったからおやつ食べるか。んーなにかいいのはないかな?」


「あ、あれ食べてみたい!」


「あぁ、なんか今流行ってるとかなんとか聞いたことあるような?ロールアイスだっけ?」


「それそれ!」


ロールアイスとは冷やした大理石などの台の上でヘラなどてアイスをロール状にしたものを可愛く盛り付けたスイーツだ。


「ちょっと待ってて買ってくるから。なに味がいい?」


「そうだなぁ、チョコレートで!」


「了解、じゃぁいってくるな」


「うん、あそこのベンチ空いてるから座ってるね!」


「あぁ!」


買いにいったのだがそれなりに並んでいて買うのに20分ほどかかってしまった。

薫待ってるだろうなと思いながら向かうと・・・


「いいじゃないかよ。一人なんだろ?」


「だから彼氏と来てていま彼を待ってるんです!」


「さっきから来ないじゃないの。彼氏いないんでしょ?」


はぁ、美琴可愛いからなぁ仕方ないけどイラつくよなぁ。

オレは後ろからナンパしている男の肩をつかんだ。


「人の彼女に何しているのですか?」


「げ」


「美琴待たせてわるいな。結構並んでて遅れた。」


「ううん、いいよ。」


「先食べてていいからな。」


「うん。気を付けてよ?」


「あぁ、っていなくなってる」


もしかしてあれか美琴と話してる間に逃げたな?

まぁ、都合がいいけど。


「よかったぁ。さ、たべよ?」


「あぁ」


「薫はなに味にしたの?」


「オレは、ストロベリー」


「薫ストロベリーのアイス好きだよね」


「そうかなぁ?」


そのあとオレたちはお互いのアイスを一口ずつ食べさせあい、プールを楽しんだ。


「そろそろ、お昼だね。」


「お昼どうする?そこら辺の屋台で食べるかもうプールから出て先にお風呂入ってそれからレストラン行くかだけど。」


「んー、そしたら軽く食べて遊んでお風呂行ってご飯を食べるで!」


「おう」


それからオレたちはプールを楽しみお風呂に入りご飯を食べ帰宅した。


家に着いたら時間は4時を過ぎた所だった。


「微妙な時間だな。疲れたから少し休みたいけどご飯を作らないといけないからなぁ。」


「今日ご飯カップ麺とかでもいいよ。」


「カップ麺かぁ。幾つかあったと思うしそうするか」


「うん。そしたら私も疲れたから少しお昼寝しよ?」


「あぁ、一応目覚ましかけてっと」


そのあとお昼寝をして洗濯をしたあとカップ麺をすすって時間があるのでゲームにログインをするのだった。


あえていわせてください。

この小説は健全な青春を方針としております!

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