49話
遅くなり申し訳ありません。
7月9日ログアウト時のセリフ修正しました。
49話
ログアウトしていつもよりお腹が空いていたのでふと時計を見るとすでに時計の針は13時をまわっていた。
「薫お昼なにする?」
「大分遅くなったし簡単にそうめんとかひやむぎでいいか?」
「ざるそば食べたいな~」
「あえてざるそばか・・・。あったかな?」
「そんなこともあるだろうから持ってきてありますとも!」
と、美琴は自分の荷物からそばの乾麺を取り出しながらいった。
「じゃぁ、それ茹でるから持ってきてくれ」
「うん」
時間もないのでポットに入っているお湯を鍋に移し足りない分として水を足して湯を沸かしている間に薬味と市販のつゆを準備した。
そのあとは乾麺をゆでてゆで上がったら水で洗い、氷水で冷やし水をきり盛り付け二人で食べるのであった。
「ところで美琴いつまで泊まるんだ?」
「あれ?言ってなかったっけ?」
「おじいちゃんとおばぁちゃんが金婚式で~とかはきいたけど何時までとは聞いた覚えがない気がする。」
「そしたら・・・、二人の仲が今より深くなったら帰る!」
「深くなったらって、お前なぁ・・・」
「だってー」
「んー、よし!そしたら明日ちょっとデートでも行くか?」
「いくー!けどどこ行くの?」
「そうだなぁ。プールでも行くか? 」
「プールかぁ、水着買わないと無いんだけど」
「そしたら、午後からのゲーム控えめにして夕飯含めてデパート行くか?」
「近くにないよね?」
「あぁ、そうか。美琴知らないか。自転車で10分ほどのとこに出来たぞ。」
「え?そうなの?」
「あぁ、有名な全国にあるあのデパートが去年オープンしたんだよ。」
「楽しみ!」
「そしたら、まずはフリューゲルとの約束の時間に間に合わせないとな!」
「うん」
□ □ □ □
「おーいフリューゲルいるか?」
「ここだよ!」
「おまたせ!」
「そしたら続き行くんだがちょっと夜に予定があってな次のボス倒したら戻りたいんだけどいいか?」
「いいけど、次の探索は翌朝になるのかな?」
「悪いけどそうなるな。」
「そっか、そしたらまた寝て待ってるよ。」
「ごめんね?フリューゲルくん」
「わるいな。」
「いいよいいよ!」
「よし、36階いこうか」
そして、36階へと続く階段を降りると目の前に広がっていたのは・・・
「砂漠に銀世界と続いて次は湿地か・・・」
「歩き辛そうだね。」
「あぁ、しかも沼もあるからワニとかもいそうだね。」
「まぁ、それだけじゃないけどな。」
「注意していきましょ」
「ねぇ、二人ともさっきから気になってたんだけど僕のこと忘れてないかな?」
「「あ」」
という事でフリューゲルに乗って沼地もサクサクすすんで早くもボスのいる40階へとやって来た。
「フリューゲルがいるとあっという間だな」
「だね。」
さて、ボスはなにかなぁ?
ボス部屋へと、入ると中央にいたのはライオンか?
「ライオンってアフリカとか乾いたところにいるイメージなんだが」
「湿地にいるのもいるみたいよ?」
「まぁ、倒すから関係ないけどな」
数はある程度いるが今さらなところがあるしサクサク倒してしまいあっさりとおわった。
んー、影分身の数増えたのもあるけど呆気なかったなぁ。
「すぐおわっちゃったね。」
「だよな。さて、フリューゲル悪いがここで戻らせて貰うな。」
「いいよいいよ!さっきも言ったけど大丈夫だから。」
「わるいな。それと次来るのたぶん明日の夜になると思う、もしかしたら明後日になるかも知れないけど大丈夫か?」
「大丈夫だよー。ゆっくりしてきていいからね」
「ありがとう。また!」
「ごめんね。またね!」
□ □ □ □
さて、ログアウトしたわけだがまだ行くには少し時間が早いか?
「以外と早く終わったから時間的に夕飯考えると早い気がするけどもう行くか?」
「行くけど準備するからそんなに早すぎるってこともないと思うけど?」
「たしかに、汗だけでも流したいかも」
「あーそれ私もかなぁ」
「先シャワー浴びてきて良いぞ」
「うん、じゃぁ先に入ってくるね。」
「あぁ」
「覗いてもいいからね?」
「覗かないよ」
「むぅ」
こうしてオレたちは行く準備をするのだった。
次回予告
美琴は薫を悩殺てまきるなか!