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44話

遅くなりました。

44話




「さて、中に入ったけども・・・」


「ホントに世界樹の下なんだねってすぐわかる内装だよねー」


「あぁ、通路の至る所に神秘的な根が生えてるからなぁ」


「とりあえず、アイリスちゃんとルナちゃん案内お願いね!」


「それと、20階までは探索終わってるそうだからそこまでは最短で頼む」


「「お任せください!」」


ということでサクサク地下を進んでいくと5階の階段があるという付近に来ると地味だが大きな門があった。


「ボス部屋か?」


「もしかして5階層ごとにとか?」


「そうかもしれないなぁ・・・」


「とりあえずいってみましょうよ!」


「あぁ」


オレたちは扉を開けて中へと入ると、そこにはオーガが5体居たのでサクッと倒して先へと進んだ。

だってこの階層のレベル45レベルでまだまだ格下だったのだから。


ただこのダンジョンがイベントダンジョンと同じルールであるなら最終的に90レベルになるということになるのだが・・・


まぁ、なんとかなると信じて進むしかないんだけどな!


そこから何事もなく20階までやって来た。


「さて、時間もいい時間だしこの階層クリアしたら一旦もどろうか。」


「うん!」


という事でこの階層もサクッと進みちょっと豪華になったボスの扉を開いた。


「ふむ、次のボスは鳥?」


「あれは、コカトリスではないでしょうか。」


「特徴は石化ブレスを吐きますので気を付けてください!」


「まぁ、いつも通り狩るから大丈夫」


という事で収束を使って倒した。


「さて、戻りましょうか。」


「あぁ」





□ □ □ □




「宿いこうか。」


「だね。」


「あ、クルールさんか?」


「戻られたんですね。」


「はい。」


「どうでした?」


「とりあえず事前に聞いていた20階層まで進みましたけどそのあと他の方はどうです?」


「もうそこまでいかれたのですね。先行したもの達はいま22階ですね。」


「意外と進んでいないのですね?」


「えぇ、そこまでいくと同格や格上のモンスターなのとダンジョンも複雑化してるらしく今先行組は休息のため地上に戻ってきています。」


「そうなのですね。」


「私たちも休憩したらまた潜りますね」


「えぇ、でも無理はなさらずにお願いしますね。」


「「はい!」」





□ □ □ □





「ふう疲れたー」


「んー」


横で美琴は延びをしていた。

オレはなんとなく拓海に電話をした。


「お、でたな」


『なんだ?』


「なんとなく今回のイベントの進捗聞こうと思ってさ」


『まぁ、順調かな?一応俺のパーティーは平均40レベルはあるから前半難易度4でレベル上がり次第5行くことにしたぞ。』


「そうなのか」


「あれ?薫だれにかけてるの?」


「拓海だ」


『ん?美琴いるのか?』


「あぁ」


『仲のいいこって、所でお前ら二人で大丈夫なのか?』


「ん?あぁ、うちは万能執事とメイド精霊いるから大丈夫だ。」


『すまん、意味がわからねぇ。というか精霊?そんなのいるのか?』


「あぁいるぞ、因みにオレたちなんか特殊ダンジョン攻略中だ」


『まてまて、特殊ダンジョンってなんだよ』


「なんか、第3の街で起こったぞ。因みに世界樹の地下道っていうダンジョンで50階あってクリア報酬100ポイントだそうだ。」


『なにそのポイント数と階層数難易度はどのくらいなんだ?』


「50階のボスが90レベルのはずだ。今のところ1階が40レベルで順調に1階ずつ1レベルずつ上がってるからな。まぁ、いまのところはだけどな」


『もしかして各地にそういう特殊なダンジョンができてる?』


「それはわからないけどあるのかもな?」


『それはいいことを聞いたが、探す時間が惜しい気もするな』


「それは、オレたちも偶々補給のために街へいったら起こったからなぁ」


『そっかぁ。まぁいい情報サンキューな』


「あぁ、それじゃぁまたな!」


『あ、そうだ夕飯食べに行っていいか?』


「いいけどなんでだよ?」


「え?拓海くるの?」


「らしいぞ?」


『親出掛けるらしくて飯ないんだよ。いいだろ?久しぶりに薫飯がこいしいしよ!』


「いいけど、きっも」


『ひでぇ、準備したら夕食代で貰ったお金でデザート買っていくからよろしくな!』


「あぁ、美琴もいるからな!」


『了解、美琴二人でお楽しみのところ悪いな!じゃぁ!』


「ということらしいぞ?」


「むー」


「そうむくれるなって。」


「今日も一緒に寝てくれないといや!」


「はいはい、わかったから。な?」


「で、今晩はなにするの?」


「そうだなぁ。チャーハンでもするか?」


「うん!」


「じゃぁ、さっさっと下ごしらえしてあいつがきたら作るか。」


ということで、オレはさっと玉ねぎのみじん切りとカニかまをほぐしレタスも適当にちぎり卵をとき、ご飯を炊いた。


次はスープを作るのにお湯をわかし、コンソメを入れ塩コショウで味を調えワカメを入れ火を止めた。あとはよそってネギとゴマいれて完成だ。


そこまでやった所でピンポーンと呼び鈴がなり。

美琴が出て拓海だったようで中に入れていた。


「よ!」


「じゃまするぞー」


「ほんとにねぇ」


「なぁ、薫ぅ。美琴がひどい」


「いつもだろ?」


「いや、まぁそうだけど・・・。あ、これお土産のプリン冷蔵庫いれとくな」


「え!プリン?拓海やるじゃない!見直したわよ!」


「おー流石プリン中毒者」


「あーそういえば家きてからプリン与えてなかったから飢えてるのか・・・。すまん、美琴」


「ううん!いいの薫がいれば!」


「あー、おあついこって」


「さて、今日はチャーハンだから手洗ってまってろ」


「うーす」


「じゃぁ、私はお皿だしとくね」


「たのむ」


オレは用意していた玉ねぎをたっぷりな油で炒めそこにご飯を入れ卵を入れ炒めしばらく炒めたらレタスとカニかまを入れ塩コショウそれとオイスターソースとごま油をいれ混ぜたら皿によそって完成だ。


多くつくったのでおかわり分もある!

拓海たべるからなー・・・


スープも同時に暖めていたので盛り付けて完成だ。


「できたから持っていってくれ!」


「「はーい」」


「よし、じゃぁ食べるか。」


「「「いただきまーす」」」


オレたちは残さず食べ終わり、少し食休みにトランプなどをしてお開きになった。


「じゃぁまたな。うまかった!」


「それはよかったよ。」


「じゃぁね!」


「気をつけて帰れよ」


「あぁ」


その夜は約束通り美琴と寝た。

大事だから2回いうがなにもなく寝た!何もなかったからな!


ここまで読んでいただきありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
[良い点] プリン中毒者とは...同士よ!
[一言] 薫さん流石に擁護できねーわ ヘタレ バカ 種無し!
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