46話
本日分です。
46話
さて、やって来ました26層!
「やっぱり暑いなぁ・・・」
「早くスズシクナール舐めよう!」
「だな。」
「あ、塩飴・・・。飴なのにすぐなくなる不思議」
「涼しいうちに行きますか!」
「うん!」
因みにルナとアイリスは、本人?本精霊いわく暑いも寒いも執事、メイドには関係ないので飴は要りません!とかいって使っていない。
確かに見た目あせひとつかいていないので大丈夫なのだろう・・・
砂漠は早く抜けたいので少し勿体無い気もするが宝箱は基本無視しようと思っている。
そのため結構サクサク進むことができている。
モンスターは芋虫を巨大にしたようなワームという亜竜の一種とスコーピオンズというさそり型の群れ(最低10匹)で襲ってくるモンスターのみで別段苦労もしなかった。
レベルもまだ66と格下であるのも大きいと思う、レベルは流石にある程度数を狩っていても経験値が少ないため上がることはないが30階からは適正レベルなのでがんがんレベルも上がるだろうと思っている。。
ちなみにワームとスコーピオンズとのバトルは、こんな感じだった。
ワームの場合
収束、自動追撃からの火矢雨で沈んだ。
スコーピオンズの場合
モンフェロドール、自動追撃からの土矢雨で串刺しにして倒した。
正直自動追撃はいらなかったかもしれないからがレベルが不安だったのでこれでよかったと思うことにした!
と、そんなこんなで進んでいるとオアシスが見えてきた。
「オアシスで少し休憩しようか。」
「そうだね!」
オレとミトがオアシスへといこうとした時
「お待ちください!マスターの前方に色が少し濃い地面があるのが分かりますでしょうか?」
「ん?あぁ、わるな」
「あれは流砂です!」
「おーあれがそうなのか!」
「初めて見た!」
「お二人は流砂がどういったものかお分かりのようですね。それならわかっていると思いますが避けてすすんでください。」
流砂は初めて見たがオアシスの近くにだから地面が湿っているだけだと思っていたから危なかった。
流砂はよく蟻地獄のようなものと勘違いされがちだが実際は底なし沼のようなものだ。
「うわー!キレイ!」
「ホントにキレイな水だな!」
「現実だったら泳いだりしたら気持ち良さそうだけどここだと泳げないよねー」
「まぁ、泳げなくはないけどダンジョンで泳ごうとは思わないよな。」
少し、ミトと話していると突如空が暗くなったので上を見るといままさに降りてこようとしている竜がいた!
「ミト!」
「うん!」
ミトにバフをかけ直してもらいデバフもかけて貰おうとしたとき
『ちょちょっと待ってくださいよ!』
「「「「ん?」」」」
しゃっべった?
『水のもうとしただけで攻撃されたらたまりませんよ!』
「あぁ、悪い驚いて思わずな」
「す、すみません!」
『穏和な僕だから良かったものの他のやつだったらえらいことですよ!』
「所で貴方はいったい?ちなみにオレはヤサメでミトとルナ、アイリスだ。」
と、順番に紹介していった。
『これはご丁寧にどうも。僕の名前は暴風竜フリューゲルって言います!よろしくお願いします!』
「ところでフリューゲルさん」
『さんはいらないよ!僕もさんは、つけないから!』
「じゃぁ、フリューゲルはどうしてダンジョンに?」
『なんか空を飛んでたら面白そうなもの見つけたから入らせて貰ったら中に広いとこあるから飛びたくなって散歩してたんだよ!』
「あ、そうなんだ。」
あの街大丈夫か?てかこんなデカイのどうやって入ったんだ?
『ちなみに入ったときは小型化してエルフたちに見つからないようにして入ったんだ!』
「へぇ・・・」
『で、君たちどこ行くの?』
「最下層までいきますよ。」
『僕もついていっていいかい?』
言うと同時に小型化して1m程の大きさのマスコットみたいなデフォルメされた姿へと変身した。
「か、可愛い!」
ミトが抱きついた!
「ちょ!ミト!」
『ミトをどうにかしてよぉ。く、くるしい』
「だって、可愛いんだもん!」
「だもんって・・・、それより離してやれよ死にそうになってるぞ」
「あ、ごめんなさい。」
『ふぅ、危うく死ぬとこだった・・・』
「気を取り直して進もうぜ!」
「はーい」
『よろしくな!』
フリューゲルが仲間?に加わりダンジョンを探索を再開した。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
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