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38話

本日分です!

38話




ルナとアイリスの案内によりオレたちは順調にダンジョンを攻略している。

いまちょうど半分の5階層を終えたところだ。

ここまでで所要時間はまだ1時間ほどで来ている。

何故かというと1階同様宝箱など全くなくただひたすら迷路とモンスターを倒して進むだけであり、モンスターも20レベル以上下なので全く苦戦もせず進めているからだ。


「んー、こうもなにもないと暇だよな」


「だよねー」


「お嬢様とヤサメ様、この階には宝箱があるようですがどうされますか?」


「オレは中身の確認は何度かして有用では無さそうなら無視してもいい気はするけど」


「そうね。私もその意見かも。だけど適正レベルのダンジョンとか格上のダンジョンなら宝箱からも有用なものがでるきがするからそのときは開けて回ればいいかもね!」


「それでは、このダンジョンの宝箱は数度開けて中身の確認後有用なものがなければスルーして進むということでいきますね!」


「うん、お願いね。アイリス!」


「はい!」


ということで、この階層の宝箱の所へと案内してもらい、ルナに宝箱の解錠をしてもらった。


「んー、中身はお金と装備だけどこのダンジョンの適正くらいか・・・」


「適正の人なら欲しいアイテムだけど、私たちが装備してるものより少しいいくらいだからまだいらないかな?」


「たしかにな、微妙に戦力あがってもこれなら誤差だろうしな。」


「とりあえず、もう何ヵ所かまわってみてね!」


ということで、何ヵ所か階層を進みながら回ること5ヵ所で現在9階だが中身は消耗品やお金が少しなど最初ほどのアイテムも出なかったのでこのダンジョンでは宝箱はスルーして進むことに決定した。


「マスター、この階層を抜けるとボスですが休憩などは大丈夫ですか?」


「ミト大丈夫か?」


「私は大丈夫よ?」


「そしたらボス倒したら休憩することにしてさっさっといくか」


ということで、ボスのいる10階へとやってきたのだが目の前には大きな朱色の金で縁取りや装飾のされた立派な扉が現れた。


「おー、かなり豪華だな?」


「いかにもってかんじだね?」


「マスター、私とアイリスで開けますがよろしいでしょうか?」


「あぁ」


「おねがい!」


「「それでは!」」


ギギギーとなって扉が開かれた先に居たのはゴーレムと呼ばれる岩の巨人であった!


「岩ならこれでどうだ!収束火矢雨!からの収束氷矢雨!」


火で熱して、急速に冷やすことでゴーレムは砕け散ったのだが・・・


「ヤサメみて!なんか光ってる石を中心にして砕いた石が集まってるよ!」


「核?を壊さないとだめなのか?それなら!もう一度収束火矢雨!」


ズッドドドーン


【難易度5ダンジョンクリア】


「倒したみたいだな。」


「おつかれさま!」


「それにしてもこういうモンスターもいるんだな。」


「だね。まさか核とかあるなんてねー」


「さてクリアしたのはいいが何処から出るんだ?」


「マスター、あちらからかと思われます。」


ルナが示すところを見てみると床に魔方陣?のようなものが描かれておりうっすら光ってるところがあるのでそこに向かっていき皆で無用心だと思いながらも乗ってみた。


【地上へと帰還しますか?はい/いいえ】


とでたので『はい』を選択した。


【地上へと帰還します。】


すると、入り口前にでた。


【難易度5のダンジョンのデータを接収しました。】


「「ふぁ?!」 」


「これがもしかして、ダンジョンマスター(仮)の能力か?」


「かな?」


二人で周りに聞かれないように小さな声で話していたが最初の驚き声で注目を浴びていたが、転送機能に驚いたと思われたようですぐに視線はきえた。


「まぁ、そうだろうけど今はまだ仮だから関係ないからどんどんやろうぜ。」


「だね。とりあえず少し休憩したら難易度5をあと2階最短で周回しようか」


ということで、休憩を挟み周回するのだがこのダンジョンは入る度にルートの変わる不思議系ダンジョンでは無かったようで先ほどのマッピングしたものとおなじだったためなんとかお昼になる前に走り抜けてクリアすることができた。


「んー、なんか難易度5だと微妙だったな」


「たしかにねー、毎日難易度1つずつ上げてく?」


「それで行けるだけ行ってみるか」


「うん!」


「とりあえず今日はなんか疲れたしお昼食べたらまったりしない?」


「さんせー!ヤサメの家いっていい?」


「いいぞ」


「そしたら後で行くねー!因みに今日おじいちゃん達今年金婚式らしくて旅行に行くらしいからその間お泊まりしてもいい?」


上目遣いでお願いされたら断れないだろ・・・


「あぁ、もちろん!」


「やったー!そしたら準備していくからね!」


と、抱きつきながら言うもんだから周りからの嫉妬の視線が・・・


「あぁ!」


まぁ、オレも気にせず抱きしめてるけどな!




ここまで読んで下さりありがとうございます。


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